園芸科学科ニュース

園芸科学科三年生の課題研究と実習の様子を紹介します!

草花専攻🌹

草花専攻室ではフラワーアレンジメントコンテストの練習をしていました。今月28日に福井県で行われる全国産業教育フェアのフラワーアレンジメント大会に向けて日々練習を重ねています。デザインなど工夫をし、気に入る形になるまで何回も試行錯誤しているようです。同じく草花専攻室では課題研究でキャンドル作りをしているグループが作業をしていました。キャンドル内にビオラの花びらを入れて、色に変化を持たせるなど見栄えがとても良いです!ヒートガンで温めることでキャンドル内の気泡を抜くことができます。このキャンドルは秋のふれあい市で販売されるそうです。

果樹専攻🍇

果樹専攻室ではシャインマスカットの収穫と調整を行っていました!収穫時に軸の長さや果房の重さなどを調査しているそうです。今年は房の形が悪いものが多い印象ですが、果面はきれいで粒もまずまず成長しています。今年最後の校内販売になりますが、皮ごと食べられるなどの手軽さもあり多くの人が買ってくれるため、大変嬉しい気持ちになります。🍇

文・写真 鳴本

中学校へ出前授業に行ってきました。

令和5年10月21日(土)

岡山市立中山中学校からの依頼を受けて、「ふれあいSATURDAY」での出前授業に行ってきました。講座タイトルは「パンはなぜふっくらとしているのだろうか?」。

食品科学科3年の中野結菜さん、長尾佳苗さん、徳田鈴音さん、高塚弥姫さんの4人が生徒講師として中学校を訪問し、食品科学科の学習で取り組んできた「酵母」について、講義に続いて簡単な実験に顕微鏡による観察を取り入れて1時間半の講座を行いました。参加した中学生に保護者の方も加わって、実験を行いました。日頃の専門学習で身に付けた知識や技術を活かして丁寧に指導していくことができました。4人ともこの講座での指導経験を通して、指導する事の難しさを感じると共に、酵母や食品についてさらに興味が高まったようです。

園芸科学科ニュース

今日の園芸科学科の課題研究中の様子を紹介します!

果樹専攻🍇

ガラス温室にて、マスカット・オブ・アレキサンドリアの収穫をしました。アレキは爽やかな酸味と甘味、上品な香りが特徴です。ブドウは食べやすい「種無し」が好まれます。しかし、種無しの処理をすると香りが弱まってしまうので、マスカット・オブ・アレキサンドリアは種有りで栽培しています。収穫したアレキは実の数が多めでしっかりと成長した状態で収穫することができました。温室の奥側のシャインマスカットについて課題研究を行っている専攻生は、収穫2週間前に袋を外した区と付けたままの区の房を一部を収穫して皮の色や汚れ、糖度の比較していました。この日の比較ではあまり差は出なかったようです。

草花専攻🌹

草花専攻室の外では、課題研究で容器づくりをしているグループが完成した容器の底に水抜き用の穴をドリルで開けていました。形になっている容器は色も淡くて可愛く、形も様々なものがありました。専攻室の中ではキャンドル作りをしているグループがいました。容器に工夫を加えるために色々な容器を買い、見栄えに気を使って試作していました。

文・写真 3H 鳴本

農業土木科 株式会社エイト日本技術開発様が来てくださいました!!(環境調査の学習)

9月29日(金)に社会人講師活用授業で株式会社エイト日本技術開発様より6名の方が来校してくださり、1年生対象にに校内の用水路で魚類調査をしました。胴長を着て、用水路に入り、網で魚を捕獲しました。他にも仕掛け網や、投網での捕獲もしました。取れた魚は水槽に集め、どんな魚がいたのか説明を頂きました。カネヒラという魚がいるのは、産卵するために必要な二枚貝が生息しているからであることや、カマツカという魚がいるのは水質がきれいな証拠であることなど、教えていただきました。

