母豚の代わりに哺乳してみた❗

豚は一度の分娩で多くの子豚を産みます(多いときは20頭近くも)。しかし母豚の乳頭は14個ほど、体力のない弱い子豚は乳が飲めず衰弱して死んでしまいます。そんな子豚を少しでも助けようと生徒が人工乳を給与しています。この人工乳は母乳の代わりというよりも、子豚に体力をつけさせて自分で乳を飲めるようにするのが目的ですが、なかなか難しいようです。

ウサギが生まれました❗

畜産科学科の実験動物ではウサギを飼育していますが、最近そのウサギが子供を生みました。もう1ヶ月以上立ちますが毛もフサフサで元気に走り回ったりしています。

すでに里親も決まって行くのを待っていますが、その前に生徒達に紹介をしてもらいました。

・・・生徒達の失言(?)に子ウサギも困惑気味です。

R4「プロジェクト発表」県大会3チーム入賞!!

令和4年6月17日(金)

岡山県学校農業クラブ連盟主催の令和4年度プロジェクト発表大会が、瀬戸南高校で開催されました。本校からは3チーム、総勢26名が参加しました。

区分Ⅰ類 「生産・流通・経営」 畜産科学科2年研究チーム10名

区分Ⅱ類 「開発・保全・創造」  畜産科学科3年小家畜専攻チーム6名

区分Ⅲ類 「ヒューマンサービス」 食品科学科3年エフカドカフェチーム10名

各区分ごとに、10分間の時間内にスライドなどを用いて、自分たちの取り組みの発表を行いました。

<審査結果>

Ⅰ類「生産・流通・経営」最優秀賞 ・ Ⅱ類「開発・保全・創造」最優秀賞 ・ Ⅲ類「ヒューマンサービス」優秀賞

最優秀賞を受賞した2チームは、来る8月9日(火)~10日(水)に島根県出雲市で開催が予定されている中国ブロック大会への出場権を獲得しました。中国ブロック大会、さらには全国大会を目指してこれからも頑張ってください。

獣医さんによるニワトリの採血を行いました。(5月9日)

令和4年5月9日(月)

畜産科学科小家畜では、本日岡山家畜保健衛生所から獣医の先生が2人来校され、ニワトリの採血をしました。これは、高病原性鳥インフルエンザに感染していないことを確認すつための検査です。3年の専攻生でその補助を行いました。

獣医さんからは、安全にニワトリから採血するための保定の方法や採血の方法、そして、高病原性鳥インフルエンザなど、家畜たちの病気についても教えていただきました。本日採取した血液は岡山家畜保健衛生所に持ち帰って検査され、明後日の水曜日には結果が届くとのことです。良い結果であることを祈っています。

畜産科学科には将来動物看護師になりたいと考えている人もいます。動物たちの健康を考え、彼らが病気にならないようにこれからもしっかりとお世話を続けて行こうと改めて考えた実習でした。

 

IPPS国際養鶏養豚総合展2022(inポートメッセなごや)に参加しました。

令和4年4月27日(水)~28日(木)

畜産科学科小家畜専攻生3名が名古屋市のポートメッセなごやで開催されているIPPS(International Poultry & Pig Show)国際養鶏養豚総合展2022に参加しました。

養鶏や養豚についての最先端の取り組みについて勉強するだけでなく、3名もプロジェクト研究で地元企業(株)フジワラテクノアート社と共同開発している「機能性飼料」について同社のブースでにて紹介してきました。

2日間の行程でしたが、とても有意義な学習となりました。研究は小家畜専攻3年生7名で現在も継続中であり、「機能性飼料」の更なる効果の検証に取り組んでいます。

子豚が生まれて〇〇も大忙し

先日、豚の分娩がありました。日曜でしたが中家畜専攻生4名が登校して楽しそうに子豚の処置をしてくれました。実はこのとき隣の豚房にいた黒豚が大騒ぎ、生徒と一緒に作業しているようでした。(笑)分娩の方は順調で約3時間弱で15頭の子豚が生まれました。

2週間もかかるロースハムの製造

皆さんこんにちは、畜産科学科中家畜です

年度末の3月ももう終わりですが、中家畜では毎年この時期に豚肉加工品の製造と販売実習を行っています。今回はロースハム・焼豚・ヤークトブルスト・ビアブルストの4種類です。ハム・ソーセージの製造は数日から2週間も調味液に漬け込んだり、早朝から夕方まで何時間も作業が続くのですが、生徒たちは安全対策や衛生管理に気を使いながら長時間の製造実習に取り組んでくれました。出来上がった製品は大勢の先生方や生徒のみなさんが購入してくれました。

今回の動画は、その中のロースハム製造の様子です。美味しいハムができるまでのわくわく感を楽しそうな音楽と一緒にどうぞ。

紹介動画みたいなのを作ってみた!!

もうすぐ年度末です。今年度もコロナで大変でしたが、生徒たちは動物管理、分娩看護、加工品の製造実習、オープンスクール、1年間取り組んだ課題研究、そしてその研究発表会と多くのことに取り組んでくれました。

今回はそんな生徒たちが頑張った場面を集めて一つの動画にまとめてみました。

私も手伝いたいんです❗

先日、豚舎の防鳥ネットの補修しているとミニブタがやって来て何かしたそうな様子、生徒の長靴をつついて私もやりたいアピール?をしていました。気持ちは嬉しいけれどあたなには無理なんですよと思いながら見ていました。

ミニブタも体は小さいけれどれっきとした豚、他の豚と同じように好奇心旺盛です。学校の豚は生徒が優しく接するので人間をあまり怖がりません、逆に近づいてきて作業のじゃまになるようです。

畜産科学科 研究発表会(2日目)1月21日

令和4年1月21日(金)

畜産科学科研究発表会の2日目が昨日に引き続き行われました。

2日目午前中は『大家畜」専攻生の発表で、講師に岡山県農林水産部畜産課から森分哲彦先生・石川晶子先生にお越しいただいて行いました。専攻生10名が、乳牛の飼育や仔牛の飼育・搾乳や乳房炎・環境問題についての研究などについて発表しました。

発表後には、森分哲彦先生からの指導講評を頂きました。

2日目午後には、岡山家畜保健衛生所から田中成枝先生をお招きして、『小家畜』専攻生の発表が行われました。6名の専攻生が、ニワトリの飼育管理や高品質の卵を生産する方法・ストレス軽減についての研究等について発表しました。

最後に、岡山家畜保健衛生所の田中成枝先生から指導講評と講演をいただきました。

畜産科学科3年生38名が、各専攻毎に1人1題の研究テーマで計38題の発表が2日間にわたって行われました。1年生や2年生からも熱心な質問が会場だけでなくオンラインでも行われ、有意義な発表会となりました。発表会終了後には、2年生は、自分自身がこれから取り組む「課題研究」の題材について検討をはじめ、1年生は、決まったばかりの自分自身の専攻学習について意欲を高めていました。

講師の先生方からは、「非常に面白い研究だ」、「高校生がこんな取り組みをしているとは驚いた」といった講評もいただきました。参加した皆さん、お疲れさまでした。これからも頑張りましょう。