梨の収穫をしました

この日は、3年生の果樹専攻生が梨の収穫を行いました。果樹園では「豊水」と「幸水」という品種の梨の木が2本ずつあります。どちらも皮の色が薄茶色っぽい色になる赤梨の一種で、日本各地で多く栽培が行われているメジャーな品種です。収穫用コンテナ10ケースほどの量を収穫しました。作業場に持ち帰った梨は、袋から丁寧に取り出し、傷や痛みなどをチェックします。その後重さを測って大きさごとに仕分けしました。専攻生が試食したところ、果肉は瑞々しく糖度も十分でとても美味しかったです。仕分けした状態の良い梨は来週から校内で販売する予定です。また、大きな傷や傷みのある梨は、ドライフルーツ等に加工する予定です。

園芸科学科ニュース

課題研究の授業も2学期となり、専攻によってはパソコンを使って研究をまとめているところもでてきました。今やっている研究の内容は、高農祭での学科展示会場に全員がまとめを掲示する予定です。

今日は草花専攻の課題研究の様子を紹介します!

3年園芸科学科の教室前では課題研究で中庭に通路を作っている専攻生が作業をしていました(写真左)。足の踏み場とし設置している石の隙間には雑草が生えないようにコンクリートを流し入れ、その上に玉砂利を敷き見栄えを良くしています。工夫として畜光石を道なりに沿って置き、夜遅い時間でも見て楽しめるようになっています!課題研究の授業後は園芸科学科の教室から見える通路が、作業が進んでいるのが感じられてとてもいいです(写真真ん中)。アーチに巻き付けている植物も春からしっかりと成長して順調に大きくなっています✿。また同時に、中庭にはチェリーセイジを植えつけ、中庭の美化を目指しています(写真右)。チェリーセイジは成長するとボリュームが出て、現在平地である中庭も自然豊かな感じにすることができます!順調に完成に近づいています。

写真・文 3H鳴本

園芸科学科ニュース

三年生の課題研究と実習中の様子を紹介します!

セラピー専攻🌿

セラピー専攻室の外では何人かの専攻生が収穫したピーマン、ししとう、ナスを水で1つ1つ丁寧に洗っていました。この野菜たちは水洗いが終わったら袋詰めされ、放課後に校内で販売されたり、スーパー等に出荷されます。旬である野菜たちをいい状態のままたくさん収穫することができました!(写真左)。

ガラス温室前では課題研究でメロンをテーマにしていた専攻生が、メロンの水耕栽培で使用していた発泡スチロールを洗っていました(写真右)。温室内にはすでにメロンは1つもなく、全て出荷されていました。今年収穫されたメロンは糖度が高く、形もいいものが多かったようです🍈。

草花専攻🌹

草花専攻室では、課題研究で鉢を制作しているグループが作業を行っていました。今回はセメントを使用しての制作です。手順としてはセメントに水を入れ、絵の具で色を付けてダマが残らないようによく混ぜ、型に入れます。水分が少なすぎると固くて型に流し入れにくいため、水量の調節が大事なようでした。流し入れる型は様々な形のシリコン型です。色や型に気を使うことで視覚的に楽しめる鉢を目指しています!

果樹専攻🍇

ブドウ(高妻)の調査をしている専攻生が、収穫したブドウの重さや大き、皮の色などを果樹専攻室で調べていました。課題研究に使うデータをとるため、一房ずつ丁寧に作業をしていました。収穫した高妻は粒がとても大きく重さも一房800グラムほどあり、すごいボリューム感がありました。しかし、皮の色は黒色に近いものから赤色に近いものまで様々で、房によって違いがありました。この日収穫したブドウは1パック500円で校内で販売され、用意した25パックは10分もしないうちに完売となったようです🍇。

写真・文 3H 鳴本

農業土木科2年 UAV(ドローン)の飛行訓練

2学期がはじまり、農業土木科2年生はUAVの飛行訓練がスタートしました。1学期はUAVについての概論や法律について学び、今回待ちに待った実技の実習です。生徒たちもUAVを扱うのは初めてということもあり、とても慎重に操縦していました。この日は少しですが風があり、それでも影響を受けやすいのがUAV、操縦に苦労しながら順番に基本的な操作方法を覚えていきました。離陸から着陸までをやり終えるとホッとした様子の表情、みんな楽しみながら真剣に実習できました。