その後、3年生がもう少し詳しく観察をしていきました。観察に必要な水性生物観察水槽の作製し一匹ずつ魚を入れて、どんな魚がいたのか調査していきました。本日の調査では高松農業高校の用水路でタモロコ、ドンコ、オイカワ、カネヒラ、ヤリタナゴ、カマツカなどの魚類がいました。普段、何気なく見ていた用水の魚の名前を知り、この地域の水の豊かさを知ることができ、自分たちの住む街の環境を考えるきっかけとなる授業となりました。用水路などの土木構造物を設計する上で、生物が人間とより良く生活していくための工夫などが必要とのお話も伺い充実した時間となりました。株式会社エイト日本技術開発の皆様、貴重な体験をさせて頂き本当にありがとうございました

農業土木科3年 新たに基準点を設けよう

現在、校内(4棟農場職員室南側)に測量の基準点が2箇所あります。今回、その基準点から約300メートル離れた場所にある測量実習場付近へ、新たな基準点を設けることになりました。方法は、水準測量という高低差を求めることができる測量により、既存の基準点から新点までを往復観測し、誤差の小さい測量ができた班のデーターをいくつか抽出し、新点の数値を求めていきます。とてもシンプルな方法ですが3年生にとっては久々の水準測量です。2人1組になり、1年生の時に習ったことを思い出しながらの作業に少々時間もかかりましたが、最後まで頑張って測量していきました。計測後は得られた数値を計算します。1回目の測量では誤差3ミリ以内に収めることができたのは残念ながら5班中1班のみ。次回の測量ではより実用的な数値が出るよう期待しています!!!

農業土木科 農業クラブ全国大会で最優秀賞をめざして!!

10月25日から農業クラブの全国大会が熊本県で開催されます。農業土木科より、平板測量競技の部に3年生の宇野さん、関藤さん、竹村さん、鑑定競技の部に3年生の渡邉さんが出場します。平板測量競技に出場する3人は最優秀賞をめざして日々練習に励んでいます。細かい動きまで意識しながら、より正確な測量ができるようにひとつひとつ確認しながら練習しています。このメンバーで挑む最後の挑戦が最高の形で終われるよう、最後まで全力で頑張って欲しいです。

こちらは鑑定競技に出場する3年生の渡邉さんです。自分の進路決定に向けて勉強を頑張る傍ら、鑑定競技の勉強にも励んでいます。今頑張って挑戦している日々は、必ず将来の糧になると思います。がんばってください!!

園芸科学科ニュース

園芸科学科三年生の課題研究の様子を紹介します!

草花専攻🌹

草花専攻室では、キャンドル作りを課題研究のテーマにしている専攻生が作業をしていました。前回製作したキャンドルの芯は細くて短かったため、既存のキャンドルからロウの芯を抜き取り、芯を麻紐に変える作業をしていました🕯(写真左)。前回製作したキャンドルを容器ごと鍋ごと入れ、溶かして再利用します(写真真ん中)。

同じく草花専攻室では、鉢を制作している専攻生が完成した鉢を型から取り出していました。色もきれいに出ていて、形もきれいに出来ていました。完成した鉢に植物を入れるのが楽しみですね!(写真右)

セラピー専攻🌿

セラピー専攻室の外では、ブロッコリーを9月下旬に植えるためにポットに土を入れて準備をしています🥦。ブロッコリーの苗はすでに順調に成長しているため収穫できる11月下旬まで待ちきれませんね><。作業をしている専攻生はとても真面目にテキパキと取り組んでいました!

果樹専攻🍇

ブドウのガラス温室では課題研究でシャインマスカットの糖度向上をテーマにしている専攻生が作業をしていました。収穫予定は9月下旬ですが、ブドウにかけている袋を収穫二週間前に外す区と外さない区に分けて収穫までの二週間の間の外観や糖度に違いが見られるのか調査していました。袋を外したシャインマスカットは実もしっかりと付いていてとても美味しそうです!校内販売の際にはぜひ購入して食べてみたいですね!

