R4 園芸科学科 17

今日の園芸科学科を紹介します。

セラピー専攻

左の写真はハッカエキスを抽出するための準備をしているところです。抽出するためには大きい鍋の中に乾燥させたハッカをいれて蒸留水とともに火にかけ、沸騰させるそうです。右の写真は使用するハッカの重さを測っている様子です。

 

この写真は別のグループがパセリと春菊の種まきをしている様子です。ピンセットで小さい粒を二粒ずつ取って、あいている穴に入れていました。私はずっと前にしたことがありましたが種がとても小さく、この作業は種の数や入れる場所を間違えないように慎重に行うため、集中力がいる作業です。

 

草花専攻

これは中庭にダイコンドラを繁殖させるための研究を行っているグループです。ずっと前にブログに載せていましたが、今回また見てみるとたくさんのダイコンドラが植えられていました。とてもきれいに植えられていて見栄えがよくなっていました。

 

中庭全体を緑化して見栄えをよくしていくための研究を行っているグループです。ツルマンネングサという植物が植えられていますが、冬になると枯れてしまうのでダイコンドラを植えて、見栄えをよくしているところだそうです。中庭は私達の教室から見えますが、季節に応じて植えられている植物も変わるので見る側はとても飽きずに楽しむことができます。

 

文章・写真 3H 青井 原田

R4 園芸科学科 16

今日は草花専攻の課題研究の様子を紹介します。

この2つの写真は交配について研究しているグループがビオラやペチュニアなどを交配して育成したビオラとペチュニアです。親の花の色と子の花の色の関係について研究を行っているそうです。どちらもきれいにたくさんの花を咲かせていました。

  

ペチュニアは親株の性質を半分ずつ受け継いで新しい品種ができたそうです。色が鮮やかでとても可愛かったです。左側は親となったペチュニアで、右側は交配してできたペチュニアです。見比べてみるとよく違いが分かります。交配することで様々な色の花が咲いており、その違い驚きました。

  

次はシクラメンについて研究しているグループです。この写真はシクラメンの鉢替えに使う土を作っているところです。写真に写っている大きな機械で何種類かの資材を混合して作っていました。

  

作った土を使って去年育てたシクラメンを植え替えしている様子です。植え替えをする理由は小さな鉢だと根の成長が限られて大きくならないため、大きい鉢に植えるそうです。休眠の有無で株の大きさに結構違いがありました。

  

文章・写真 3H 原田

ブドウの収穫をしました(その1)

2年生の果樹専攻生が総合実習の時間を利用してブドウの収穫を行いました。この日は黒系ブドウのピオーネを15ケースほど収穫しました。今年は、着色期に夜温が高い日が続いたため、果皮の着色が不十分で、本来黒色になる果皮が今年は薄赤の状態のまま収穫日を迎えてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作業場に持ち帰ったブドウは、一房ずつ袋から取り出し、果粒の状態を目視でチェックしていきます。この時、傷んだだり、腐ったりしている果粒を取り除いて販売できるキレイな状態にしていきます。着色状態が悪いブドウは、ジュース向けの加工用として販売し、状態のよいものは校内で販売できるようパック詰めやラッピング等を行って準備をします。全体的に着色が悪い房が多いものの、糖度は十分でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

R4 園芸科学科 15

今日は果樹園の様子を紹介します。

この日はナシ班の人が下に落ちたナシを拾い集めていました。病気や過熟状態によって全体が茶色に変色しているものや腐敗していたものがありました。たくさん落ちていてもったいなかったです。また、今日は生育調査としてナシの大きさをノギスを用いて測っていました。そろそろ収穫期のようです。

 

ブドウ班の人も調査用のブドウの測定を行っていました。この写真はピオーネとオーロラブラックの糖度と重さを測っているところです。調査のために測ったものを丁寧に記録していました。糖度の平均は大体18度で、甘さは十分のようでした。

 

 

 

 

 

この写真はベリーAの大きさを測っているところです。ノギスで一粒ずつ細かく大きさを測っていました。調査場所(栽培条件)によって大きさが違い、大きいものから小さいものまでありました。課題研究でやっている内容は11月には中間発表としてまとめます。良いデータがとれるといいなと思いました。

 

文章・写真 3H 青井 原田

R4  園芸科学科 14

今日の園芸科学科を紹介します

草花専攻

この写真は10月29日に行う予定のふれあい市に備えてリースの材料を収穫している所です。近くに寄るといい香りがしてきました。完成したリースはふれあい市で売るそうなので、ふれあい市で見かけたら買ってみてください。

  

この写真はサルビアという花を玄関の花壇に持っていくために移植準備している様子です。スコップで上手にきれいに掘り取っていました。玄関の花壇に移された様子をまた載せられたらと思います!

