Japanese mint
2015日本はっか復活プロジェクト

「在来作物」で清涼感演出
ハーブ商品化プロジェクト


 1月30日の連携会議後、準備を進めてきた日本はっかハーブ商品化を含む就業体験に行ってきましたので、その活動を報告します。
 平成25年度から在来作物である日本はっかというハーブの復活、活用事業に取り組み、3年目を迎えようとしています。
岡山県立高松農業高等学校 園芸科学科
 農業クラブ・園芸セラピー専門分会
 
   ハーブ班 3月24日号
    
めざす商品
 在来作物『日本はっか』をブレンドした紅茶
     ↓ ↓ ↓
     はっか紅茶、あるいははっかレモン紅茶

 紅茶研究家・宮本英治氏によると、
   「ミント(はっか)と紅茶」、「レモン系ハーブと紅茶」の相性は良いとのことです。


 日本はっかは高農産、紅茶はアーリーモーニング産を想定。

 『はっか紅茶』商品化の意図
 ・岡山の在来作物を活かす一環。
 ・日本はっかという在来作物を活用する事により市場での再評価を促す。

ご協力ご指導に感謝!
紅茶農園『アーリーモーニング』で就業体験

  3月23・24(月・火) 新見市大佐小阪部
@ 茶樹(幼木)への追肥作業
 
  約50アールあまりの茶園に、7名で実施。
   
追肥の目的:来年の雪害に耐える体力を付けるために追肥。
 
   樹種:べにほまれ(紅誉)、紅茶用樹種
宮本オーナーから追肥の指導 追肥作業
幼木に追肥した状況 植えて約1年の茶園
約10年後に生産ほ場になると言う。
A日本はっか、紅茶を含むハーブ商品化研修
 
紅茶工場を見学学習
(3月24日)
ペンション「アーリーモーニング」 紅茶工場
ペンションの上に建設
B地元新聞、備北民報が取材
 2015年4月6日掲載
C紅茶の学習、並びにブレンド実習
 はっかのブレンド割合は極めて小さく、加え入れすぎると、清涼感が強すぎること、そして紅茶の茶葉も普及版的な茶葉でないとコスト的にきびしいことも学びました。
 また、乾燥したはっか茶葉を粉砕せずそのまま入れ込むというアイディアを、宮本オーナーからいただきました。
宮本オーナーから
ブレンドについてお話
はっかを粉砕しブレンド中
ブレンドされた紅茶 ブレンド後の試飲
C実施後のレポート作成
 要点を書くように指示。
追肥について 感想

いいご縁に感謝!
『宮本英治氏』をお迎えして

 紅茶農園・アーリーモーニング代表取締役紅茶研究家
  1月30日(金)施設野菜実習室にて 2年生代表が参加
アーリーモーニングとは
・ 日本のダージリンをめざした茶園
・ 日本紅茶協会「おいしい紅茶の店」にも認定された紅茶専門店

ブランド名Eiji Miyamoto
平成16年9月ペンション、紅茶農園開園(33歳で転職)
・ 農林水産省6次産業化認定事業者(平成25年度)
会議の概要
@ 新商品の共同開発に協力し合うことは可能。
A ローコストのパッケージの共同企画・開発。
B 日本はっかと紅茶の相性は良い。
C 実習に来ないかとのお誘い(就業体験)。

ある日本はっか(和種薄荷)を探している。
 『秀美』という品種の日本はっかを探しています。倉敷の試験場で育種された最後の品種で、農林8号。雄性不稔で、ペパーミントとの交配種でティーに向いているそうです。

2015プロジェクト2月8日号
2014プロジェクト12月1日号
2014プロジェクト9月27日号
2014プロジェクト6月7日号
2013プロジェクト10月10日号
2013プロジェクト9月20日号
2013プロジェクト7月30日号
2013プロジェクト7月12日号
2013プロジェクト6月10日号
2013プロジェクト5月28日号
2013プロジェクト5月10日号
2013HERBプロジェクト 
主な指導機関、支援・協力事業所   順不同
・株式会社
 ベーシックプロダクト
・森特許事務所

食工房ぶどうの木舎

・株式会社マルイ大福店

・森 雄二 氏(2014.5〜)
・宮本英治氏アーリーモーニング
        
(2015.1〜)
・株式会社田頭茶店
  (広島県呉市)
・福山通運株式会社岡山支店

・社会福祉法人王慈福祉会
・北見ハッカ記念館
・東洋薄荷工業株式会社