ブドウのせん定作業始まりました

果樹栽培では多くの落葉果樹で冬の間に、その年に伸びた枝を切るせん定作業を行います。この日は1年生の総合実習の時間を利用して12名がブドウのせん定作業と、枝の片付けを行いました。本校のブドウは枝を短く切り戻す短梢せん定で栽培しており、今年伸びた枝の1芽だけを残して枝を切り取ります。生徒たちはせん定バサミを使って、残す芽を確認しながら作業をすすめていきました。作業内容は難しくはなかったようですが、どちらかといえば太い枝を切る握力が足りず苦労していたようです。また、せん定後は切った枝の片付けを全員で行いました。次年度のブドウ栽培の準備が少しずつすすんでいます。これからブドウだけでなく、モモなども順次せん定を行っていく予定です。

ハーブティー作り

この日の実習では園芸セラピー専攻2年生が、ハーブティーの製造を行いました。園芸セラピー専攻では様々な種類のハーブ類の栽培をしており、そのハーブを利用した加工品製造の一環としてブレンドハーブティーの製造、販売を行っています。このブレンドハーブティーは本校で栽培したレモンバーベナとハッカ、岡山県産紅茶葉をブレンドしたものです。

この日は販売袋のシール貼り、ティーバックの販売袋への封入作業等を行っていました。衛生面の注意だけでなく、異物混入等の事故やミスがないように何回もチェックしながら慎重に行っているのが印象的でした。ブレンドハーブティーは注文販売や校内の販売会などで1袋500円で販売しています。その他にも現在本校では2種類のハーブティーを製造、販売しています。もし、興味がありましたら園芸セラピー担当までご連絡ください。

花壇の植え替え実習

この日は草花専攻3年生9名が、学校から備中高松駅まので間に設置されている花壇の植え替えを行いました。これらの花壇は、数年前から通学路でもある駅から学校までの路傍に設置され、本校が管理を担ってきました。全部で6ヶ所の花壇に、パンジー、ビオラ、ハボタン、キンセンカ、キンギョソウなどを1時間半かけて植えました。何度目かの植栽実習ということもあり、専攻生は手慣れた手つきでどんどん花壇を装飾していました。

また、別の日にはなりますが本校近隣の済生会吉備病院の花壇の植え替えを行いました。駐車場の側にあり、道路や駐車場からよく見えます。パンジーやビオラなどの苗苗を植えてきれいに整備できました。

寄植え交流会

この日は草花専攻3年生9名が本校近隣の加茂幼稚園の園児8名と草花苗を使った鉢植え制作をとおして交流してきました。最初にペアを決め、自己紹介を行いました。最初はどちらも少し恥ずかしそうな場面もありましたが、すぐに楽しそうに活動していました。

鉢植え制作は、専攻生が育てた色とりどりのパンジーやビオラの中から園児が好きなものを選び、一緒に植えていきました。専攻生にとっては普段自分たちが学んでいることが活かせるよい機会となりました。

また、うまくお兄さん、お姉さん役をこなしていたようで、とても良い経験になりました。制作した鉢植えは、そのまま園内に飾られ、卒園式の時に園児が持ち帰るそうです。

キウイもつくっています

この日は2年生の果樹専攻生がキウイフルーツの収穫を行いました。本校では「香緑」という品種のグリーンキウイを栽培しています。今年は余分な果実を小さい時にまびく摘果作業が不十分であったため、果実はたくさん実っていますが全体的に小さい果実が多い印象でした。初めてキウイの収穫をするという専攻生も多かったですが、キウイは棚に枝をはわせるため果実の実る位置が高く、足場を利用するなど工夫して収穫を行いました。

この日は約40kgのキウイを収穫しました。収穫後すぐは果実が硬くて食べられないため「追熟」という処理をしてから利用します。本校でも追熟処理をして生食だけでなくジャム等に加工して利用する予定です。

植栽実習行ってきました その4

今回は総合実習の時間を利用して岡山市西河原の弘済会に2年生の草花専攻生5名が行ってきました。この日は、建物の外にある約15m程の花壇を学校で育てたパンジー、ビオラ、ハボタン等の花苗とプランターを持ち込んできれいに装飾しました。1時間ほどで完成し、日々の実習の成果を確認できるよい機会となりました。

