10名の「たまごソムリエ」誕生(三ツ星タマリエ検定合格)

2月13日

タマゴの栄養や調理法に加えて、養鶏やニワトリについての専門知識を持つタマゴのソムリエの認定する、三ツ星タマリエ検定(日本卵業協会主催)の本年度合格通知が届きました。畜産学科1年生10名が見事合格、合格証書と認定証、そして認定バッジが授与されました。合格者の皆さんおめでとうございます。これから、更に先を目指して頑張ってください。

岡山県青年農業者大会で発表しました。

2月15日(木)

岡山県新農業経営者クラブ連絡協議会主催(岡山県、岡山県農業協同組合中央会、(公財)岡山県農林漁業担い手育成財団 後援)の令和5年度「岡山県青年農業者大会」が開催され、畜産科学科小家畜専攻の研究チームがプロジェクト活動の招待発表を行いました。飼料への微生物製剤の添加や食用コオロギを活用することで、資料価格が高騰している現在の養鶏の課題解決を行いたいという研究です。発表者3名と補助者5名の8名で参加し、研究内容を紹介しました。

コサージュ作りを勉強しました

この日は園芸科学科2年生35名がコサージュの作り方を勉強しました。講師の先生として本校園芸科学科の卒業生であり、現在グリーンショップ八木勤務の山口さんをお招きして約2時間の実技講習を行いました。例年、本校の卒業式では3年生がコサージュを胸につけて式に臨みますが、このコサージュは園芸科学科2年生が卒業を祝って制作しています。花材としては、デンドロビウム・ファレノプシス2輪、カスミソウ4枝、レザーファン3枚を1セットとして、フローラルテープを花材やワイヤーに巻いていくテーピング技術、花材をワイヤーで固定するためのワイヤリング技術の指導を受けました。多くの生徒にとっては初めて行う作業であり、1つ1つの作業を時間いっぱい丁寧に行っていました。この講習で作り方を身に着け、卒業式前日の2月28日に園芸科学科2年生全員と1年生の草花専攻生で協力して約250個のコサージュを制作し、卒業式を祝う予定です。

園芸科学科学習発表会

1月18日(木)3限から6限の授業を使って3年生の学習発表会を開催しました。この会は、3年生が一年間課題研究の授業で取り組んできた研究内容を、5分程度のスライドにまとめて発表を行います(今年度の発表題数は草花専攻が5題、セラピー専攻が4題、果樹専攻が12題でした)。1・2年生の園芸科学科生徒も発表を視聴し、ただ単に先輩の発表を聞くというだけでなく、自分たちが来年度以降に行う課題研究の内容を考える機会となっています。発表後には質疑応答の時間も設けられ、1発表につき2〜3の質問が2年生を中心に出されました。3年生にとっては発表以上に緊張する瞬間のようでしたが、とても良い経験になったと思います。

各専攻の発表題目(と内容)をいくつか紹介します。

草花専攻

・安価で生育の良い用土作成に向けて(草花栽培に使用する土の配合割合を考える)

・緑のある生活を 〜オリジナルガーデン鉢の制作〜(自作の園芸用鉢の制作)

・3S花壇の装飾(駅から学校の途中に設置している花壇の装飾と管理)

園芸セラピー専攻

・四角いメロンを作ろう(形が四角のメロンを作る)

・ハッカサイダーの開発に関する研究(ハッカ風味のサイダーの開発)

・ハーブを使ったマスクスプレーとバスボムの制作(ハーブを使った日用品の開発)

果樹専攻

・アブシシン酸を用いたピオーネの着色向上に関する研究(ブドウの皮の色をより黒くする研究)

・シャインマスカットの品質向上に関する研究(ブドウをより甘くするための研究)

・梨の袋掛けに関する研究(梨袋の効果の検証)

・高農ブログを利用した園芸科学科の魅力発信(ブログの作成)

