今日の園芸科学科その9

3年生は課題研究の中間発表が近づいてきました。それに向けて各専攻で仕上げにとりかかっているところもありました。

〈草花専攻〉

プランターを置く台にペンキで色を付けていました。ピンクやミドリで作っていてとてもかわいかったです!サルビアやハボタンが植え付けられているプランターを置くそうです。

〈セラピー専攻〉

レモングラスの収穫をしていました。収穫したレモングラスは、水で洗い根を切って乾燥させます。細かく切ったレモングラスはハーブティーに使われます。セラピー専攻では、日本ハッカを使った「すっきりするっ茶」やレモングラスやレモンバーベナを使った「かおるん葉」などの商品(ハーブティー)があります!

〈果樹専攻〉

新しくできるモモ園では、土を盛って平らにする工程が終わっていました。私たちがいる間には完成しませんが、後輩たちに託したいと思います!数年後には、春には一面に桃の花が咲き、おいしいモモが実る果樹園になることを楽しみにしています!

秋に入り朝晩は肌寒い季節になってきましたが、体調を崩さず頑張っていきたいと思います!

撮影・文章:佐藤、信久

今日の園芸科学科その8

10月に入りました。まだ日中は暑く夏のような気温です。今日は校内の植物の様子などを紹介します。

今の時期はハボタンなどのたくさんの花がキレイに花を咲かせていました。

3Hの教室の前のベンチです。ベンチの周りにはセンニチコウなど様々な花が植えられおり、毎日癒されています。

また、二棟と三棟間の中庭の池周辺も様々な花で囲まれており、とても綺麗です!。草花専攻生が、草花苗の生産だけでなく、このような装飾活動にも日々取り組んでいます。

先週紹介したキュウリは一週間で2倍くらいにまで成長していました。早くて来週には収穫できそうなので楽しみです!

新しく校内にできるモモ園の苗木も順調に育っています。また、新ハウスのブドウもツルが伸びて、順調に育っていました。春休みの実習で自分たちで小さな苗木を植えたので成長を感じられました。卒業までにどれだけ伸びるか楽しみです!!

私たちにとって最後の秋なので秋の植物を堪能したいです!!!

撮影・文章:佐藤、信久

今日の園芸科学科その7

もうすぐ10月に入ります。最近は肌寒い日が増えてきました。今日の園芸科学科の実習の様子を紹介します。

〈草花専攻〉

黒豆の皮の色をだして布を染める作業をしていました。布が染まりやすくなるように、タンパク質処理するそうです。タンパク質処理は布に牛乳を塗るそうです。

〈セラピー専攻〉

左の写真は「夏ばやし」という品種のきゅうりの写真です。来週か再来週には収穫できるそうです。今年は、「カリカリ干成」という品種で普通のきゅうりより短いものも育てています。初挑戦なのでどのようなものが収穫されるか楽しみです。

右の写真は春菊を栽培している写真です。夏にメロンを栽培しており、その残りの溶液を使って栽培してます。

〈果樹専攻〉

今は、シャインマスカットの収穫をしています。課題研究では、一つのブドウから二房とれるブドウを作っていました。シャインマスカットは校内でもとても人気ですぐ売り切れてしまいますが、甘くておいしいです!明日も収穫、販売があるのでたくさんの人に買ってもらいたいです。

課題研究は中間発表に向けてまとめに入ってきているので、自分たちの研究結果をしっかりまとめていきたいです。

撮影・文章:佐藤、信久

 

今日の園芸科学科その6

もうすぐ体育祭が近づいてきました。三年生は最後の体育祭なので一生懸命練習しています。今日は涼しかったので作業がしやすい天気でした。今日も課題研究の各専攻での様子を紹介します。

〈草花専攻〉

草花のほ場では、マリーゴールドの収穫をしていました。先週洗っていた羊の毛をマリーゴールドの花の色素で染め、羊毛フェルトを作るそうです。

専攻室ではレジンの試作品を作っていました。先週センニチコウを収穫し、ドライフラワーにしていました。そのドライフラワーを使って商品化に向けて試作品の作製をしていました。かわいいデザインでした。

〈セラピー専攻〉

専攻生4人がガラス温室内できゅうりのネットを張っていました。きゅうりはツルを張るのでネットが必須です。おいしいきゅうりができるのを楽しみにしています!

