最上稲荷「夏季大祭」で郷土芸能部が『最上太鼓』の演奏を奉納しました!

【校長室便りR3-17】7月18日(日)、最上稲荷で「夏季大祭」が行われ、本校の郷土芸能部が『最上太鼓』の演奏を奉納しました。

「夏季大祭」は水を司るとされる「八大龍王尊」に水難退散や五穀豊穣、開運招福を祈願する、最上稲荷で行われる三大祭典の一つです。

本校の郷土芸能部「最上太鼓」は、「地域に伝わる郷土芸能を継承していこう」と、倉敷天領太鼓の方に指導を受け、平成2年に誕生しました。原曲は、元々最上稲荷の門前町である高松地区に江戸時代末から伝わっていたもので、そのご縁から毎年、この「夏季大祭」で演奏奉納を行っています。

この日は、一年生の初舞台でもありましたが、緊張感が伝わってくる、とても勇壮な太鼓の響きで、集まった大勢の参拝者やカメラを手にしたご家族?の方々から拍手喝采を受けて、生徒たちはとても満足した表情をしていました。

今年も素晴らしい演奏をありがとうございました。お疲れさまでした!

夏の懇談会スタート

7月26日(月)

7月19日に終業式を迎え、夏休みとなりましたが、7月21日(水)より「夏の懇談会」がスタートしました。1・2年生は一学期の学習や諸活動について担任から話をするとともに、保護者の方からは家庭での様子などについての話を伺っています。いよいよ進路決定の夏を迎え、三者懇談を行って進学先や就職先について資料をもとに話をしています。

懇談会は8月上旬まで順次行われます。暑い中お越しいただく保護者の皆様ありがとうございます。

全国高校生グレコローマンスタイルレスリング選手権大会(レスリング部)

7月17日~19日まで、滋賀県のウカルちゃんアリーナにて

全国高校生グレコローマンスタイルレスリング選手権大会が開催されました。

高松農業高校レスリング部からは、

55㎏級 國年世羅(農業土木科・1年)

60㎏級 高杉将輔(農業土木科・3年)

65㎏級 小野高虎(農業土木科・1年)

80㎏級 浅野 心(農業土木科・2年)

の4名が岡山県代表として出場しました。

その結果・・・

 

80㎏級に出場した浅野心君が3位という素晴らしい結果を残しました!!!

(写真はレスリング協会のページから引用しています)

たくさんの応援をありがとうございました。

今度は、8月に福井県で開催されるインターハイに学校対抗戦、男子・女子個人対抗戦に出場します。

「試合ができることを当たり前と思わず、できることに感謝しながら、全員が優勝を目指して頑張ります」と終業式での壮行式で、レスリング部を代表して小宮さんが挨拶をしました。

頑張りますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

「第5回アグリ・夢・みらい塾」をオンライン開催しました!

【校長室便りR3-16】7月20日(火)、県内の高校生をはじめ、総勢約100名が参加して「第5回 アグリ・夢・みらい塾」が開催されました。

コロナ禍のため昨年は中止となったこの会でしたが、今回は我が高松農業高校が事務局となり、「オンライン開催」という新たなチャレンジ企画で開催しました。進行役を(株)バイトマークの江草聡美さんにお願いし、県内の農業を学ぶ高校生が通う8校と、岡山大学農学部、県立農業大学校、中国四国酪農大学校、県立青少年農林文化センター三徳園を繋ぎ、80名を越える農業を学ぶ高校生や大学生が集結しました。

「アグリ・夢・みらい塾」は、農業を学ぶことで農業の大切さや農業に魅力を感じ、将来の自営や農業に関わる仕事に就きたいと希望する高校生や学生たちに、学校の教員や教育関係者だけでなく、県の農林行政の方々や就農支援をされている関係機関の方々、さらには若手農業経営者の方々など、いろいろな立場の方に長いスパンで関わっていただくことで、自己実現をサポートし、一人でも多くの将来の農業後継者育成につなげることを目的として5年前に始めた会で、全国に誇る素晴らしい連携システムです。

今回もお忙しい中で、県内有数の若手農業経営者の方々6名が力を貸してくださり、自身の農業への思いや参加者からの質疑応答、そして最後には、後輩たちへの熱いエールを送ってくださいました。インターネットを介して各校の高校生たちにも熱いメッセージは確実に届いたはず。この「アグリ・夢・みらい塾」の取組が今後も進化しながら継続していき、この会に参加した若者たちの中から一人でも多くの担い手が逞しく育ってくれることを願っています。

 

ICTを活用した教職員研修会を行いました!

【校長室便りR3-15】7月20日(火)、夏休みの始まったこの日、職員会議の後の時間を利用して、先生方が研修会を行いました。

今回は、ICT活用の研修も兼ねて、Chromebookを用いて「高農をよりよくするために」というテーマで、グループ演習を行いました。「Google Jambord」というアプリを使っての共同作業で、「高農のよいところ」を付箋で書き出して皆で共有し、グループ化しながら、「さらに高農をよくするために」その強みをどう生かせば良いか、今後どのようなことができるか、意見を出し合いました。

限られた時間での研修でしたが、先生方同士が共に学び合い、我が「高農」について笑顔で意見を交わす姿はとても頼もしく思いました。ICT活用力の向上とともに、我が校の教職員の同僚性も高まる良い研修になったと思います。

第66回全国高等学校軟式野球選手権岡山県大会が開幕しました!

