【園芸科学科】全国植樹祭開催直前イベントに参加しました

4月13日(土)イオンモール倉敷を会場にして、5月に開催される植樹祭の直前イベントが開催されました。会場では、木工製品の販売や木工工作のワークショップ、ステージイベント、環境活動紹介など木に係るイベントが数多く催され、植樹祭に向けて意識を高める内容となっていました。本校からは園芸科学科草花専攻生10名が参加し、ハーバリウムやセメント鉢の販売と寄せ植え体験コーナーを担当しました。寄せ植え体験では、1時間ごとに6組の参加者を受け付けましたが、最初から最後まですべての会で満員御礼となりました。専攻生は、日頃から実習で取り組んでいる内容ということもあり、少し恥ずかしそうにしながらも上手に説明していたようです。また、植樹祭開催に向けての雰囲気を体験するとともに、会場の雰囲気作りに協力ができたのではないかと思います。本番が楽しみですね。

【園芸科学科】ブドウ用ビニールハウス組立完了!

3月上旬から少しずつ取り掛かっていたビニールハウスの組立が概ね完了しました。このハウスは昨年末に古いビニールハウスを撤去し、同じ場所に農業科学科からもらった部材で組立を行っていました。アーチパイプの設置、金具の取り付けなどを3月の実習で行ってきましたが、今日の春休み最後の実習でなんとか組み立てることができました。脚立に登ってハンマーで金具を取り付けたり、パイプを地中に打ち込んで高さを合わせたりするなど繰り返しの作業が多かったこともあり、専攻生も随分とテキパキと作業ができるようになりました。雨や部材の不足で完成が遅れたことから、ビニール張りは4月に行う予定です。今年もおいしいブドウができるよう頑張ります。

ブドウハウス組立て中です。

ブドウ(品種;高妻)を栽培しているビニールハウスのパイプの腐食がすすみ老朽化したことから、ブドウの収穫が終わった昨年末に解体していました。そして現在、農業科学科が一昨年まで使用していたハウスの部材を譲ってもらい、組立て作業に果樹専攻の1・2年生が取り組んでいます。ハウスは間口が7m,奥行が30mほどの大きさです。
現在は組立ての最初の段階で、アーチパイプと呼ばれるハウスの骨組みを組立てる作業を行っています。パイプを埋める地面の位置に印をつけ、60cmの深さまでパイプを差し込んでいきますが、この穴を開けて埋め込む作業がとても力の必要な仕事で専攻生も苦労しながら作業をすすめています。しかしすでに何度目かの作業になり、最初に比べるとテキパキと作業が進むようになり専攻生の成長を感じられます。アーチパイプの組立てが終われば、ジョイント用の金具を用いて縦横のパイプを連結していけばハウスの形が出来上がります。その後も、ビニールを張る作業などがあり、3月中下旬完成を目標に作業を進めています。その頃には専攻生のハウスづくりのスキルも随分あがっているのではと楽しみにしています。

農業土木科 校内工事

農業土木科の2年生と1年生が、屋根の雨漏りに伴う修繕に自主的に取り組み始めました。先輩達2年生が1年生に技術指導を行い工事に取り組みます。

垂木の防腐剤処理の様子

ビス打ちの練習の様子

次はいよいよ屋根の張り替えを行います。

キンカン収穫しました

すっかり収穫するのを忘れていて、やっと収穫となりました。本校では現在カンキツ類の果樹を段階的に増やしており、キンカンは2本の若木があります。キンカンはミカンをぎゅっと小さくしたサイズ感で一口で食べやすい果樹ですが、ミカンと違って皮をむかずに丸ごと食べるのが特徴です。皮の部分には独特の甘みとわずかな苦み、そして強い香りがあり甘酸っぱくてすっきりとした味わいです。最近では種無しの品種もあり、本校で栽培している「ぷちまる」という品種もそうです。

収穫は果樹専攻生3人で行いましたが、樹が2本ということですぐに終わりました。専攻生の中には皮を一緒に食べることを知らない生徒もおり、まだまだ馴染みが少ない果樹だと実感しました。収穫後に糖度を測ったり食味を確認しましたが、皮は十分な甘みがあるものの、中身はきれいなオレンジ色に色づいているもののほうが酸味は少ない印象でした。このあと剪定が終われば、来年はもっとたくさんの収穫が見込めそうです。

