農業科学科(作物専攻)稲作編 タマネギ播種

6月の収穫に向け9月の中旬ごろからタマネギの播種(はしゅ:種を播くこと)を行います。

作物専攻では田植え前に収穫を行うため、中晩生の品種を播きます。

①種まき用培土に水を含ませしっかりと混ぜる

②土をセルトレイに移し広げる

③②の土の上からさらに土を盛り、押し入れる

④余分な土を擦切る

⑤④のセルトレイに棒で播種穴を開ける

⑥セルトレイに1粒播きする

⑦バーミキュライトで覆土(ふくど:播種後に上から土を被せること)

⑧底面と上から潅水(かんすい:水やり)する

潅水後は温度を保つためシートをかけ保温します。

芽が出るまで約1週間から10日かかります。

芽が出るまでドキドキです!

ブドウ販売実習その2

8月下旬から校内での販売を始めたブドウも、黒系のピオーネや高妻、ベリーAの収穫が終わりました。収穫前に長く高温が続いたせいか、果粒の軟化がはやく例年よりもはやい販売終了となりました。つづいて、今週からは、緑系のブドウの収穫、販売が始まりました。黒系ブドウとはまた異なる味わいと香りがあり、黒系ブドウ以上に生徒に人気です。

岡山県を代表するブドウの一つです。種はありますが、香りと風味がとても良いブドウです。

近年人気のシャインマスカットです。種がなく甘い果粒は食べやすく、皮も一緒に食べることもできます。

この日用意した60パックもあっという間に売り切れ、販売した果樹専攻の生徒も自信を深めたようです。

農業科学科(作物専攻)稲作編 にこまるの実肥散布&黒もちの穂刈り

朝も涼しくなり、実習も快適に行える気温になりました。

学校で栽培しているお米も収穫までもう少しといったところです。

その中でも「にこまる」という品種は、全国お米甲子園で何度も入賞した品種でもあります。今年も食味をよくするため最後の実肥(みごえ:肥料成分により食味をよくする)を散布し、食味向上を目指します!

まず、ライスセンターの中で散布する肥料名や散布量を確認し班に分かれて散布を行います。

各班、散布量と面積を確認し散布にかかります。

最初はうまく散布できない生徒も往復して帰るころには、うまく散できるようになりました。

散布後は、黒もちの穂刈りを行いました。

黒もちの穂は赤黒く見た目はとてもきれいです。作物専攻の新たな商品作りとして栽培をしています。

刈取った穂は、不要なワラを落としてから天日干しにします。