7月になりました!(今週の高松農⑤)

【校長室便りR3-11】6月28日(月)~7月2日(金)。今週で6月も終わり。農業科学科の1年生は、田植え実習でもち米(ヒメノモチ、クロモチ)の手植えを行いました。畜産科学科では大家畜専攻生たちが、来校した岡山理科大学専門学校の学生たちと共に牛の削蹄(さくてい)講習を受けました。教えているのは同専門学校で教員をしている本校の卒業生です。今週も、生徒たちは元気に授業や実習に取り組んでくれていました。さて、7月5日(月)からは一学期末考査が始まります。

 

農業クラブ「校内意見発表会」を開催しました!

【校長室便りR3-10】6月24日(木) 農業クラブ「校内意見発表会」が開催されました。コロナ禍のため、昨年に続いて今年もZOOM会議システムを利用したオンライン開催。各クラスの代表者19名が、農業クラブ役員たちが運営するコンピュータ室で順次発表し、全校生徒は各ホームルーム教室で発表を聴きました。

各クラス代表の発表は皆、堂々とした発表で、具体的な取組や建設的な意見が多く、とても頼もしく感じました。また聴衆者もメモを取りながら真剣に聴いてくれていた様子でした。農業クラブの意見発表は、全国の農業高校生が毎年、意見文を書き、クラスや学校内外で発表会を持ち、相互に学び合う取組です。農業や食料、環境などに関するテーマで、社会に目を向け、現在の課題や将来の在り方について、自らが学んだことや調べたこと、経験したことなどを元に、その課題を「自分ごと」として捉え、解決したり改善したりしようとする、前向きな力を養うことが目的です。

この校内発表会で優秀な成績を得た生徒たちの中から3名の代表者が選考され、7月に勝間田高校で開催される県大会に出場します。代表者には、8月に鳥取県で開催される中国ブロック大会、そして10月の全国大会(兵庫大会)を目指して頑張ってほしいものです。

6月第4週(今週の高松農④)

【校長室便りR3-9】6月21~25日。今週は、教育実習の先生が来られました。体育の富塚先生(育英大学)、農業の林先生(岡山大学)と河本先生(近畿大学)の3名が、コロナの影響のため1週間のみの実習でしたが、授業見学や研究授業、ホームルーム運営の実習を行いました。

また、農業科学科では、近隣の加茂小学校から2年生の子どもたちが交流学習で来校し、3年生の野菜専攻生たちがトマトの収穫などをやさしく教えていました。

農場の西門への通路では、園芸科学科1年生たちが牛舎北側の花壇を整備してくれていたので、何の花を植えているのか尋ねると、「『サルビア』と『ガザニア』です。」と、明るく笑顔で応えてくれました。今週も暑い中でしたが、どの学科の生徒たちも真剣に実習に励んでくれていました。

音楽室からは、『三線』の音が聞こえてきました。今年の1年生の芸術「音楽」専攻生は、和楽器の学習で『三線』に挑戦しています。

祝!農業クラブ「プロジェクト発表県大会」3分野で最優秀賞を受賞!

【校長室便りR3-8】6月18日(金) 農業クラブ「プロジェクト発表」岡山県大会が本校を会場に開催されました。

新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の中での開催のため、参加チームが事前に発表を録画したDVDと共に研究の記録書類を提出し、大会当日には審査員のみが集まって審査するという、初めての方式で行いました。
各校の生徒たちは、DVDへの録画のため、カメラを前にした発表には違和感もあったことでしょう。また、会場に集まっての大会参加とならず、他校の仲間たちとの切磋琢磨の機会としては物足りないものだったかもしれません。
しかしながら、昨年は大会そのものが中止となり、今年こそは『何とか工夫して実施する』ことを目標に、検討し工夫した末の大会開催でした。
出場した各校の生徒たちの研究には、どれもPDCA(Plan Do Check Action)の具体的なプロセスが見られ、まさにPBL(Project Based Learning)の学びの深化が感じられる素晴らしいものばかりでした。
審査の結果は次のとおり。実施3分野で見事、本校の生徒たちの研究が最優秀賞を獲得しました。この3チームは、8月に鳥取県で開催される中国ブロック大会で全国大会(兵庫大会)出場を目指します。
◎分野Ⅰ類:[生産・流通・経営]
最優秀賞「『デザイナーエッグ』の開発~ケール・黒大豆給与による高付加価値卵生産への挑戦~」(高松農業高校・畜産科学科3年 藤川さん ほか5名)
◎分野Ⅱ類:[開発・保全・創造]
最優秀賞「FKプロジェクトでSDGsに挑戦~ふすま麹で世界を救う~」(高松農業高校・畜産科学科2年 筒井さん ほか6名)
◎分野Ⅲ類:[ヒューマンサービス]
最優秀賞「エフカ・ド・カフェ~シーズンⅦ~」(高松農業高校・食品科学科3年 植田さん ほか9名)

 

 

6月第3週(今週の高松農③)

【校長室便りR3-7】6月14~18日。今週も暑い中、生徒たちは授業に実習によく頑張ってくれていました。農場では、田植えも始まりました。農業科学科では、新鮮野菜の収穫で毎日忙しい日々です。園芸科学では、「園芸装飾技能士」資格試験に向けた学習が始まっていました。畜産科学科では、乳牛や豚の給餌管理、毎日のとれたて卵の集卵・選卵作業に。農業土木科の3年生は、購買前の通路修復工事のための敷石コンクリートの製作に取り組んでいました。食品科学科では、1年生がコロナ対応のため2班に分かれて、ビスケットの製造と、試薬調整の基礎学習に真剣な表情で取り組んでいました。

さあ、1学期の授業も残り2週間。1学期末試験は7月5日(月)から始まります。

3年生もオンラインで...進路学習「先輩を囲む会」を実施しました!