【校長室便りR3-14】7月17日(土)、硬式野球に続き、軟式野球の全国大会県予選会が開幕し、本校の野球部が一回戦に挑みました。

開幕第1試合の開始式では、本校軟式野球部女子部員の藤田さんが始球式の大役を任されました。3年間、たった一人の女子プレーヤーとして男子部員と一緒に練習に励んできた藤田さん。公式戦への出場は叶いませんでしたが、関係者の皆様にいただいたこの『粋な計らい』に感謝、感謝! 高校生活最初で最後のこの『一球』はきっと忘れられないものになったことでしょう。

本校の一回戦は7月18日(日)。瀬戸南高校と対戦しました。

 

同じ農業高校同士、練習試合も重ねて手の内を知り尽くした相手でしたが、互いに四死球からピンチを招いて得点を許し合う、という試合展開で9回までに7対7。勝負は延長戦に。10回表にフォアボールで出たランナーを盗塁と送りバントで3塁に進め、エンドランでもぎ取った8点目を守り切った本校が、辛くも初戦を制しました。

3時間を越えるシーソーゲームに、応援する私たちもついつい力が入りました。両校の選手たちはそれぞれに学びとることも多かったことでしょう。お疲れ様でした!勝利の後には、選手たちを称えて球場に流れる「高農の校歌」を、応援に駆けつけてくださった保護者の方たちと一緒に聞き、喜びを共にすることができました。

次戦は7月21日(水)。矢掛高校との対戦です。

健闘を祈ります! 頑張れ!高農!

スーパーエンバイロメントハイスクール(SEH)研究開発事業 見学研修(2日目)

令和3年7月16日(金)

1日目の研修を終了後、真庭市に宿泊し2日目は「バイオマスタウン真庭」の見学研修を行いました。

はじめに勝山木材ふれあい会館で、真庭市担当者の方から「バイオマスタウン」の概要説明を受けました。午前中の講義により、バイオマス活用の重要性をしっかりと学ぶことができました。

昼食後の見学研修では、銘建工業㈱・清友園芸・真庭アグリガーデン・真庭広域廃棄物リサイクル事業協同組合を訪問し、担当の方からの説明を受けました。

2日間で有意義な学習を行うことができました。今回の研修を受けて自分たちの研究活動に向けてこれから更に取り組んでいきます。

スーパーエンバイロメントハイスクール(SEH) 見学研修(1日目)

令和3年7月15日(木)

高松農業高校は、令和3年度から令和5年度までの3年間、岡山県のスーパーエンバイロメントハイスクール研究開発事業の指定を受け、環境に関する研究開発に取り組んでいます。その一環ととして、畜産科学科3年生20名が1泊2日で見学研修を行いました。

初日の7月15日(木)は、岡山県農林水産総合センター畜産研究所を訪問しました。経営技術研究室環境研究グループの水木先生からの講演を聞き、畜糞処理の重要性や課題などについての学習に続いて、研究所の処理施設の見学を行いました。これから取り組んでいく、畜糞のペレット化とオリジナル肥料の研究開発に向けての計画と課題をしっかりと学び考えることができました。

7月第3週(今週の高松農⑦)

【校長室便りR3-13】7月12日(月)~7月16日(金)。今週は、大雨警報により休校になって延期していた期末考査の残りを月曜日に終え、火曜日からは特別授業となり、併せていくつかの学校行事が行われました。まずは滋賀県大津市で開催される「第37回全国高校生グレコローマンスタイル選手権大会」に出場するレスリング部4名の壮行式をオンラインで行いました。農業クラブの校内行事も行われました。13日には、全学年の生徒を対象として各学科毎に「農業鑑定競技大会」が、また15日には、3年生を対象として各学科毎に「農業技術検定上級位」試験が行われ、皆が真剣な面持ちで取り組んでいました。また、14日には進路課の行事として、1年生を対象として「進路ガイダンス」が行われ、大学や短大、専門学校からは講師の方が来校されて対面式で、また企業の担当者の方にはオンライン参加していただき生徒が端末で映像を見たり、直接質問をしたりする形式で実施されました。

 

農業科学科(作物専攻)苗代の実習

作物専攻では、170a(1町7反)の面積で「にこまる」「ヒノヒカリ」「きぬむすめ」「ヒメノモチ」「黒もち」の5品種を栽培から販売まで一貫して行っています。

お米の苗を育てる場所を苗代(なわしろ・なえしろ)と言います。米作りにおいて苗をいかに上手に育てるかが今後の生育に大きく影響するため大切な実習です。

苗を上手に作ると稲作の半分は終了したと言えます。このことを【苗半作】(なえはんさく)といいます。

①表面を浅く耕うん

②溝を切りる

③品種別に管理するため、畦波シートを打ち込む

④水を利用して、苗代全体を水平にする

2,3年生の作物専攻がメインで実習を行っています。

水平を出す重要性を考えながらやっていきました。