ブドウの収穫始まりました

本校の平山果樹園では、ピオーネ、高妻、ベリーAといった黒色の品種のブドウを栽培しており、8月下旬から収穫期を迎えます。この週は果樹専攻の2,3年生がベリーAの収穫作業を行いました。ベリーAは植物ホルモンを処理すれば種無しブドウにできますが、本校ではホルモン処理は行わず、ジュース向けの加工用ブドウとして栽培しています。収穫したブドウは、袋から取り出して、傷や汚れのある果粒を取り除いた後にコンテナケースに詰めて計量して出荷されます。
収穫したブドウはどれも色合いもよく、糖度も16〜20度程で十分な甘みがありました。実習の最後には専攻生で試食を行い、今年のブドウの出来を確認しました。来週からは高妻やピオーネの収穫も始まり、パック詰めして校内販売や近所のスーパー等に出荷する予定です。

農業土木科 測量競技岡山県大会 水準・セオドライトの部

7月27日(木)に本校にて農業クラブ 測量競技岡山県大会が、平板に続き、水準・セオドライトの部が開催されました。水準測量は全体で10チームのエントリーがある中で、本校より2チームが出場。セオドライト測量では全体で8チームのエントリーがある中で、本校より2チームが出場しました。とても暑い中で行われた測量競技大会でしたが、どのチームも集中力を切らすことなく最後までやりきることができました。結果はセオドライトの部で2年生チームが優秀賞を頂きました。1年生チームは残念ながら賞に入ることは出来ませんでしたが、練習のときよりも良いタイムで測量をすることが出来ました。来年に向け、また頑張っていきたいと思います。

モモの収穫をしました

この日は2年生の果樹専攻生12名がモモの収穫を行いました。品種は清水白桃という岡山県の代表的なモモ品種です。モモの木が老木化により年々収穫量が少なくなってきていることもあり、約300玉を収穫しました。ほとんどの人が初めてのモモの収穫ということで、最初に説明をうけて収穫を開始しました。前々日に3年生が初収穫していたこともあり、熟れ具合を確認する必要がなく残った全てのモモを収穫しました。モモは熟すと果肉が柔らかくなりすぐに傷がついたり、傷んだりするため慎重に作業を行いました。

収穫したモモは作業場所で袋から出して状態を確認します。その後秤で重さを計測して重さごとに分けて大きさを揃えます。その後はモモに果実を保護する緩衝材を装着して、パックや箱に詰めます。モモの数は少なかったですが、モモの収穫作業をしっかりとマスターできたと思います。この後モモは校内で販売し、どちらも無事完売しました。

農業土木科 平板測量競技県大会

7月25日(火)に農業クラブ測量競技岡山県大会 平板測量の部が行われました。農業土木科より2チームがエントリーしており、この日のために一生懸命練習を重ねてきました。測量競技は平板、水準、セオドライトの3つの部門に分かれており、中でもこの平板測量のみが全国大会に繋がります。各校から代表選手が集まり、早く、正しく、正確な測量をしていきます。どのチームも本当によく練習をしていて、終始緊張感のある大会でした。そんな中、高農の3年生チームが最優秀賞(1位)に選ばれました!昨年一昨年と、全国出場を逃す悔しい思いをした分、今大会では努力が実を結ぶ結果となり指導教員、生徒ともにとても嬉しい結果となりました。2年生にとっては初めての大会参加でした。先輩たちの練習姿を一番近くで見ており、たくさん指導もしてもらっていました。来年は先輩たちに続けるよう頑張って欲しいと思います。3年生は全国大会最優秀賞をめざして、ハイレベルな平板測量が出来るように、また練習に励みます。応援よろしくお願いします!

ブドウの果皮の着色向上を願って

この日は2年生の果樹専攻生2名が放課後にブドウの着色を向上させるための処置を行いました。本校の校内では黒色で粒が大きく種無しのブドウである「高妻」という品種のブドウを栽培していますが、ここ数年果皮の着色状況が悪い状態が続いています。具体的には皮の色が黒色にならなければいけないにもかかわらず、黒色になりきらず赤っぽい色のまま果実が成熟してしまいます。味に大きな問題ないものの黒色ブドウのはずなのに赤色ブドウのように見えることで商品価値が低下します。そこで今年は果皮の着色を向上させる効果があると言われる植物ホルモンを果実に散布することにしました。新商品のため実際の効果は未知数ですが、果皮の着色の向上に期待したいところです。本校のブドウは8月下旬から順次収穫を始める予定です。

農業土木科 農業クラブ測量競技〜水準測量の部〜

7月27日に農業クラブ測量競技 岡山県大会が高松農業高校で行われます。水準測量競技の部には1年生チームが1つ、2年生チームが昨年に続き同じメンバーで1つがエントリーし、日々、暑い中練習に取り組んでいます。1年生にとっては、授業で学んでいない部分なので、ひとつ一つの動きをしっかり頭にいれて練習を重ねてきました。2年生は2回目の出場なので、細かな動きや動作の部分までこだわり、正確さはもちろん、チームワークでも負けません!!本番は、頑張ってきた成果が結果として残せるよう頑張って欲しいと思います!!頑張れ、チーム高農!!!