【校長室便りR3-6】6月17日、3年生全員がオンラインによる進路学習「先輩を囲む会」に参加しました。

毎年、各学科毎に卒業生をお招きし、3年生たちが直接、進路決定までのことや進学・就職してからのことなど、質問も交えながら体験談をお聞きするこの企画ですが、コロナ禍のためこちらも「Google Meet」を使用したオンライン開催としました。

先輩方からは、会社というところ、働くということ、進路決定までの体験談等に加え、高校生時代を振り返って後輩たちへのアドバイス、エールをたくさんいただくことができました。

さあ、もうすぐ7月。いよいよ7月1日から、来春卒業する高校生を対象とした就職求人の受付が始まります。

がんばれ!3年生!

そして、全校あげて3年生を応援する態勢づくりをしていきましょう!

 

オンラインによる「マナー講習会」(2年生)を実施しました!

【校長室便りR3-5】6月17日、2年生全員がオンラインによる「マナー講習会」を受講しました。

昨年に続き、本校の就職アドバイザーである 秋鹿昌治(あいか しょうじ)先生に講師をお願いして、コロナ禍のため「Google Meet」を使用したオンライン講義形式で行い、先生のお話を生徒たちは各ホームルームでメモを取りながら、熱心に聞いて学習していました。

先生からは「皆さんが今年、全校で取り組んでいる『挨拶』『ベル着(時を守る)』『掃除』こそ、社会人のマナーの基本そのものです。」とのお話がありました。

皆さん、引き続き全校あげて頑張りましょう!

 

6月第2週(今週の高松農②)

【校長室便りR3-4】6月11日は暦上の「入梅」。今年は5月半ばに「梅雨入り」が報じられましたが、このところ梅雨の晴れ間が続き今週も暑い一週間でした。校内を回って授業をのぞいてみると、生徒たちは暑さに負けず、それぞれ一生懸命に取り組んでくれていました。

1年生は実習服も着慣れてきた様子ですが、専門の授業や実習はいかがでしょうか。3年生の課題研究や実習では、一人一人が黙々と自分の研究や作業に取り組んでいました。さすがです。素晴らしい!

祝!農業クラブ「フラワーアレンジメント競技県大会」優秀賞受賞!

【校長室便りR3-3】6月4日(金)に興陽高校で開催された農業クラブ「フラワーアレンジメント競技県大会」に出場した、園芸科学科3年生の岡田さん、中村さんの2名が校長室に報告に来てくれました。

コロナ緊急事態宣言が延長される中でしたが、関係者の万全の対策と配慮のもとで、農業クラブ県連盟の大会としては最初の種目であるこの競技会が実施されました。

この競技は、実技(規定に従い花束とリボンの制作を行う)35分、筆記(フラワーアレンジメントに関する基礎的な知識問題を解く)10分、の2つの総合点を競うもので、県内の関係8高校から代表の12名が出場。競技結果は、中村さんが見事2位(優秀賞獲得)、岡田さんが 5位(惜しくも入賞ならず)という結果でした。

なお、中村さんは同大会で1位となった高梁城南高校の生徒とともに、岡山県の代表として、10月に埼玉で開催される「第20回全国高校生フラワーアレンジメントコンテスト(作品応募・オンライン参加)」に出場することが決定したとのことです。

競技会の様子やこれまで練習に取り組んできた様子を話してくれる二人の表情からは、単に競技結果だけではなく、自身のこれまでの取組に対する満足感や自信を感じとることができました。

おめでとう!よく頑張りました!そして、これからも頑張ってください。

本校自慢の「クスノキ」と、本校誇りの生徒たち

【校長室便りR3-2】6月10日(木)、梅雨入りしたとは言え、早朝から青空が広がり、日中は30°cを超える真夏日が続いています。

今朝、始業前に校長室の窓から校庭を見てみると、家庭クラブ役員の生徒たちが玄関前にあるクスノキの落ち葉を掃除してくれていました。素晴らしい!何と嬉しいことでしょう!

生徒たちが話し合い「皆のためにできることを」と、定期的に朝の掃除に取り組んでくれているのです。クスノキはきっと、代々こうして育っていく本校の生徒たちを見守り、応援してくれているのだろうなぁと感じました。

歴史ある高農自慢の「クスノキ」と、高農の誇りの生徒たち!

朝から、生徒たちの真心と笑顔に、爽やかな気持ちをもらうことができました。