  

果樹専攻

この写真はブドウの糖度調査をして様子です。このグループではマスカットとシャインマスカットを題材に研究を行っており、この日は調査区のマスカットの糖度を調べていました。順調に糖度が上昇していたようです。右の写真は糖度計と呼ばれる機器で、これで果実の糖度を計ることができます。収穫、出荷されるのがとても楽しみです。

 

マスカットは果粒も十分に肥大しており、収穫できる日が近づいています。現在のマスカットとシャインの様子を載せてみます。左の写真はマスカットで、右はシャインマスカットの様子です。収穫、出荷されるのが楽しみです。

 

文章・写真 3H青井 原田

 

モモの収穫をしました

今日は2年生の果樹専攻性が平山の果樹園でモモ(清水白桃)の収穫を行いました。6月上旬に袋掛けを行ってからまだ一月ちょっとしか経っていませんが、はやくも収穫です。全員が初めての収穫作業ということで、慎重に作業を行っていました。


今年は梅雨が短く、降水量が少なかった影響でモモの大きさは例年に比べて小さいものが多い印象です。収穫したモモは袋のままコンテナにいれていきます。

作業場所に持ち帰ったモモは、袋から丁寧にとりだして大きさごとに仕分けます。その後、外観の悪いものをのぞき、販売用のクッション材に入れていきます。

クッション材に入れたモモは、販売用のパック容器に大きさや売れ具合をそろえて1パックに3個ずつ詰めていきます。この日は収穫量が少なかったため20パックほどしかできませんでした。

ブドウの袋掛けをしました

ハウスで栽培中の高妻という黒系品種のブドウがすくすくと育っています。今日は2年生の果樹専攻の実習で袋掛けを行いました。ブドウの袋掛けは、病害虫の予防や外観の保護のために行っています。この日は一人あたり約50枚、合計で500枚の袋を掛けました。

このあとは時々水やりを行いながら8月下旬から収穫をする予定です。

令和4年度「農業鑑定競技」校内大会を開催しました。

令和4年7月13日(金)

学校農業クラブ活動の競技会の一つ、「農業鑑定競技」の校内大会を開催しました。これは、10月に開催される「全国大会」への校内代表を決める大会でもあります。各学科別に実験室等に分かれて実施しました。1問20秒で30問の問題を解き進んでいきます。各学科に関する専門知識を問う出題がありました。実物や写真等が展示されて、その名称や使用方法・特徴について答える他計算問題が出題された学科もありました。選手(全校生徒)の皆さん、お疲れさまでした。

<農業科学科の様子>

<園芸科学科の様子>

<畜産科学科の様子>

<農業土木科の様子>

<食品科学科の様子>

R4園芸科学科13

今日の園芸科学科の草花専攻を紹介します。

この写真は菊を中庭に植えている様子です。ここのグループはダイコンドラを中庭に植えて繁殖させる研究を行っているグループです。中庭をより良くするために今日植えた菊やオステオスペルマムという花を植えているそうです。中庭は私達の教室から見えるので日に日に華やかになっていくのがよくわかります。

 

花苗をポットから出して廃棄しているグループがいました。余った苗で状態も悪いため土を回収して再利用するための作業のようでした。この中から使えるものがあったら使っていいよと言ってもらえたので、カスミソウをもらいました。カスミソウは一つ一つが小さい花ですがたくさん集まるととても華やかできれいですよね!

 

この3つの写真は今日中庭に植えていた植物たちです。中庭がたくさんの植物たちでどんどん変わっていくのでみていて飽きないです!今日はとても暑かったですが、たくさん汗をかきながらもみんな一生懸命作業に取り組んでいました。

文章・写真 3H 青井 原田

R4園芸科学科12

今日の園芸科学を紹介します。

草花専攻

前回紹介したダイコンドラの隣に花壇があります。
ラグテス、アリッサム、トウガラシ、ニチニチソウ、ペチュニア、マリーゴールド、トレニア、ジニア、サルビア・コクシネア、コリウスが植えてあり、教室の目の前ということもあり皆の目を楽しませています。

次に「学校の花を有効活用する」という研究をしているグループを紹介します。その一環としてハーバリウム制作に必要なドライフラワーを作るための作業をしていました。自分たちで制作に必要となる花を花壇に植え、その中から花摘みをしていました。摘んだ花は小さく刻んでシリカゲルという乾燥剤で乾燥させるそうです。

専攻室の中ではフラワーアレンジメント装飾の練習をしていました。完成されたものがおいてありました。とてもかわいくてきれいでした。資格試験の日が近づいており真剣な表情で取り組んでいました。

果樹専攻

袋掛けをする前のブドウの房の状態を紹介します。だいぶ粒が大きく育ちました。これから色が変わっていくのが楽しみですね。品種によって粒の大きさや房の形が違うことが並べてみるとよくわかりますね。もうすぐ袋掛けを行う予定です。

       
シャインマスカット  マスカット・オブ・アレキサンドリア  高妻

文章・写真 3H 青井 原田