本校No1のゲノミック評価(遺伝評価)で、全国約3万頭の中から812位の評価をしていただいた牛から受精卵を採取しました。
(畜産研究所、家畜保健衛生所のご協力大変ありがとうございます)
未経産牛(分娩をしたことのない牛)のバージンフラッシュ(種付け前の牛から受精卵を採取する)での実施です。
4月中旬からホルモン処理(過剰排卵処理;排卵が1個ではなく多くの卵子ができるような処理)をはじめ、14個中から凍結保存可能受精卵が10卵採取できました。
この受精卵が岡山の家畜改良に繋がればいいと思います。この牛には5月中旬には、種付けをする予定です。本校の牛の能力アップにつながり、優秀な牛群作成につながればと思います。
- 牛を保定します。 採卵用の装置類です。
- 尾根部に麻酔注射をし直腸の動きを止めます。
- 91号牛(キャリー) バージンフラッシュでの採卵です。
- バルーンカテーテルを子宮角先端部に装着しています。
- バルーンカテーテルの子宮角内の状態です。
- ウォーターバス内に子宮角内を洗った液内に受精卵があります。
- 子宮角内を還流(かんりゅう)します。
- 採卵した受精卵を保温した状態で管理します。
- 採卵された91号牛(キャリー)の凍結可能な受精卵10卵です。