高農「農場」の朝は、牛舎での搾乳からスタート!

【校長室便りR2-02】 朝7時頃に牛舎をのぞいてみると、何頭もの牛たちが搾乳ブースに順序よく並び、自分の順番を待っていました。本校の牛舎には現在、29頭の乳牛がいますが、その内の13頭が搾乳牛、つまり毎日牛乳を搾る牛です。牛舎では、毎日、朝の6時半と午後4時の2回、搾乳作業を行っています。本来ならば、専攻の生徒の皆さんも午後のSIS(スクール・インターンシップ:課外実習)で午後の搾乳作業を学びますが、今は全てを担当の先生方が担ってくださっています。

先生にお聞きすると、一頭の牛から平均して毎日25~30kgの牛乳を搾るそうです。搾られた乳は牛の体温に近い温度ですが、そのままにしておくと細菌が増殖して乳質が悪くなるため、「バルククーラー」で4~5℃に保たれて貯蔵され、2日おきに出荷されるとのことでした。搾乳を終えた牛たちは、気持ちよさそうに、また餌を食んでいました。

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