
農業土木科Agricultural Civil Engineering
めざせ!
未来の環境をつくるエンジニア
学科の目標
災害から人々を守り安心して暮らせる生活環境や豊かな自然環境、生産性の高い農業環境などをつくりあげていくのが農業土木分野です。そしてこの分野の技術者が必要とする知識や技術について学ぶのが農業土木科です。国や県庁・市役所などの公務員(農業土木・土木職)や関係企業に従事する人材、関連大学などへ進学する人を輩出することが目標です。
その目標を達成するため、公務員試験対策や国家資格取得に関連づけした授業の実施、測量の技術を競う県大会や全国大会、設計の技術を競う橋梁模型製作コンテスト、材料の強度を競うコンクリート甲子園などへの挑戦を通じて確かな学びや経験ができる場面づくりをしています。
未来の地域環境を創造するエンジニアを育てることに挑戦し続けていきます。
各専攻の目標
設計 | 土木構造物にかかる力学の理解と設計計算や製図技術の習得を楽しみながら学んでいきます。 |
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施工 | 土木施工技術の習得やコンクリート強度についての確かな知見を、実習・実験を通して身に付けます。 |
環境 | 農業土木技術者は「環境」分野についてもその習得を求められており、中でも水環境や景観、及び土壌環境への理解や評価する力を実験・実習をとおして深めます。 |
測量実習 | 最新技術による実習や競技会への挑戦を通じて測量技術者に必要な知識・技術・態度を身に付けます。 |
3つの専門教育
Agricultural civil engineering|01
設計専攻


力学を楽しみながら理解していけるよう、自分で設計した橋を模型製作します。完成後は橋の中央に30kgの荷重をかけて耐えられるか強度実験もします。大阪で開催される橋梁模型製作コンテストに出場し実力を競い合います。
(2024建設技術展近畿橋梁模型製作コンテスト学生部門で審査委員会特別賞を受賞)
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材料を加工しています。
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協力してつくります。
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ドキドキの30kg 載荷試験
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コンテストは思い出の一つ。
Agricultural civil engineering|02
施工専攻


例えば舗装路の改修やカーブミラー設置など校内のさまざまな場所で工事しながら技術を身に付けます。またコンクリート甲子園への挑戦を通じて目標を決めて探求的に学ぶ経験ができます。
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現場を測量しています。
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傷んだ舗装を剥がしています。
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剥がした場所を整地しています。
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新しい舗装材を施工しています。
Agricultural civil engineering|03
環境専攻


水質・大気・騒音・振動・土壌・悪臭などの一般測定項目の基本項目を測定できる学習環境を整えています。さらに、流速観測・流量調査などの応用測量の技術や土壌物理実験を総合して、汚濁負荷量の推定や防災基礎調査も実現可能です。
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水の流れのエネルギー調査
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水深の計測
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現場研修
測量実習

UAV(ドローン)及び3D点群処理システムによる最新測量実習や測量が専門の社会人講師による実習・講座の実施、測量競技会への挑戦、測量士補受検など、確かな力を身に付ける機会が多くあります。
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UAV測量
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3D点群処理システム
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平板測量
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セオドライト測量
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水準測量