農業科学科(作物専攻)稲作編 種もみ浸水(芽出し)+α

いよいよ籾播き(もみまき:稲の種まき)の日付が近づいてきました。

今日は5月8日に播く「きぬむすめ」を水に浸水し芽出し(めだし:種から芽を出すこと)をしていきます。

水温を確保するためタルを日中、日の当たるところに置き袋ごとタルへ入れます。

水をたっぷりと加え、袋を上下に動かしながら種にしっかりと水を吸わせます。

これを種まきの2~3日前に行い、水を朝夕入れ替えます。

芽が出すぎると播種機(はしゅき:種を播く機械)に絡まりうまく播けなくなるため水揚げは種の状態を見て引き上げます。

一方、畑では…

先週に追肥・土寄せ(ついひ土を植物体に寄せること・ついひ:肥料を与えること)したジャガイモがゴールデンウィーク中の雨で肥料が溶け出し、大きくなっています。

1年生の「農業と環境」で播種したスイートコーンも出芽が目視で確認できるほど大きくなりました。すべて発芽をしているわけではないので登校日の観察できるといいですね!

農業科学科(作物専攻)稲作編 草刈り・除草剤散布

畔(あぜ:田んぼの通路・堺)の周辺も雑草が大きくなってきました。

雑草は害虫の住処になるため、刈払い機と除草剤を使い管理していきます。

除草剤はボトルに表記してある希釈倍率に従い、水に溶かしていきます。

希釈に使用した容器もきれいに洗いタンクに流していきます。

今回は散布面積も多く、学校から離れているため20Lのポリタンクに水をため現地でも作成できるようにします。

通路は刈払い機を使い刈り取っていきます。学校の田んぼはシロツメグサ(別名:クローバー)が多くよく絡まります。

斜面の雑草は機械では刈り取りにくいため除草剤を散布します。

散布は近隣の田んぼに注意しながら行わないといけません。

畔(あぜ:田んぼの通路・堺)管理も稲作の大切な仕事です。

天気や気候と相談しながら適期に行うようにしていきます。

農業科学科1年生「農業と環境」スイートコーン

4月24日の登校日に1年生が播種したスイートコーン。

あれから、ほぼ毎日やさしくかん水(水やり)しながら1週間、ついに「出芽」(しゅつが=芽が地表に出ること)が始まりました!

左の写真は4月30日の様子。右の写真は今日5月1日の様子です。

「幼葉しょう」が土を破って出芽し、続いて「第一葉」の展開が進んでいきます。

次に1年生が登校する日まで、順調に育ってくれますように・・・。

農業科学科2年「選択作物」ジャガイモ4品種 追肥・土寄せ

3月19日に作物専攻2年生が種いもを定植してスタートした春作のジャガイモ。品種は男爵薯、アンデス赤、メークイン、インカルージュの4品種です。

メークインとインカルージュは種いもの状態が良くなかったためか、出芽がかなり不ぞろいですが、4月28日に追肥(一株当たり20g)したのち、1回目の土寄せを行いました。

本日、5月1日は2回目の土寄せを行いました。男爵薯とアンデス赤は順調ですが、メークインとインカルージュはかなり生育にばらつきがあり、均一な土寄せができません。

連休明けには各品種の生育に合わせて、3回目の土寄せを行う予定です。

4品種比べて、どんな生育の違いがあるかな?

農業科学科(作物専攻)稲作編 水田耕うん

ゴールデンウィーク前の最後の晴れ間になりました。

先週から学校付近の田んぼも農家さんがトラクターでどんどん耕うん(こううん:耕すこと)していっています。

学校の田んぼも田植えに向け最後の耕うんをしていきます!

今日はトラクター2台体制でいっきに勝負をします!晴れ続きで土もよく乾いているので効率よくできそうです。

水の排出口や電信柱などに注意しながら耕うんしていきます。

雑草を土の中にすき込み(すきこみ:草などを土の中に混ぜ込むこと)ながら土を細かくしていきます。

今日は気温も高く、お昼過ぎからは暑さとの戦いでした。

枕(まくら:田んぼの四隅)もきれいに仕上げていきます。

一日仕事になりましたがすべての田んぼを耕うんすることができました。

今後は、5月の中旬に元肥(もとごえ:植え付け前の肥料)を散布する予定です。今年も良い米が採れるといいですね!

草との戦いが今年も始まりました

平山果樹園の斜面部分の様子です。果樹園はまさに山にあるので毎年草が大変なことになっています。遠くに小さく草刈りしている人が見えるでしょうか。

果樹の管理も大変ですが、草刈りや除草剤散布を含めた草との戦い普段あまり気にとめないかもしれませんが、とても大変な作業なのです。

実習で使う部分はしっかりと除草しておきます!

母の日カーネーションありますよ

草花苗元気です。まだまだあります。

今年は5月10日(日)が母の日です。今年もきれいなカーネーション用意しています。日頃の感謝を形にしてみてはどうでしょうか。きれいにラッピングしています。

ブタもヒトも気温に気を付けましょう!!

みなさんこんにちは。畜産科学科中家畜部です。

今日は気温が高く、豚舎の温度計も27℃を記録しました。子豚も母豚もさすがに暑がっている様子でした。こんな時は扉や窓、通風口を開放する。ヒーターの温度を下げるなどの舎内温度の調整をします。豚をよく観察し、適切な管理を心掛けることが大切です。さてここで問題です。繁殖豚を飼育する中で舎内温度は何度ぐらいが良いでしょうか。

※昨日の答え→餌付けをするポイントですが、粉状のエサなので「給水」が確実にできるよう給水器の確保が正解でした。