農業科学科(有機専攻) 有機無農薬ホウレンソウ収穫

有機専攻では、5月20~21日に「有機無農薬ホウレンソウ」を収穫しました。

収穫したホウレンソウは袋詰めして、校内で販売したり味彩館に出荷したりしました。

みなさんも学校が再開したら、ぜひ購入し食べてみてください。

有機専攻では収穫したホウレンソウを一つ一つを丁寧に洗います。これは、土を落とすためだけではありません。

有機無農薬栽培では害虫などがいる可能性があります。それを葉の一枚に至るまで細かくチェックしながら洗い流していきます。

洗い終わったホウレンソウは230g以上になるように計って、袋詰めしていきます。

袋詰めが終わると、「おかやま有機無農薬農業」認定の証であるラベルを張って出荷準備が整います。

収穫したその日のうちにお店に並ぶ、一つ一つに手間暇をかけ、愛情のこもった有機無農薬のホウレンソウ。そんなホウレンソウの素朴な味わいを皆さんも是非味わってみてください。

農業科学科(作物専攻)畑作編 サトイモ・スイカの管理

圃場に植えたサトイモとスイカは、毎日ぐんぐんと生長しています。

前回の投稿はこちら↓

サトイモの定植   ・サトイモの芽出し

スイカの定植    ・空中栽培の準備

今後も順調に生育できるよう、今日は以下の実習を行います。

○サトイモのマルチ抑え

○スイカの摘心(てきしん)

 

サトイモは、風になびいたマルチが株元の葉を傷つけてしまうので土で株元を覆い保護していきます。

こうすることで、株元の傷口からの病気や腐れがなくなり初期の生育が良くなります。

スイカでは、摘心(てきしん:成長している芽を摘み取り、外側の芽を伸ばす)を行います。

スイカは、一番生長しているツル(親ツル)の葉が5~7枚のタイミングで摘心することで外側のツル(子ツル・孫ツル)に栄養が行きわたり甘いスイカがたくさん収穫できます。

葉の枚数を数え摘み取っていきます。

摘心したツルが今後の生育で迷子にならないようテープを張り目印を付けます。こうすることで必要なツルだけを仕立てることができます。

日頃の管理が植物の収量や品質を左右するため、毎日観察し適期に管理ができるようにします。

6月から生徒と観察できるいいですね!