農業科学科(作物専攻)稲作編 籾摺り

収穫した米は、乾燥→放冷→籾摺り→米選→計量を行い次の工程に向かいます。

規定の水分量まで乾燥した米は粗熱を取り籾摺りを行います。ここでは、米の外側についている籾殻を取り除く工程です。

籾摺りをした米は粒の大きさにより選別され、大きいものは玄米として販売され、小さいものは小米として出荷します。

機械の流れを止めないのが籾摺りの鉄則です。

農業土木科2年 インターロッキングブロック施工編その3

久々のインターロッキングブロック施工編の更新です。

施工場所の土もしっかり掘り取り、砕石を入れ、砂を入れて整地して、いよいよインターロッキングブロックを並べています。

表面が真っ直ぐになるように水糸を張りながら慎重に並べています。最初はなかなかコツを掴むことができず、置いては外しをくりかえしていたのですが少しずつペースUPしています。地道な作業ですが、図面を見ながらブロックの色を指示する人、砂をきれいにならす人、ブロックを運ぶ人、水糸を動かす人、ブロックを並べていく人など、自分が今できることを現場で見極めながら頑張っています。生徒同士で教え合いながら、またどうやれば上手く並べることができるのかを考えながら、丁寧に施工をしています。

年内の完成を目指して頑張ります!!!

寄せ植え甲子園に参加してきました

2年、3年生の草花専攻生が、本校近隣の農マル園芸吉備路農園が開催する寄せ植え甲子園に参加してきました。このイベントは、参加者が決められた金額内で草花や鉢などを自由に選び、寄せ植えを制作して出来を競うものです。

この日は、設定金額2500円ということで、専攻生はそれぞれ完成した姿をイメージしながら、自分の構想に合うよう、また予算に収まるようよく考えながら草花を選択していきました。

使用する草花が決まったら早速制作にとりかかります。配置を変えたり、角度をかえたりしながら何度も試行錯誤しているようでした。

1時間ほどの作業で完成し、自信作ができました。作品はしばらく現地に展示され、一般投票が行われるようです。コンテストの結果は今月末にわかるようなので、結果が楽しみです。

第64回学校農業クラブ岡山県大会開催

11月16日(火)

第64回岡山県大会が本校で開催されました。今年度の農業クラブ岡山県連盟は本校と井原高校が事務局をつとめて来ました。新型コロナウイルス感染対策のため、各種競技や発表会が感染対策を行いながらの開催となりました。

本日の岡山県大会は、一年間の農業クラブ活動の集大成となる大会であり、岡山県備前県民局長・岡山県教育庁高校教育課副課長・岡山県議会議長を始め10名の来賓の方々にご臨席いただきました。また、岡山県下農業関連学科を持つ高校(7校)からは校長先生をはじめ、顧問の先生、生徒の皆さん123名を本校にお迎えしての大会となりました。

コロナ対策のため、参加者も時間も大幅に縮小し、本校生徒はオンラインにて教室からの参加となりました。また、模範発表を行わないなど例年に比べて大幅に縮小した内容となりましたが、厳粛かつ盛大に開催することができました。昨年度はコロナ禍で中止となった県大会ですが、今年度は開催できて、オンラインですが全校生徒が参加することができたことは、これからの学習に大きな節目となりました。

 

岡山県連盟会長の農業科学科藤田愛花葉さん、成人代表の本校山根校長先生の挨拶に続き、岡山県教育委員会からの挨拶、備前県民局長から来賓祝辞の後、本年度各種大会の成績発表と表彰が行われました。

表彰では、意見発表分野Ⅲ類で最優秀賞の食品科学科3年植田有咲さん、プロジェクト発表分野Ⅰ類で最優秀賞の畜産科学科3年藤川陽菜さん、櫛田光里さん、出原朋生さん、安田和樹さん、吉田清乃さん、赤木龍迅さん、プロジェクト発表分野Ⅱ類で最優秀賞の畜産科学科2年筒井萌音さん、足岡琉月さん、内藤円香さん、武田竜之介さん、武政雄也さん、原田葵さん、山本あつきさん、プロジェクト発表分野Ⅲ類で最優秀の食品科学科3年植田有咲さん、赤木春菜さん、井上愛望さん、小笠原梨莉さん、奥原京祐さん、新山心菜さん、人見帆香さん、平田彩実さん、藤原彩愛さん、山本加恋さんをはじめ多くの人が受賞しました。おめでとうございます。

最後に、岡山県教育庁高校教育課指導主事からの指導講評に続き、来年度事務局校となる興陽高校の県連盟副会長岩森海衣さん、県連盟成人副代表の山村修校長先生からの挨拶がありました。そして、岡山県連盟旗を高松農業高校から興陽高校に引き継ぎ全日程を終了しました。

全てが終了したあと、オンラインで参加した全校の生徒の皆さんに、農業クラブ会長の藤田さん、本日の司会進行を担当した淺野さんから一言ずつお礼の言葉がありました。みなさん、本当におつかれさまでした。

1年生 子豚の◯◯やってみた!

みなさんこんにちは、畜産科学科中家畜部です

今日の実習は1年生で哺乳子豚の保定の方法(捕まえ方と抱き方)を練習しました。

動画で見ると簡単そうですが実際やってみると、子豚が走って逃げたり、抱えても暴れたり、大きな声で叫んだりと意外と難しものです。1年生も上手に捕まえていましたが最後には子豚の大きな悲鳴の渦の中に・・・

哺乳子豚の保定は、体重測定・タッグ付けなどの作業時には必要なことなので確実に出来るようにしたいものです

橋梁模型コンテストへの挑戦

10月27、28日に大阪で建設技術展2021が開催されました。その中で橋梁模型製作コンテストが行われ、学生部門へ44チームのエントリーがある中、高松農業高校より3つの橋梁模型がエントリーしました。

このコンテストでは学識者、橋梁専門家で構成する審員が「デザイン性」「技術度」「完成度」「経済性」を審査した上で、最後の審査項目である載荷試験を実施します。1分間30キロの重さに耐えることができるかを試され、美しさと合理性を兼ね揃えた最も優秀な橋梁模型には最優秀賞が贈られます。

残念ながら当日会場に行くことはできなっかたので、3作品は郵送しリモートでコンテストの様子を視聴しました。橋梁名 ship bridge

床板の下部にアーチを配し、船に見えるデザインにした。大海原を悠々と進む船のような強さを見せてほしいという願いを込めた。アーチ橋の構造形式により荷重が分散するようにした。

橋梁名 KING

バルサ材を縦に使用して幾何学模様が際立つようにしてデザイン性を高めた。荷重がかかるところに接着面を増やして強度を高める工夫をした。

橋梁名 桃橋

郷土岡山、備中高松発祥の桃太郎伝説と県の特産品の清水白桃より桃をコンセプトにして橋梁のデザインにした。床板同士の接着面を増やすために、それぞれをジグザグにカットして噛み合わせた。

結果、どの作品も30キロの荷重に耐えることができませんでした。試作ではクリアできたのですが、少しでも「軽く」という思いから最後まで軽量化を図りチャレンジした結果です。来年は後輩へこのチャレンジのバトンを渡します。改善点などをしっかりと分析しまとめ後輩へしっかりと引き継いでほしいと思います!!!