実験動物専攻の今日の学習は「寄生虫検査法」。動物の体内に潜む内部寄生虫の存在を知る実験です。もし存在が確認されると適切な処置を行わなくてはなりません。検体は学校の動物と、生徒自身が家で飼育している動物です。検体(動物のフン)採取後、濃い食塩水で溶かし、虫卵や寄生虫を浮遊させます。次にプレパラートを作製し、顕微鏡で調べます。実験の結果、寄生虫は確認されず、動物達はすべて健康なことがわかりました。将来の進路で動物看護師を目指している生徒もいて、とてもいい勉強ができました。
作成者アーカイブ: takano100
園芸科学科 農業簿記合格
園芸科学科3年生2名が農業簿記3級に合格しました。
園芸科学科では3年生から専門科目「農業経営」の授業で簿記を学んでいます。
農業簿記は、農業の分野で用いられる簿記です。商業簿記とは異なり、農業ではひとつの生産物が完成するまでに投入されたコスト項目すべてをチェックする必要があるため、工業簿記に準ずるやや複雑な記帳の方法による簿記となっています。
近年、農業の法人化、異業種企業からの農業参入により、農業従事者やその関係の方々にとっては、農業簿記による経営管理の必要性が高まっています。
授業で学ぶ以上のことを学習する必要があったため、他の生徒が帰った後の放課後補習に参加。熱心に取り組んだ結果、見事合格をすることができました。
みかん収穫しました
12月に入り、みかんの収穫を行いました。本校には現在2本の温州みかんの木があります。昨年は不作でしたが、今年は豊作でたくさん収穫ができました。あまり管理をしていなかったため、大きさが不揃いだったり病気で見た目が悪いものが多かったですが、味は甘くおいしかったです。これで果樹園のすべての果樹の収穫がおわりました。また、来年おいしい果物づくりに励みたいと思います。
マウス繁殖実験(畜産科学科)
実験動物専攻生2年生は「マウスの繁殖実験」に取り組んでいます。発情、交尾行動等について学んだあと、担当の動物を選び実験を開始しました。体重の推移、外観の変化を観察しながら、約20日間の妊娠期間を経て分娩がありました。生まれた子供は最初は被毛が無くまさに「赤ちゃん」です。日にちが経過するにつれて、眼が開き、毛が伸びてきました。お母さんは一生懸命に授乳し、育児をしています。誕生して15日が過ぎると親と同じエサを食べることができます。子供の成長をやさしく見守っていきたいと思います。
キウイフルーツ、加工利用しました
果樹園にはキウイフルーツの樹が4本あり、毎年おいしい果実を収穫しています。今年は夏の水不足などで果実が小さく不作となりましたが、2年生と3年生の果樹専攻生が収穫を行い、ジャム等の加工に利用しました。
収穫量は60kg程度でした。収穫したばかりの果実はとても硬いので、エチレンを処理して追熟させることで甘く柔らかな果実になります。
果実は主に果樹専攻生がジャムやドライフルーツ等に加工利用しました。この日はジャムの試作を行いましたが、実習時間内では少し時間が短くゆるめのジャムとなってしまいましたが、生徒は家での試食を楽しみにしているようでした。
干し柿できました
11月上旬に園芸科学科2年生と果樹専攻生がつくった干し柿が出来上がりました。今年は天候に恵まれたおかげで、カビなども発生することなくきれいな干し柿ができました。渋柿が干し柿になるまでの過程を、外観や重さの変化をしっかりと観察することでよくわかりました。
第36回岡山県高等学校選抜レスリング大会
11月28・29日に、岡山県高等学校選抜レスリング大会が笠岡工業高校にて開催されました。
この大会は、3月に新潟県で開催される春の選抜大会の県予選となります。
高農レスリング部は、選手が3人しかいないため、今回は個人対抗戦のみの出場です。
上位3名に中国選抜大会への出場権が与えられます。
その結果、
51㎏級 杉江佑太(農業土木科・1年) 優勝
60㎏級 高杉将輔(農業土木科・2年) 優勝
80㎏級 浅野 心(農業土木科・1年) 優勝
と、3名とも新人戦に引き続き、今回も優勝することができました!!!
おめでとうございます☆☆☆
上記の3名は1月に鳥取県で開催される中国選抜大会に出場します。
岡山県の代表として立派に戦い、全国選抜大会への出場権を獲得してきてください。
また、開会式では、令和2年度の優秀選手の表彰が行われました。
これは全国大会で活躍した3年生が表彰されます。
高松農業レスリング部の3年生4名は、全員表彰されました。
おめでとうございます☆☆☆
最後に、今回の大会は、県内で開催される今年度最後の試合でした。
約20年という長い間、高農レスリング部の顧問をしてくださっている先生。
今年度でご退職のため、最後の引率となりました。ありがとうございました。
最後にみんなで写真撮影をしました。
今回もたくさんの応援をいただき、ありがとうございました。
中国選抜大会でも、優勝して、全国選抜の出場権を獲得できるよう頑張りますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。
動物の健康(畜産科学科)
今日の1年生の学習は「動物の健康」。ウサギの口腔(口の中)の検査です。人に飼育されているウサギやネズミの仲間は歯の伸びすぎに注意しなくてはなりません。ウサギを上手に保定し、口腔を開き歯の状態を観察していきます。初めての体験で苦労しましたが全員きちんと観察することができました。もし伸びすぎだと、歯をけずらなくてはなりませんが、学校のウサギたちはすべて正常なことがわり、ほっとしました。
動物活用(畜産科学科)
2年生の専門科目に「生物活用」があります。動物を活用して人間生活を豊かにすることが目的です。
今日は「愛玩動物の飼育」の学習です。ヨーロッパケナガイタチを家畜化・ペット化した「フェレット」が教材です。
動物にとってやさしいもちかた、扱い方について実習しました。フェレットはとても愛嬌があり、飼育が楽しい動物です。将来ペット業界に進みたい生徒にとって興味ある授業でした。
羊毛フェルトづくり(畜産科学科)
畜産科学科では学校で飼育しているヒツジの毛を活用してさまざま物を作っています。今回はフェルトマスコットづくり。外部からフェルト創作家をお招きし指導していただきました。専用の針を使って染色された羊毛をチクチク刺し、形を整えていきます。約2時間の工程でかわいらしいマスコットができ上がりました。思っていた以上に素晴らしいものができとても楽しい学習になりました。