草花・ハーブ苗の販売会を開催しました

今日は園芸科学科3年生が実習の時間を利用して草花苗とハーブ苗の販売会を行いました。これは本校恒例春のふれあい市が中止になったことから、その代替として行ったものです。3年生はコロナでなかなか行事ができなく初めての園芸科学科での販売会でした。天気にも恵まれ多くの方がご来場され、思い思いの花を見つけ買っていただきました。

この日は、各種花苗、寄せ植え、鉢物などを中心に、ハーブ苗やハーブの寄せ植え、ハーブを加工したハーブティーなどの販売を行いました。各専攻生は、駐車場の案内や受付、商品の説明や会計などを協力して行うことができました。どの専攻生もイキイキと楽しく活動していたことが印象的でした。お越しくださった皆さん、ありがとうございました。

いちごジャム製造実習Ⅱ(食品科学科3年生)

4月28日(木)5・6校時

3・4校時に2年生で製造した「いちごジャム」を3年生が引き継ぎ、瓶詰めを行いました。完成したばかりのジャムは高温であり、やけどをしないための準備と食品を扱う上での衛生管理を徹底して、実習がスタートしました。

ここでの実習は3つの班に別れて行われました。

まずは、ジャムの瓶に完成したいちごジャムを注いていきます。先生から安全に行うための注意点を聞き、一つずつ丁寧に詰めていきます。

瓶詰めされたいちごジャムは、次に計量班に運ばれ、1個ずつ正確に計量していきます。

計量された「いちごジャム」は次の班に運ばれ、表面を丁寧に拭き取った後、しっかりと蓋を閉めていきます。

完成した製品は、殺菌釜に入れて加熱殺菌を行います。殺菌後、冷却した製品の蓋の周りにカバーをしていきます。特殊なカバーで、蓋に巻いた後ドライヤーで加熱すると、きれいに張り付いて行きます。

完成品は、この後ラベルが貼られ、5月下旬ころから1個500円で販売予定です。

農産加工実習室には終始甘い匂いが充満していました。3・4校時の2年生の手際良さにも驚かされましたが、さすが3年生、それ以上の手際良さでした。

F科の皆さんお疲れさまでした。そしてありがとうございました。

 

いちごジャム製造実習(食品科学科2年生)

4月28日(木)3・4校時

食品科学科では、今年も「いちごジャム」の製造実習が始まりました。

食品科学科2年生が「農産加工実習室」に集合しますが、入室前に、服装・手洗いなどの厳しい点検から始まりました。最後に長靴の消毒をおこなって集合完了です。

はじめに先生から説明を受けた後、いちごのヘタ取りがはじまりました。

まずは、衛生管理を徹底しながら、器用にいちごのヘタを取っていきます。取り残しのないように、その都度2重に点検して行きます。

ヘタを取ったいちごは、水洗を行う班へと渡り、丁寧に水で洗っていきます。ここでもヘタの残りや果肉の痛みが無いかを点検していきます。

水洗が終わると重量を計測して、2重釜の中に入れていきます。

大きくて長い「しゃもじ」を釜の上に置き、1カゴ入れる毎に角度を変えて、分量に間違いがないよう確認をしていました。

規定量の投入が完了したら、いよいよ煮詰めていきます。

加熱が進むに連れて、イチゴから水分が出、その後アクが浮かんできます。浮かんだアクは、丁寧にすくい取っていきます。高温の釜などに触れないように最新の注意を払いながら行われていきました。

煮詰めが進んだ頃合いを先生が判断し、砂糖の投入です。イチゴ重量に対して正確に砂糖も計量し7回に分けて投入していきました。

その後も、アクを取り除きながら煮詰めていきます。

全員で協力して安全にそして手際よく、3・4校時で予定されていた実習がすべて終了しました。

お昼休み中には先生方が最後の調整を行い完成しました。

5・6校時に3年生で瓶詰めです。2Fの皆さんお疲れさまでした。

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(実習開始前、入室準備後の一コマ)