コサージュづくり

いよいよ明日に卒業式を控え、園芸科学科恒例のコサージュ作りを行いました。2月上旬に外部講師の先生にコサージュ作りを教えてもらい、園芸科学科2年生34名と1年生の草花専攻生12名が約250個のコサージュ作りに臨みました。作業机ごとに5−6人のグループを作り、1グループで35個のコサージュを作りました。最初に花材のデンファレ、カスミソウ、レザーファンなどにワイヤーをとおしてフローラルテープを巻き付けて組み立てる前の基本材料の制作を行います。1つのコサージュを作るためには、デンファレが2輪、カスミソウ4枝、レザーファン3枚を1セットとして使うため下準備をするだけでもかなりの時間を必要としましたが、皆真剣な面持ちで作っていました。

すべての花材の準備ができたら、それらを組み立てます。花や葉の向きを考えたり、しっかりとワイヤーで固定するなど細かな注意事項を守りながら綺麗に組み立てていきました。そして最後にリボンを巻きつけて完成です。3時間以上におよぶ実習でしたが、無事すべてのコサージュが完成しました。明日の3年生の晴れ舞台に少しばかり華を添えられたらと思います。

今年も参加します。池田動物園「動物たちと花フェス」

今年度も池田動物園での植栽実習に行ってきました。池田動物園では2月23日から「動物たちと花フェス」と題して園内を草花で装飾し、動物たちと一緒に草花を楽しもうというイベントを予定しており、本校も昨年に引き続き旧ゾウ舎の装飾を担当させてもらうことになりました。この日は草花専攻2年生10名が、予め考えておいたデザインをもとに自分たちで育てた草花を使用して3時間ほどかけて装飾を行いました。

昨年度は、ゾウ舎の中にマゼランペンギンのオブジェを制作し、その周辺をビオラとハボタンで装飾を行いましたが、今年度は皆で意見を出し合った結果、明るい色合いのチリーフラミンゴを制作しました。骨組みに番線を使い、表面にワイヤーネットを張って形を整えて新聞とペンキで色付けを行いました。今年もなかなかの力作ができました。周囲の装飾は、フラミンゴが住む湖の中に、エサとなりフラミンゴのピンク色を出す藻や甲殻類がすんでいる様子を表現するために、花はビオラを使い、湖を水色で藻や甲殻類はピンクを使って模様を作りました。使用したビオラは2016ポットで、8月下旬には種をまき、11月下旬にはケースに花を植え、設置に行くのを楽しみに追肥や花がら摘みなどの花の手入れをしてきました。

2月13日の装飾実習当日は、見る人に「楽しそう、可愛い」といった雰囲気が伝わるように考えながら皆楽しそうに作業を行っていました。作業の途中にはテレビ局から取材も入りましたが、専攻生は自信ををもってにこやかに答えていました。夕方のニュース等で放送されるそうです。動物園に行く機会があったら是非ゾウ舎の装飾に注目してもらえればと思います。

テレビで紹介されました

 KSB瀬戸内海放送  https://news.ksb.co.jp/article/15163012

「みどり戦略学生チャレンジ」で研究成果を発表しました。

2月14日(水)

「次世代の農業を担う学生が、『みどりの食料システム戦略』の実施に向けた取組にチャレンジし、その結果を交流会において相互に意見交換や発表をすることで、同戦略への理解を深める。」の目的で、中国四国農政局主催の「みどり戦略学生チャレンジ」が行われました。

本校からは、園芸科学科2年果樹専攻プロジェクトチーム3名と畜産科学科小家畜専攻9名が発表を行いました。園芸科学科チームはLED(発光ダイオード)の光を照射した赤系ぶどうの着色向上効果の検討について発表し、畜産科学科チームは、ペレット化させた雑草抑制資材の開発について発表しました。他にも中国四国地域から農業大学校や農業高校の各取組について発表がありました。

発表後には、中国四国農政局長から感謝状が授与され、これまでの活動をたたえていただくとともに今後の継続研究へのエールを頂きました。

10名の「たまごソムリエ」誕生(三ツ星タマリエ検定合格)

2月13日

タマゴの栄養や調理法に加えて、養鶏やニワトリについての専門知識を持つタマゴのソムリエの認定する、三ツ星タマリエ検定(日本卵業協会主催)の本年度合格通知が届きました。畜産学科1年生10名が見事合格、合格証書と認定証、そして認定バッジが授与されました。合格者の皆さんおめでとうございます。これから、更に先を目指して頑張ってください。

岡山県青年農業者大会で発表しました。

2月15日(木)

岡山県新農業経営者クラブ連絡協議会主催(岡山県、岡山県農業協同組合中央会、(公財)岡山県農林漁業担い手育成財団 後援)の令和5年度「岡山県青年農業者大会」が開催され、畜産科学科小家畜専攻の研究チームがプロジェクト活動の招待発表を行いました。飼料への微生物製剤の添加や食用コオロギを活用することで、資料価格が高騰している現在の養鶏の課題解決を行いたいという研究です。発表者3名と補助者5名の8名で参加し、研究内容を紹介しました。