動物の健康チェック

今日の1年生の実験は「動物の採尿法」。尿を採取して健康状態を判断します。教材はマウス。採尿用のピペット(細いストロー)を準備した後、下腹部を軽く圧迫し排尿を促します。得られた尿の健康判定は色調検査(色で判断)法で行いました。なかなか排尿してくれないマウスもいて生徒は悪戦苦闘。しかし時間内に全員が採取でき、健康状態を把握することができました。

動物のやさしい持ち方(畜産科学科)

今日の一年生の授業は「動物の保定法」。動物を上手に持ってコントロールする方法です。教材はウサギ。腹部を水平に持ち、視界を制限すると落ち着きます。すると片手で持て運搬することができます。動物にもストレスがあまりありません。一年生は苦戦しながらも短時間でこの技術をマスターすることができました。

COVID 20″ SHOWに向けての写真撮影

コロナ禍で、今年度の共進会はことごとく中止、乳牛の改良意識の高揚を図るため、おかやまホルスタイン改良同志会が企画した写真によるコンテストを行いました。

本校の牛も西大寺地区の代表としてジュニアクラス(育成牛の部)に出品しました。本校の牛は、9月20日行われた校内模擬共進会で代表となった牛で、写真撮影に臨みました。

8:30からの撮影ということもあり、早い生徒は、始発で登校して準備に当たります。牛のお腹を整えるために、えさの給与、体の洗浄、乾燥、仕上げの毛刈り、磨きに磨き上げて撮影に臨みました。

撮影は、全国の牛の写真を撮影しておられるプロカメラマンが務めます。

おからくの職員の方と3人がかりでカメラマンの細かい指示に、牛の足の位置、頭の高さをセッティングします。最後に頸をひと伸びさせるために鼻先にエサを持っていって、録音した牛の鳴き声で、耳の向きをそろえて、いざ撮影です。

最後に、牛と記念撮影。

 

理大専門学校の先生の授業を本校牛舎で

理大専門学校の授業に参加、牛の直腸検査(妊娠の診断や子宮や卵巣の状態を触診)牛の削蹄(牛の蹄の爪切り)の授業を本校を会場に実施していただきました。

3年生の大家畜専攻生と理大専門学校の学生も真剣そのものです。超音波診断装置での妊娠診断に始まり、牛の直腸に手を入れての子宮、卵巣の触診実習、最初は恐る恐るの直腸に手お入れていましたが、子宮角や卵巣に触れることができた時の達成感を感じる実習でした。

次に、削蹄の実習です。保定枠を使っての牛の保定は、うちの生徒は何回も見学や体験をしていますが、保定枠なしでの牛の後ろ足を削蹄ができる体制に持ち上げる方法を教えていただき、生徒たちもビックリの実習できた。

理大専門の学生たち初めての削蹄にチャレンジしていました。削蹄師の免許取得や人工授精師の免許目指しているとのことでした。これからも、お互いに、場所や牛提供と理大専門の先生の授業へ参加と相互乗り入れの授業展開を実施していきます。

 

夏の日の午後 ぶた達は・・・

こんにちは畜産科学科中家畜部です

今日は夏の暑い日を過ごしている豚の様子を見てみましょう

生徒の帰った後の午後、豚舎では豚が思い思いに過ごしています。寝ている豚は暑さをしのぐためにおなかを出して寝ています。(かわいいですよね!)中には起き上がって運動場に出たそうにしているのもいます、外の水たまりで水浴びしたいのでしょうか?。分娩室では母豚が哺乳をしている最中でした。ぶた達のほのぼのとした様子がうかがえてとても心が癒されるひと時ですね。

詩喜(しき)ちゃん 安らかに。(畜産科学科)

2003年から教材として飼育していた学校犬の詩喜(しき)が天国に旅立ちました。17歳。人間だと90歳を超える高齢でした。高農に来てから畜産科学科の生徒約700名がお世話になりました。毎日の飼育管理や散歩、犬体管理、調教、動物衛生、動物愛護活動などとても多くのことを詩喜ちゃんから学びました。お別れの日はみんな涙いっぱい、とても悲しい日でしたが、一緒に学んだ日々を決して忘れません。天国でおいしいものをいっぱい食べて、楽しく遊んでください。ありがとうございました。

詩喜     合掌。

ブタの人工授精を行いました

みなさんこんにちは畜産科学中家畜部です

最近やっと暑さも落ち着いて過ごしやすくなってきましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか? 豚舎の豚達も夏を乗り切り元気に過ごしています。

さて、8月に分娩した46号はその後子育てを済ませて無事離乳しました。そして次の発情が1週間後に来たので、次の妊娠・分娩に向けて人工授精を行いました。

生徒たちは初めての経験でしたがうまく実施することが出来たようです、この後は46号が妊娠してくれることを楽しみに待ちたいと思います。

「鶉(ウズラ)の卵の人工孵化(ふか)」観察

【校長室便りR2-22】畜産科学科1年生のホームルームを訪ねてみると、8月下旬から「鶉(ウズラ)の卵の人工孵化(ふか)」の観察を行っていました。

生徒たちも、授業に来られた先生方も、毎日観察を続け...

いよいよ誕生!生命の誕生の瞬間に初めて立ち会う生徒も多かったのでは?

私が授業見学で教室を訪ねたこの日も、まさに殻を破り、生まれ出て来ようとするヒナを見ることができました。

ヒナが孵化(ふか)する直前には、卵の殻を内側からくちばしでつつく音が聞こえる(※「嘴(はし)うち」と言う)そうですが、生徒たちはこうした「生命」を感じながら、これからどんどん専門的に学ぶ「畜産」への興味関心を深めていってくれることでしょう!

『啐啄同時(そったくどうじ)』の言葉を心の中で思いながら教室を後にしました。

「校内模擬共進会」を開催しました!

【校長室便りR2-20】9月20日(日)大家畜専攻生が「模擬共進会」に挑みました。

コロナの影響で県の共進会や全国大会が中止となり、平素の学びの先にあった目標を失った生徒たち。それでも、何とか本物の共進会をと、3年生の生徒たちと先生方がが工夫して企画し、関係者の協力により実現しました。

審査長には、卒業生で (株)Farm Luckyhon を経営されている吉本氏、そして来賓としておかやま酪農業協同組合の本城部長様がお力を貸してくださいました。

「共進会」では、10月末に宮崎県で予定されていた「全国ホルスタイン共進会」への出品を目指していた8頭を審査。チャンピオンに輝いた牛には、生徒たち自家製の「ブルーリボン」を授与しました。

続いて行われた「リードマンコンテスト」には、2・3年生が出場し、吉本氏から、牛の扱い方やその牛の良さを引き立てるリードの仕方を伝授していただきました。

秋晴れの元、生徒たちにとって忘れられない学びの場になったことでしょう。また、保護者の方々もたくさん来てくださっており、生徒たちが真剣に牛に向き合う逞しい姿を見ていただくことができ、これまた有意義な一日になりました!

イヌの学習(畜産科学科)

畜産科学科ではイヌを飼育しています。今日の「総合実習(3年生)」の授業は「イヌの調教」について学習しました。「待て」「伏せ」などの基礎的な行動を指1本の指示でコントロールします。将来、ドッグトレーナーを志望している生徒もいて真剣なまなざしで授業に取り組んでいます。