今日から臨時休校...農場の生き物たちは生徒の皆さんがまた元気に登校できる日を待っています!

【校長室便りR2-01】 4月も第4週目に入りました。昨日は農業にも大きく関係している暦「二十四節気」「穀雨」でしたが、これは昔から「田んぼや畑の準備が整い、それに合わせるかのように柔らかな春の雨が降る頃」をいい、まさに昨晩から今朝方にかけての雨はそういう意味のある雨であったと思います。

新型コロナウイルス感染症が国内そして県内でも拡大する状況の中で、やむを得ず、県内の県立高校は本日(4月20日)から来月6日まで臨時休校となりました。

本校でも、今日からしばらくの間は生徒の皆さんは自宅学習となり、農場からも元気な声は聞こえてきません。しかしながら、農場の作物や家畜たち、生き物たちは日々成長をしながら生徒の皆さんがまた元気に登校してくれる日を待っています。

生徒の皆さんが学校に戻るまで、高農の農場の「いきものがかり」は私たち教職員。

責任もって農場を守りながら、皆さんがまた元気に戻ってくるのを待っていますよ!

農場にあるブドウ「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の温室の状況です。このブドウは岡山県が130年も前から栽培してきた高級ブドウで、エジプト原産の原種であり、今もなおこれに優る品質のブドウはないと言われる高級なブドウです。

今の状況は、茶色い去年の枝「結果母枝(けっかぼし)」に着いた芽が発芽し、新梢(しんしょう)となり伸びつつある状態。この緑の枝が「結果枝(けっかし)」となり、今年の房を着けていくことになります。これからは、この枝の管理とこれから出てくる果房の管理が重要となってきます。

 

 

 

 

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