
園芸科学科Horticultural Science
フルーツ、フラワー、
農園芸の福祉力で生活を豊かに!
学科の目標
園芸科学科には園芸セラピー、草花、果樹の3つの専門分野があり、これらの学習を通して園芸に関する幅広い知識を、実習を通した体験的な学習活動によって身につけ、将来園芸分野の関連産業に積極的に関わろうとする意識と態度を身につけた人材の育成を目指します。この目標達成のために、園芸作物の栽培に関する知識・技術の習得、園芸作物の加工品製造や販売に関する知識・技術の習得、園芸作物がもつ癒やしや潤いを生活の中で活用できる知識・技術の習得を学習の中心に据えています。
3つの専門教育
Horticultural science|01
園芸セラピー専攻


園芸セラピー専攻では、メロンやトマトなどの野菜類とハッカをはじめとしたハーブ類の栽培を学習の中心にして、それらを活用した商品開発や交流活動を行っています。ハーブを活用したブレンドハーブティーは人気商品であり、更に現在はハッカを利用した新商品の開発に力を入れています。

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野菜の栽培
地域で栽培されているメロンなどの野菜を中心に栽培しながら、管理方法や品質向上などの研究に取り組んでいます。
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ハーブを利用した商品開発
ハーブの活用方法として、ハーブティーの製造販売やハッカを用いたハッカサイダーの開発に取り組んでいます。
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園芸福祉に関する取り組み
芝人形(植物のもつ癒やしの力)を活用して、近隣の学校や福祉施設などと交流活動を行っています。
Horticultural science|02
草花専攻


草花専攻では、花壇苗や鉢花を種から育て綺麗な花を咲かせるよう栽培し、育てた花を使用した花壇づくりを通して、魅力的な植物の利用方法を学んでいます。また、地域への花苗販売や近隣施設の花壇を生徒が主体となりデザインから植栽も行っています。室内園芸装飾作業やフラワー装飾作業の国家資格の受験やフラワーアレンジメントの大会にも参加しています。
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草花販売実習
本校のふれあい市や地域の販売会、花き市場での販売会等で花苗や寄せ植えを販売しています。
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資格取得
国家検定の室内園芸装飾作業、フラワー装飾作業の取得にチャレンジしています。
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花壇装飾
駅から学校までの花壇、校内の装飾、地域の花壇だけでなく企業の花壇装飾も手がけています。
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フラワーアレンジメントへの
取り組み農業クラブフラワーアレンジメント競技、全国産業教育フェアフラワーアレンジメントコンテストなどの大会に参加しています。

Horticultural science|03
果樹専攻


果樹専攻では、くだもの王国岡山を代表するモモである清水白桃、ブドウのピオーネを中心とした各種果樹の栽培方法や特徴について学びます。モモ、ブドウの他にもナシ、ミカンやキンカン等のカンキツ類、ブルーベリーなどの低木性果樹などの栽培にも取り組んでいます。また、栽培した果樹を利用した加工品の製造も行っています。
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様々な果樹の栽培
モモ5品種、ブドウ6品種、カンキツ類5品種、ナシ2品種、ブルーベリー5品種、キウイ2品種、その他鉢植え果樹など多くの果樹、品種を扱っています。
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加工品の製造
収穫した果実を利用したモモジャムやブドウジャムの製造、干し柿や端材を利用したドライフルーツの製造を行っています。
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鉢植え果樹
大木になりがちな果樹を家庭でも利用できるよう鉢植え栽培に取り組んでいます。