農業科学科 2年生 「選択作物」 ジャガイモ4品種の様子

本日5月7日(月)のジャガイモ4品種の様子です。

インカルージュ以外の3品種は花がつき始めました。上から順に男爵薯、アンデス赤、メークインの蕾です。一般に、地上部の「着蕾」(ちゃくらい)が始まると、地下部では「塊茎」(かいけい=いも)の形成が始まるといわれます。

農業科学科 1年生 「農業と環境」 スイートコーンの様子

4月30日(木)に始まった「出芽」から、本日5月7日(月)までのスイートコーンの様子を写真で追ってみましょう。

上から順に4月30日(木)幼葉しょう出芽、5月1日(金)第1葉展開はじめ、5月5日(火)第2葉展開、5月7日(木)第3葉展開 と生育が進んでいます。ここまでは種子の胚乳の養分で成長しますが、第3葉~第4葉が展開する頃から徐々に自分自身の根で土から養分を吸収する成長に変わります。この時期を「離乳期 」(りにゅうき)といいます。人間の赤ちゃんに歯が生えてくるのと似てますね。

 

農業科学科(作物専攻)稲作編 苗代の入水準備

明日は、いよいよ「きぬむすめ」の籾播き(もみまき:稲の種まき)です。

苗代の水管理をスムーズに行うため給水ポンプを設置し準備していきます。

二股に分かれた塩ビパイプを設置し位置決めを行います。

足元が濡れないよう、先端にあるバルブ(水の入切するレバー)は土手の上にくるようにします。

ロープを使いゆっくりと降ろしながら、先ほどの塩ビパイプに連結させます。

連結後はロープを鉄パイプにくくり給水ポンプが落ちて流れていかないよう対策します。タイマー付きの電源に差し込みます。

タイマーを使い一定量の水がいきわたるようにします。これで土日の管理も楽になります。

水がきれいに浸透するよう再度溝を掘り、天をトンボで均(なら)します。

実際に水を通してみて異常がないか確認して準備完了です!

 

今日の園芸科学科草花専攻

6月に販売予定の花苗を生産中です。今日はセルトレイで発芽した苗をポットに植え替えました。天気も良く温室内は汗ばむ暑さとなりました。

いよいよ今週末の母の日を前に、販売用のカーネーションのラッピングを行い、販売準備ができました。例年であれば草花専攻生が実習で行いますが、今年は職員で行いました。一鉢800円で販売中です。

学校No1のスーパーカウより受精卵採取

本校No1のゲノミック評価(遺伝評価)で、全国約3万頭の中から812位の評価をしていただいた牛から受精卵を採取しました。

(畜産研究所、家畜保健衛生所のご協力大変ありがとうございます)

未経産牛(分娩をしたことのない牛)のバージンフラッシュ(種付け前の牛から受精卵を採取する)での実施です。

4月中旬からホルモン処理(過剰排卵処理;排卵が1個ではなく多くの卵子ができるような処理)をはじめ、14個中から凍結保存可能受精卵が10卵採取できました。

この受精卵が岡山の家畜改良に繋がればいいと思います。この牛には5月中旬には、種付けをする予定です。本校の牛の能力アップにつながり、優秀な牛群作成につながればと思います。