受精卵の採取を行った91号牛(キャリー号)に人工授精の準備中です。
14日に人工授精を行う予定で準備をしています。
4月30日に受精卵の採取を行い採卵後にホルモン処理をしました。
牛の膣内にシダー(黄体ホルモン、プロゲステロン剤を浸み込ませている繁殖機材)を挿入し12日目にシダーを抜くことで2日後に発情をおこす方法で人工授精をする予定です。
無事種付けができ受精すると280日後に本校で最高な優秀牛の誕生です。
- シダー挿入中には陰部から青い糸のようなものが少しのぞいています。
- シダーを抜く時には青い糸の部分を持って軽く引っ張ります。
- シダーを引っ張って抜き始めると膣部が刺激されるので背中を丸めます。
- シダーの全体像です。シダーは、膣部に固定できるように先端部が2つに割れT型になり膣部に固定されます。
- シダーの説明書きです。 牛の繁殖用に用います。今回は12日間膣内に挿入し子宮の回復と繁殖準備をしていました。