まずは前回5月に花壇に植えた古い植物を抜いてきれいに土を整えます。その後、持ってきた花苗を種類や色を考えながら植える場所に置いていきます。最後に水やりをして完成です。花壇の草花が更新され、見た目も華やかになりました。見る人を少しでも楽しませられたらと思います。

R4園芸科学科 24

今日の園芸科学科を紹介します。

草花専攻

シクラメンの管理を行っているグループがシクラメンの土のp濃度を測るための作業をしていました。土を採取し、それをろ過してphメータで測定するそうです。ただいまシクラメンは絶賛販売中だそうです。

 

果樹専攻

収穫が終わった後のブドウのハウスの様子です。草が生えてきたので、今日は除草作業を行っていました。収穫が終わった後もまだまだ管理や片付け、環境整備などやることはたくさんあるようです。このあと収穫できるものは少量のカンキツ類だけとなりました。

 

他にはイチジクが少しだけ残っていました。栽培しているカンキツ類はキンカン(品種:プチマル) ミカン(品種:ワセウンシュウ) レモン(品種:リスボン)の3種類で、いずれも1〜2本です。

 

 

セラピー専攻

セラピー専攻で栽培していたハーブ類の苗も少なくなってきました。現在残っているものはイタリアンパセリ、 ワイルドストロベリー、レモンバーム、セージ、ラムズイヤーなどです。セラピー専攻に入らなければ分からない植物が多くありました。レモンバームはほんのりレモンの香りがしますよ。

 

 

 

 

 

文章・写真 3h 原田

R4 園芸科学科 23

今日の園芸科学科を紹介します。

これは私達が課題研究で行っている研究内容を、中間報告するために模造紙にまとめている様子です。課題研究で行っている研究もそろそろまとめの時期を迎え、データを整理したりしているところです。完成した模造紙は文化祭の日に自分たちの教室に貼り出して、多くの人に見てもらうことができました。自分たちで分かりやすく見やすいよう工夫しながら作成しました。右の写真は文化祭で貼り出された様子です。他の専攻での研究内容もよくわかり、とても興味深く見学できました。

   

草花専攻

今日は草花専攻で栽培している花🏵を紹介します。先日のふれあい市や近隣の学校等からの注文が入り、たくさんあった花苗も日に日に少なくなっています。

             ノースポール 

             ハボタン

 

             シロタエギク

 

             パンジー

 

             ビオラ

 

             ペチュニア

花壇に植えていたビオラがたくさん咲いていました。10種類以上の色があり、交配を行っているグループが育てたビオラも咲いているので、可愛くきれいな色がたくさんありました。全体が鮮やかでとても花壇が目立っていました。周りに生えている草も丁寧に抜いて手入れをしていました。

 

文章・写真 3H 青井 原田

寄植え甲子園に参加してきました

草花専攻生23年生が、本校近隣の農マル園芸吉備路店で開催されたイベント「寄植え甲子園」に参加しました。

このイベントは、決められた予算内で寄植えに使用する花材を自由に選び、それを用いて寄植えを制作し、その出来をお客さんに評価してもらうものです。

今回は、環境に配慮した器を使うことも取り組みの一つになっており、通常の鉢ではなく、卵の殻から作ったエコ鉢に植え付けました。この日は、2年生9名が寄植え制作に挑戦しました。会場では最初に説明をうけ、その後必要な花材の数や種類、デザインなどを考えました。制作するデザインが決まったら、花材選びになります。みな試行錯誤しながら慎重に選んでいました。

花材選びが終わったらいよいよ制作に取り組みます。おおよそ1時間程の制限時間の中、デザインを考えなが花苗を配置し植えていきます。植えた後も全体のバランスや見る角度を変えて自分が思い描いた通りの寄植えになっているかチェックして完成となります。皆思い思いの寄植えが出来、満足した様子でした。今後はしばらくお店に展示されてお客さんの投票によって出来が評価されます。結果が楽しみです。