農業土木科 課題研究発表会

1月19日(金)の5.6時間目に、農業土木科の課題研究学習発表会が行われました。各専攻ごとに研究テーマに沿って調べたことを、スライドを使い1.2年生や先生方に向け発表しました。3年生にとっては農業土木科の最後の授業になりました。一人一人がしっかりと役割を持ち、堂々と発表することができました。2年生にとっては3年生から引き継ぐバトンもあり、先輩たちの活動内容にしっかりと耳を傾けていました。1年生にとってはこの発表を参考にしながら、自分の進みたい専攻を考えていきます。質疑応答もあり、農業土木科として実りある時間になったと思います。

ミカンの季節ですね

すっかり冬らしい気候になり、モモやブドウの木はすでに落葉してしまった今日このごろ、今でも緑々した葉を茂らせ、オレンジや黄色のおいしそうな色の果実をならせている果樹があります。そうミカンをはじめとしたカンキツ類と呼ばれる果物たちです。今日はミカン20kgほどと少量のレモンを収穫しました。ミカンは皆で試食してみましたが、酸味も少なく食べやすかったですが、種があるものがいくつかありました。校内には本数は少ないですが、この他にもキンカン、タンゴールや雑柑などの木が10本程植えられています。まだ小さい木ばかりですが、今後は12月から3月くらいまで様々なカンキツ類が順番に収穫できるようになる予定で、とても楽しみです。来月はキンカンです。

240プランター出荷!

10月上旬から草花専攻生が大切に育ててきたプランター約240鉢が昨日から出荷開始となりました。これは外部の企業から依頼をうけ、冬用の装飾プランターとして草花専攻生が準備してきたものです。1つのプランターにはハボタンとビオラが3株ずつ植えられています。実習の時間にプランターを制作し、その後2ヶ月ほど生育させていたものがいよいよ出荷となりました。専攻生も自信をもって送り出したようです。

ビニールハウス解体中

ブドウ(高妻)を栽培しているビニールハウスがパイプの腐食がすすみ老朽化しており、収穫も終わったこの時期に解体することになりました。さっそく2年生と3年生の果樹専攻生が実習の時間を利用して解体作業に取り組みました。このハウスは間口6m,長さ30mほどの大きさで、中には3本のブドウ(高妻)が植わっています。ブドウの木が植わったままの作業のため、とても脚立が使いにくい作業となりました。専攻生は、ハンマーでパイプから留め具を外す作業、パイプ抜き器でパイプを抜いていく作業、ビニペット等を外す作業などを皆で分担して怪我に注意しながら行いました。初めて経験する作業内容で、最初こそこわごわと慎重に作業をしていましたが、すぐに慣れてどんどんペースがあがっていました。3回ほどの実習時間でほとんどの解体作業が終わりました。今後は3学期に同じ場所に、農業科学科が一昨年まで使用していたハウスを組み立てる予定です。来年のブドウ栽培に向けて少しずつ準備ができています。

寄せ植え甲子園 高校生の部1位受賞!

11月上旬に参加した寄せ植え甲子園の結果が返ってきました。このイベントは、農マル園芸吉備路店に制作した寄植えを展示し、お客さんの投票によって寄せ植えを評価してもらうというイベントでした。本校も園芸科学の草花専攻2、3年生が参加していました。この度、2年生の専攻生の作品が高校生の部(59作品中)で1位の評価をいただき、表彰式に参加してきました。また、一般の部でも草花専攻の教員の作品2点も受賞し一緒に表彰してもらいました。参加した生徒も自身の作品が評価されたことに、自信と喜びを感じていたようです。

植栽実習に行ってきました。その5

今回は総合実習の時間を利用して岡山市西河原の弘済会に2年生の草花専攻生5名が行ってきました。この日は、建物の外にある約15m程の花壇を学校で育てたビオラ、ハボタン等の花苗とプランターを持ち込んできれいに装飾しました。まずは前回5月に花壇に植えた古い植物を抜いてきれいに土を整えます。その後、持ってきた花苗を種類や色を考えながら植える場所に置いていきます。肥料をやり最後に水やりをして完成です。花壇の草花が更新され、見た目も華やかになりました。

作業は1時間ほどで完成し、日々の実習の成果を確認できるよい機会となりました。専攻生もすでに何回目かの校外植栽実習ということもあって慣れた動きで実習を行っており経験が生かされていると感じました。見る人を少しでも楽しませられたらと思います。