先生は高校生

オープンスクールは、学びの場」でもある!

8月1・2日と、中学生対象のオープンスクールが行われ、園芸科学科も2・3年生を中心に、中学生の皆さんに対応しました。

そのキャッチフレーズは「先生は高校生」で、日頃学んでいる園芸技術を活かしながら、(中学生の皆さんに)“教えて学ぶ”学習活動です。指導役となり立場を変えてみる良い体験の場となりました。

中学生に対応した本校1年生の生徒は、芝人形指導をしながら、にこやかに笑顔を振りまいていました。初めて会う中学生にどう対応するか、高校生の対応能力も鍛えられます。

1 中2オープンスクール「8月1日」

① 植物バイオの世界へようこそ・・・「サボテン」の寒天培地に植え替え

② 果樹 果実のおいしさ(糖度)をしらべてみよう!

2 中3オープンスクール「8月2日」

① フラワーアレンジメント体験に挑戦しよう

② 育てる人形『芝人形」体験

2年生が職場体験「就業体験」

「園芸科学科」では、夏期休業中に、就業体験に行き、自分の進路を考える機会としています。その体験を9月にクラスで発表を行います。

高農では、35時間就業体験に参加し報告書等を提出すると、就業体験として1単位認定する制度があります。

写真は8月7日午前の、小規模多機能ホーム希望が丘での体験実習の様子です。

 

体験実習4日目、高農近くの利用者さんもおられ、良くお話もできているようです。生徒の一人は一年次に芝人形講座(7月)で希望が丘を訪れていたことから、生徒の顔を覚えていた利用者さんもおられました。

なお、写真記録は、施設や利用者様から許可を得ています。

「ミツバチの不思議」(開放講座・畜産科学科)

8月4日に地域の方々を対象に「ミツバチの不思議 ~ハチミツをしぼろう!~」の学習会を開催しました。参加者は13名。本校畜産科学科2年生も3名指導者として頑張りました。まずミツバチの生態についての座学。続いて巣の中の観察。女王バチ、働きバチ、雄バチのの存在を確認し、産卵状態、ミツの量をチェック後、いよいよミツしぼり。巣の表面にあるミツ蓋(ふた)と呼ばれる薄いロウの膜を包丁で切り取り、専用の遠心分離機に入れます。そして力を込めてぐるぐる回転させると、きれいなミツが採取できます。参加したみんなで力を合わせてしぼりました。その後、ミツは巣の破片を取り除くためにろ過し、びん詰めしました。甘くてきれいなハチミツを手にした参加者は大喜び。とても楽しく、勉強になった一日でした。