本日の牛舎

家畜たちは、柵に囲まれ伝染病から守られています。

でも、牛舎は、新型コロナウイルス感染症対策の関係で、生徒たちの活気のある姿がなく、牛舎もガランとしてとても静かです。

牛たちは、いつものようにゆったりとくつろいでいます。

みんな心配ご無用!生徒たちのいない間に大きく成長させてやるぞ!!

おかやま酪農協同組合からご寄付をいただきました。

先日、おかやま酪農協同組合より小椋部長と本城津山所長が来校され牛用バリカンのご寄付をいただきました。令和2年度に第15回全日本ホルスタイン共進会が宮崎県で行われます。岡山県代表として「高校生枠」で本校が1頭出品することが決まっています。そこで活躍をしてほしいと援助をしていただきました。新型コロナウィルス対応のため生徒の出席は出来ませんでしたが、校長が代表していただきました。全日本ホルスタイン共進会に向けて生徒共々頑張っていきたいと思いました。

中国B&Wショウに出品して

おからくB&Wショウに3月23日に行われ、中国B&Wショウに4頭の出品が決定してからこの共進会に向けて、生徒・教員ともに準備をして望みました。リーディング技術の向上と出品牛の状態アップを考えながら体調管理や牛体洗浄、ラウンダーによる運動、毛刈りを取り組んできました。準備をしながら状態は良くなってきている手応えを感じながら望みました。前日の6日から真庭市の岡山本部総合家畜市場に入り、乳牛研究部(大家畜専攻)の7名の生徒が頑張ってくれました。西大寺地域の酪農家の方とチームを組んで最後の仕上げの毛刈りをしてもらいながら地域の酪農家の方と交流を持ちながら取り組むことで、酪農家の方の考え方や取り組みを理解できる良い機会になっりました。また、初めて共進会に参加する生徒もいたので良い勉強になったのではないかと思います。牛の状態もそこそこの状態で出品にこぎつくことが出来ました。リーディングも日頃の練習の成果を見せる機会になったと思います。しかし、牛も生徒の緊張を少し感じ取ったのか牛もいつも以上に動きが悪く、牛の頭が重かったとリーディングした生徒が言っていました。下記が、生徒と牛の頑張った結果が次の通りです。

1部出品  8ヶ月以上~13ヶ月未満
タカノウ クラッシュ バロン グレース(23号牛)   6位/15頭
タカノウ モントレー モンブラン モッチ(20号牛) 11位/15頭
3部出品 15ヶ月以上~15ヶ月未満
タカノウ モントレー テイナ ドルチェ(717号牛)  2位/12頭
4部出品 18ヶ月以上~21ヶ月未満
OAC トップ マッカチェン トイ エボニー ET(117号牛)
8位/11頭
最後に、大会結果としては、今一歩でしたが、生徒達には良い経験になったのではないかと思います。この大会でもらった課題を次の4月25~27日に静岡県御殿場市で行われる大会『2019セントラルジャパンホルスタインショウ』に向けて、ドルチェ(717号)を生徒と仕上げていきたいと思います。新たなスタート、始業式前日の大会報告でした。

B&Wショウ前日

前日です。
高松農業の牛たち元気です。
共進会前日にこんなに安心して迎えられるのは、初めてかもしれません。
出品牛がなにより落ち着いてエサを食べてくれてるのがいい。でも心配事は117号の飛節が少し腫れぼったい。いろんなことが起きるのが共進会。頑張るぞ!!牛も生徒も!!

生徒も寒い中頑張ってます。

 

2017セントラルジャパンホルスタインショウに出品して ②

第3部に本校飼育のタカノウ アルタアメイジング ダーハム ワカバを出品しました。出品に向けて、岡山県チームの酪農家の方々に毛刈りを仕上げてもらいました。「欠点のない機能的な牛」と評価をしていただき、自信と手ごたえを感じながらの出品でした。リーディングも、高い位置で頭をキープしながらの見せれていたと感じながら、ただ不安があるとしたら「サイズ」この一点はぬぐいきれない事実と思っていました。前を歩くの牛の長さとサイズのある牛に見劣りを感じたのは事実です。出品牛22頭の中で10番目という結果となりました。中国地区チャンピオンとしてのぞんだだけに、少し寂しい結果となりましたが、生徒たちも教員もいい経験ができたと思います。来年は、同じ場所、同じ時期に全日本B&Wショウが開催されます。その出品に向けて生徒とともに頑張っていきたいと思いました。

2017セントラルジャパンホルスタインショウに出品して ①

4月13~15日に静岡県御殿場市馬術・スポーツセンター行われた2017セントラルジャパンホルスタインショウの第3部(15ヶ月以上18ヶ月未満)岡山県の代表として出品してきました。前回の中国地区B&Wショウでチャンピオンとなり、かなりの自信を持って行くとともに大きなプレッシャーにもなっていたように思います。学校の牛でありながらどこか扱いにも必要以上に気を使いながら静岡入りしたように思います。
牛は、13日の午前1時に学校を出発して、13時に到着し、生徒3人と牛を追いかけるように新幹線で向かいました。静岡の御殿場に到着した時には、牛が洗われ、牛舎の準備をしているところでした。一般に馬を受け入れるところということもあり、衛生面を最大限に気を付けており、馬房にブルーシートを敷き、壁面は、ビニールで目張りをし、ブルーシートの上にジュータンを敷き、敷料としてイタリアンライグラスの実取りに、おがくずを敷いて、牛の寝床を作ります。牛には体力の回復と出品時間に合わせてエサや水を給与する時間を考えてお腹が出品時に大きく張る状態を作っていきます。水洗いをすれば震えてみんなが寄せ書きをしてくれたパワーシーツを羽織って体力回復。学校のアピールと校旗にのぼりを飾りつけ、富士も麓での決戦に備えます。

2017セントラルジャパンホルスタインショウ リーディングコンテスト編

高校生、農大生、大学生のリーディングコンテストが開催されました。部門としては、高校2年生以下の部と高校3年生以上の部が開催されました。2年生以下の部に畜産科学科2年生の森川さんが出場しました。当初は、もう少し小さい牛で出場する予定でしたが、牛の体調が良くなく、自分の背より大きい牛のリーディングとなりましたが、よく頑張ってリーディングをしていたと思います。16人中4番目となり、3番目までは、メダルがもらえたのですが、あと一歩でした。また、これをバネに頑張ってもらいたいと思いました。
高校3年生以上の部では、畜産科学科3年の一原さん、若林さんが出場しました。ただし、この高校3年生以上の部では、なんと出場した選手が45人となり審査会場入りきらないくらいの状態でした。一原さんは学校の牛を引いていたので状態は良かったのですが、若林さんは農家さんの牛を借りての出場となり未経産牛で1番大きいクラスの牛となったのでかなりリーディングしづらかったようで、ファーストピックで引き出されなかったので悔しい結果となりました。一原は45人中12番目となりました。これも悔しかったのではないかと思います。全体的に今回の共進会は、悔しさが残る結果となりましたが、来年に向けての経験にしたいと思います。また、セントラルジャパンホルスタインショウに初めての出場で、経験不足を感じたので、常時大会に出場できる準備をしていきたいと思う大会となりました。リベンジするぞ!!