動物を触った後は(畜産科学科)

畜産科学科ではいろいろな動物に触れます。そこで今日の実験は動物の体にはどれだけの細菌が存在するのか調べてみました。まず細菌検出用の培地を作ります。そこに私たちが動物のよく触る部分をスタンプします。その後一定の温度で2日間置くと、細菌の有無がわかります。今回の実験ではイヌやネコを調べましたが、多くの細菌の存在が確認にされました。あらためて動物を触った後の手洗いの重要性がよくわかりました。

難しかった動物実験

先日、畜産科学科の専門科目「総合実習」で動物の血液検査を学びました。実験に取り組んだのは実験動物専攻の3年生11名。マウスから血液を採取し、専用の器具を使って赤血球の数を測定しました。血液を薄めたり、顕微鏡操作、計算など緊張した場面が続きましたが、将来動物看護師になりたい生徒もいるのでとてもいい勉強になりました。

インターンシップ③(畜産科学科)

夏休み中に、「ドッグセラピー」の勉強をしてきました。場所は岡山アクティブホーム(岡山市北区立田)。特別に訓練を受けたイヌを介護療法に活用する施設です。1週間の長い研修でしたが、イヌの持つ優れた能力、それを引き出す指導員の力。とても有意義な研修になりました。

生徒の感想「感動の中に、力がわいてきました。指導員を将来の夢にしたい。」

こんなテーマで学習しています

みなさんこんにちは、畜産科学科中家畜部です。

高農では3年生になると1人ひとつのテーマを約1年かけて研究し1月末に発表する課題研究という教科があります。今回は中家畜専攻生が取り組んでいるテーマと内容を簡単ですが紹介します。

①テーマ ふれあい市(毎年春と秋にある学校生産物の販売イベント)の販売場所の改善
内容  注文票や売り場の改善でお客様の待ち時間短縮などに取り組んでいます。

②テーマ 日本における豚肉食の文化と歴史
内容  インターネットで食肉について調べています。

③テーマ 豚の生時体重と等級
内容  生時体重と豚枝肉等級の関係を調べています。

④テーマ 豚の品種ファイル作成
内容  世界の豚の品種を調べています。

⑤テーマ 子豚用保温箱の改良
内容  保温性を高める方法を考えています。

⑥テーマ 犬歯切除が及ぼす成長への影響
(哺乳中の子豚では母豚の乳頭を傷つける恐れがあります)
内容  犬歯を削ることで成長にどのような影響があるか調べています。

⑦テーマ 干しシイタケを飼料添加した時の肥育豚にもたらす効果
内容  肥育後期に干しシイタケを給与した時の肉質の違いを調べています。

⑧テーマ 分割哺乳の効果
内容  大きい子豚と小さい子豚のグループに分けて哺乳し発育を観察します。

⑨テーマ 豚の知能テスト
内容  知能テストの方法を調べ実践しています。

1月末の発表会に向けて頑張ります。

インターンシップ②(畜産科学科)

畜産科学科2年生の女子2名は兵庫県にある「神崎農業公園 ヨーデルの森」でインターンシップを行いました。公園にはカピバラやアザラシ、アルパカ、カンガルーなどが飼育・展示されています。またバードショーやふれあいニャンコ村もあります。生徒は3日間それぞれのエリアで研修を行いました。普段学校では接することができない動物たちに囲まれて、とても充実した研修になりました。

豚舎の日常はこんな感じです

みなさんこんにちは、畜産科学科中家畜部です

 今回は普段実習で行っている日常管理作業を紹介します。中家畜部では豚を飼育しているので当然除糞や水洗をして豚のいる部屋を綺麗にしたり、エサの準備などの作業や豚舎内の消毒をしています。除糞をする時には糞を見て健康チェックをしたり、水洗は床がすべる場合豚が転倒してケガをしないように床を磨いたり、また豚の発育ステージに合った餌の種類や量を計量します。消毒は伝染病などを防ぐために行っています。他にも子豚の管理や肥育豚の体重測定などの作業もしています。どの管理作業も手を抜くことが出来なく大変ですが養豚にとってとても大切なことです。

暑いのに頑張った39号

みなさんこんちは、畜産科学科中家畜です。

 8月18日日曜日の夕方から19日の朝にかけて、39号(キャサリン)が分娩しました。19頭(多い!デス)生みましたが、5頭死産で、1頭は翌日衰弱で死んでしまいました。

 39号は子豚の生時体重が他の豚と比べて大きく育てるのも上手ですが、4頭しか生まない時もあり、今回の分娩も少ししか生まないのかなと心配でしたが大きくて元気な子豚を多く生んでくれてよかったです。

 並んで寝ていたり、初乳を飲みながら寝たりととても可愛かったです。 

インターンシップ①(畜産科学科)

夏休み期間、畜産科学科2年生の多くの生徒が動物関連施設でのインターンシップ(就業体験)を行いました。最初の報告は「動物園研修」。5名の生徒が池田動物園(岡山市北区)でチャレンジしました。朝のミーティングで1日の内容を把握して、いいよいよ実習に入ります。飼育・展示されている動物達のエサづくり、掃除、健康チェック、来園者とコミュニケーションのなど仕事は山ほどあります。初めて体験することばかりで戸惑いも多くありましたが、憧れの仕事である「動物園飼育員」に近づけるよう力いっぱい頑張りました。

動物愛護研修会・動物園訪問(畜産科学科)

畜産科学科3年生(実験動物専攻)2名は、自分たちが取り組んでいる「課題研究」を充実させるため、日本愛玩動物協会が主催する研修会に参加しました。今日のテーマは「終生飼養と看取り方」。 ‘動物を最期まで愛情をもって飼育しよう‘ という内容でした。                                 そしてもう一つは「ふれあい動物園における動物の展示方法」。動物園の飼育員から ‘動物にあまりストレスをかけず、人が楽しめる方法‘ についてアドバイスをいただきました。                                             3年生は3学期の発表会までに、研究をまとめなくてはなりません。夏休みも頑張っています。