ハムスターの健康を守れ(畜産科学科)

3年生の専門科目「課題研究」で「ハムスターの飼育環境」というテーマで取り組んでいる生徒がいます。今日、ハムスターが普段と違った行動をしていることに気づきました。耳の後ろを後ろ足で掻(か)いています。皮膚病や寄生虫だと治療が必要です。患部を柔らかいブラシでこすり、皮膚の一部を顕微鏡で観察。すると数匹のダニを発見。すぐに薬を塗り対処しました。採取されたダニは標本にして今後の研究材料にします。日ごろの観察が大切なことを再認識しました。

農業科学科(有機専攻) アイガモ農法

本年度も高松農業高校に15羽のアイガモがやってきました。

有機専攻では、「アイガモ農法」に取り組んでいます。

1年生全員で手植えで田植えを行った、有機無農薬水田での取り組みです。

防獣杭を打ち防獣ネット張るといった、アイガモを放す準備は1年生と有機専攻の2年生の実習で行いました。

アイガモを放す準備の終えた田んぼに、有機専攻の3年生のがアイガモを放しました。初めてふれるアイガモは想像以上に温かく元気がよくて、びっくりしたといu様子で田んぼに放していました。

アイガモ農法では、アイガモが雑草を食べることによる除草効果や、アイガモが動き回ることによる防草効果、さらにアイガモのフンなどが肥料として働き元気な稲が育つといった、化学肥料や農薬が一切使えない有機無農薬栽培では無くてはならない効果があります。

そして何より、田んぼを泳いでいるアイガモは愛らしく、眺めていて心が癒されます。

アイガモたちが働きで元気のよい稲が育ち、おいしいお米が収穫できることを期待しています。

今後の稲の生長や、田んぼの様子を注意深く観察し、見守っていきましょう。

 

農業科学科(作物専攻)畑作編 ダイズ播種

今日は1年生の総合実習でダイズを播種しました。

まず、畝をレーキで整地して均等にしていきます。

畝をきれいに作ることで出芽が揃い、水も均等に行き渡ります。

次に、メジャー使い株間30㎝×条間20㎝の所に播種する目印を付け、播種していきます。

覆土(ふくど:種まき後に上から土をかけること)は種子の2~3倍の厚さが基本です。

目印の穴を調節しながら播種します。

作物専攻では並木植で栽培します。

こうすることで、風にあおられてもお互いで支えあい倒伏を軽減させてくれます。

ダイズは収穫まで約6か月かかります。それまでに、害虫の防除や台風の被害を少しでもなくせるように管理していきます。

正月のおせち料理に向けしっかり管理します!