写真・文 3H鳴本

梨の収穫をしました

この日は、3年生の果樹専攻生が梨の収穫を行いました。果樹園では「豊水」と「幸水」という品種の梨の木が2本ずつあります。どちらも皮の色が薄茶色っぽい色になる赤梨の一種で、日本各地で多く栽培が行われているメジャーな品種です。収穫用コンテナ10ケースほどの量を収穫しました。作業場に持ち帰った梨は、袋から丁寧に取り出し、傷や痛みなどをチェックします。その後重さを測って大きさごとに仕分けしました。専攻生が試食したところ、果肉は瑞々しく糖度も十分でとても美味しかったです。仕分けした状態の良い梨は来週から校内で販売する予定です。また、大きな傷や傷みのある梨は、ドライフルーツ等に加工する予定です。

園芸科学科ニュース

課題研究の授業も2学期となり、専攻によってはパソコンを使って研究をまとめているところもでてきました。今やっている研究の内容は、高農祭での学科展示会場に全員がまとめを掲示する予定です。

今日は草花専攻の課題研究の様子を紹介します!

3年園芸科学科の教室前では課題研究で中庭に通路を作っている専攻生が作業をしていました(写真左)。足の踏み場とし設置している石の隙間には雑草が生えないようにコンクリートを流し入れ、その上に玉砂利を敷き見栄えを良くしています。工夫として畜光石を道なりに沿って置き、夜遅い時間でも見て楽しめるようになっています!課題研究の授業後は園芸科学科の教室から見える通路が、作業が進んでいるのが感じられてとてもいいです(写真真ん中)。アーチに巻き付けている植物も春からしっかりと成長して順調に大きくなっています✿。また同時に、中庭にはチェリーセイジを植えつけ、中庭の美化を目指しています(写真右)。チェリーセイジは成長するとボリュームが出て、現在平地である中庭も自然豊かな感じにすることができます!順調に完成に近づいています。

写真・文 3H鳴本

園芸科学科ニュース

三年生の課題研究と実習中の様子を紹介します!

セラピー専攻🌿

セラピー専攻室の外では何人かの専攻生が収穫したピーマン、ししとう、ナスを水で1つ1つ丁寧に洗っていました。この野菜たちは水洗いが終わったら袋詰めされ、放課後に校内で販売されたり、スーパー等に出荷されます。旬である野菜たちをいい状態のままたくさん収穫することができました!(写真左)。

ガラス温室前では課題研究でメロンをテーマにしていた専攻生が、メロンの水耕栽培で使用していた発泡スチロールを洗っていました(写真右)。温室内にはすでにメロンは1つもなく、全て出荷されていました。今年収穫されたメロンは糖度が高く、形もいいものが多かったようです🍈。

草花専攻🌹

草花専攻室では、課題研究で鉢を制作しているグループが作業を行っていました。今回はセメントを使用しての制作です。手順としてはセメントに水を入れ、絵の具で色を付けてダマが残らないようによく混ぜ、型に入れます。水分が少なすぎると固くて型に流し入れにくいため、水量の調節が大事なようでした。流し入れる型は様々な形のシリコン型です。色や型に気を使うことで視覚的に楽しめる鉢を目指しています!

果樹専攻🍇

ブドウ(高妻)の調査をしている専攻生が、収穫したブドウの重さや大き、皮の色などを果樹専攻室で調べていました。課題研究に使うデータをとるため、一房ずつ丁寧に作業をしていました。収穫した高妻は粒がとても大きく重さも一房800グラムほどあり、すごいボリューム感がありました。しかし、皮の色は黒色に近いものから赤色に近いものまで様々で、房によって違いがありました。この日収穫したブドウは1パック500円で校内で販売され、用意した25パックは10分もしないうちに完売となったようです🍇。

写真・文 3H 鳴本