〈果樹専攻〉

シャインマスカットの糖度を調べていました。見た目はとてもおいしそうな感じでしたが、もう少し糖度が足りないとのことでした。来週くらいには収穫、出荷ができればとのことです。一つの房で上部、中部、下部の粒を調べ大体同じ糖度になると収穫して出荷するそうです。販売されるのが楽しみです!

今日もみんな各専攻場所でそれぞれ作業を頑張ってました。果樹専攻では今週もブドウの収穫、販売が行われる予定で、校内での販売や近隣スーパー等への出荷が行われています。

撮影・文章 佐藤、信久

今日の園芸科学科その5

2学期が始まりました。3年生は進路に向けて大変な時期ですが、課題研究も手を抜かず頑張っています!今日の実習風景を紹介します。

〈草花専攻〉

センニチコウとコリウスを収穫している様子です。収穫後はドライフラワーにするため乾燥させます。右の写真は羊の毛を洗っている様子です。洗った後は羊毛フェルトにするため乾燥して、草花から抽出した溶液で染色して商品にするそうです。

他にも草花苗の用土作りをしている人がいました。右の写真の機械で土を混ぜていました。扇風機を使うと土が舞うため、暑い中での作業を頑張っていました。

〈果樹専攻〉

平山果樹園では、ブドウ班の人が瀬戸ジャイアンツという品種のブドウの生育調査をしていました。病気になっている粒を除き、ノギスで粒の大きさを測っていました。また、ブドウ・ピオーネの糖度検査もしていました。そろそろ収穫のようです。甘くておいしそうでした。

ブドウ・高妻も大きくなっていました。カラーチャートを使って粒の色を調べていました。今年は、粒も肥大しており、着色も良好でとてもおいしそうでした。校内販売も行われていたので、ぜひ食べてほしいです!

夏休みが明けて久しぶりの実習でしたが、果物も順調に育っていたので出荷調整が楽しみです。

撮影・文章 佐藤、信久

7月の果樹園

平山果樹園の最近の様子を紹介します。

夏真っ盛り、そして果樹園の草も伸び盛りとなっています。実習で草刈りも行っていますが、まったく追いつきません。しかし専攻生は皆、だいぶ草刈りが上達してきました。

袋掛けが終わったブドウが早速、何らかの小動物に荒らされていました。まだまだ、果実は酸っぱいですが、袋が掛かったことから何か食べ物があると思ったようです。すぐに電気柵を周囲に設置して対策しました。

今年は7月16日からモモの収穫が始まりましたが、長雨の影響で袋の中で落果したモモや渋みのあるモモが多く、過去最低の収穫量となってしまいました。校内での販売や近隣スーパー等への出荷もわずかな量になってしまいましたが、収穫できたモモはサイズの大きなものばかりでした。

今日の園芸科学科その4

★明日から7月になります。野菜や果物も収穫の時期が近づいてきました。収穫に向けてそれぞれの作業を頑張っています!

〈草花専攻〉

アサガオの水やりの様子です。暑くなり水やりも大変になってきましたが、来月末には青系や紺系の花を咲かせます。ツルが自分の身長より高く育っていました!

〈セラピー専攻〉

雨戸の補修をしている様子です。今ある資材を有効活用して直していました。トマトやメロンも順調に育っています。

〈果樹専攻〉

ブドウの袋掛けと酸性水を散布している様子です。袋掛けは高妻という品種で、この日は150房ほどに掛けていました。酸性水の散布はアレキとシャインマスカットの房や葉などに行っていました。病気の予防効果を期待して行っているそうです。4リットル酸性水が入った噴霧器は、実際に肩にかけてみるととても重くて大変そうでした!!

