高農『研究発表会』Week②<園芸科学科>

令和5年1月19日(木)

 園芸科学科は、感染症対策を考えて本校「格技場」を会場に開催しました。体育科の全面協力の下、格技場に椅子を並べ、スクリーン・ワイヤレスマイクを設置すると簡易ホールの完成です。各所に消毒液を置き、換気も行いながらの開催でした。7名の保護者にも来校いただき(3年生保護者、事前申し込み制)発表を観ていただきました。

 園芸科学科では、果樹・草花・園芸セラピーの3つの専攻別にそれぞれ、1~3名の計18組が発表を行いました。発表後の質疑応答の時間では常に数名の手が大きく挙がり、色々な質問が出され、発表者は一つ一つ丁寧に回答していきました。園芸への熱い思いや意欲を強く感じさせられる発表会でした。

 発表を終えたばかりの2人の3年生にインタビューを行いました。答えてくれた、園芸科学科3年井上琴愛さん・香山笑子さんありがとうございました。

Q. 専門学習の総仕上げとも言える「課題研究」。一年間の取り組みを終え、後輩や保護者の前で発表を終えた感想を教えてください。

A. 一年間を通して「課題を決めて研究する」ということが初めてで、最初は何をしたらよいかと困ったんですけど、前年度の先輩方の研究を参考にしながら取り組みました。大変なこともたくさんありましたが、一緒に取り組む仲間たちと協力しながら良い研究ができて良かったです。今日の研究発表では緊張した中でしたが、大変だったことなども含めてしっかりと伝えられたのでとても良かったです。(香山笑子さん)

 この一年間課題研究を通して、長期休業中も登校して取り組むなど大変なこともあったんですけれど、実習場所の危険個所の改善(自身の課題研究のテーマ)などに取り組んできて、みんなが安全に実習ができるようになって、やりがいをとても感じました。今日の発表では、緊張して早口になった部分もあったけれど、一年間自分がやってきたことを精一杯伝えることができたので、良い研究発表会になりました。(井上琴愛さん) 

 園芸科学科の皆さんお疲れさまでした。2年生はこれから自身の課題研究のスタートです。きっと「あんなことをしてみたい」とか「こんなことができるのではないか?」など胸が高鳴っていることでしょう。

 

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