★自分たちが作った果物や野菜がたくさんの人に買ってもらえるといいなと思いました。

撮影・文章:佐藤,信久

今日の園芸科学科その3

今日は授業開始後急に豪雨になり、慌ただしい始まりとなりました。さあ、今日も各専攻ごとの内容を紹介していきたいと思います。

〈草花専攻〉

ホウセンカ(赤)の色を出して、布に染み込ませている様子です。課題研究の題材として染色を研究している人が試行錯誤していました。

園芸ゾーンの入り口に咲くヒマワリが2m近くにも成長し大きな花を咲かせていました。前に見た時よりもとても背が高くなっていたので驚きました!!

〈セラピー専攻〉

メロンの下葉取りとメロンに掛けるフックの準備をしている様子です。このメロンの品種は、アールスナイト夏系2号です。かなり大きくなっていたので、出来上がるのが楽しみです!

〈果樹専攻〉

梨は袋掛けや生育調査をしていました。ノギスを使って果実の大きさを測っていました。ブドウの摘粒は、内向き果や上向き果、下向き果を取ります。粒の大きさはほとんど変わらないので完成形をイメージしながら形を整えていかなければなりません。何度やっても難しいと感じます。でも粒もとても大きくなり収穫が楽しみです。

気温が高い日が続く中、みんな一生懸命植物の管理をしていました。

撮影・文章:佐藤、信久

今日の園芸科学科その2

今日の課題研究では、今の暑い時期にしている作業を紹介していきたいと思います。

〈草花専攻〉

マリーゴールドの定植と切り花用ガーデンミックス、コスモスの定植をしている様子です。マリーゴールドは染色をするために植えていました。切り花用ガーデンミックスは、レジンフラワーを作るために植えていました。水が溜まってないと枯れるため深く植えていました。

〈セラピー専攻〉

メロンとトマトの下葉取りの様子です。トマトはフルティカという品種です。通気性をよくするために行っていました。ハウスの中は40度近くありました。とても暑かったのでこまめに水分補給をしました。

〈果樹専攻〉

ブドウのジベレリン処理の二回目モモの袋掛けの様子です。ジベレリン処理の二回目は、果粒を肥大化させるため行います。ブドウの品種はピオーネです。モモの袋掛けでは、大きくて日当たりのよいモモを選んで袋を掛けるようにしています。今年は1500袋ほどかける予定です。甘くておいしい果物ができるのが楽しみです!!

撮影・文章:果樹専攻 佐藤、信久

 

祝!農業クラブ「フラワーアレンジメント競技県大会」優秀賞受賞!

【校長室便りR3-3】6月4日(金)に興陽高校で開催された農業クラブ「フラワーアレンジメント競技県大会」に出場した、園芸科学科3年生の岡田さん、中村さんの2名が校長室に報告に来てくれました。

コロナ緊急事態宣言が延長される中でしたが、関係者の万全の対策と配慮のもとで、農業クラブ県連盟の大会としては最初の種目であるこの競技会が実施されました。

この競技は、実技(規定に従い花束とリボンの制作を行う)35分、筆記(フラワーアレンジメントに関する基礎的な知識問題を解く)10分、の2つの総合点を競うもので、県内の関係8高校から代表の12名が出場。競技結果は、中村さんが見事2位(優秀賞獲得)、岡田さんが 5位(惜しくも入賞ならず)という結果でした。

なお、中村さんは同大会で1位となった高梁城南高校の生徒とともに、岡山県の代表として、10月に埼玉で開催される「第20回全国高校生フラワーアレンジメントコンテスト(作品応募・オンライン参加)」に出場することが決定したとのことです。

競技会の様子やこれまで練習に取り組んできた様子を話してくれる二人の表情からは、単に競技結果だけではなく、自身のこれまでの取組に対する満足感や自信を感じとることができました。

おめでとう!よく頑張りました!そして、これからも頑張ってください。