今日の園芸科学科その2

今日の課題研究では、今の暑い時期にしている作業を紹介していきたいと思います。

〈草花専攻〉

マリーゴールドの定植と切り花用ガーデンミックス、コスモスの定植をしている様子です。マリーゴールドは染色をするために植えていました。切り花用ガーデンミックスは、レジンフラワーを作るために植えていました。水が溜まってないと枯れるため深く植えていました。

〈セラピー専攻〉

メロンとトマトの下葉取りの様子です。トマトはフルティカという品種です。通気性をよくするために行っていました。ハウスの中は40度近くありました。とても暑かったのでこまめに水分補給をしました。

〈果樹専攻〉

ブドウのジベレリン処理の二回目モモの袋掛けの様子です。ジベレリン処理の二回目は、果粒を肥大化させるため行います。ブドウの品種はピオーネです。モモの袋掛けでは、大きくて日当たりのよいモモを選んで袋を掛けるようにしています。今年は1500袋ほどかける予定です。甘くておいしい果物ができるのが楽しみです!!

撮影・文章:果樹専攻 佐藤、信久

 

祝!農業クラブ「フラワーアレンジメント競技県大会」優秀賞受賞!

【校長室便りR3-3】6月4日(金)に興陽高校で開催された農業クラブ「フラワーアレンジメント競技県大会」に出場した、園芸科学科3年生の岡田さん、中村さんの2名が校長室に報告に来てくれました。

コロナ緊急事態宣言が延長される中でしたが、関係者の万全の対策と配慮のもとで、農業クラブ県連盟の大会としては最初の種目であるこの競技会が実施されました。

この競技は、実技(規定に従い花束とリボンの制作を行う)35分、筆記(フラワーアレンジメントに関する基礎的な知識問題を解く)10分、の2つの総合点を競うもので、県内の関係8高校から代表の12名が出場。競技結果は、中村さんが見事2位(優秀賞獲得)、岡田さんが 5位(惜しくも入賞ならず)という結果でした。

なお、中村さんは同大会で1位となった高梁城南高校の生徒とともに、岡山県の代表として、10月に埼玉で開催される「第20回全国高校生フラワーアレンジメントコンテスト(作品応募・オンライン参加)」に出場することが決定したとのことです。

競技会の様子やこれまで練習に取り組んできた様子を話してくれる二人の表情からは、単に競技結果だけではなく、自身のこれまでの取組に対する満足感や自信を感じとることができました。

おめでとう!よく頑張りました!そして、これからも頑張ってください。

今日の園芸科学科その1

今日の園芸科学科では、5、6時間目に課題研究をしました。各専攻ごとの活動を介します。

草花専攻

左の写真はペチュニアの八重咲きの摘花をしている様子です。いつでも出荷できるようにこのような管理をしています。

右の写真はヒマワリの花壇の除草をしている様子です。草を抜かないとヒマワリの成長の妨げになります。今ちょうど赤茶色の花を咲かせていて見頃です。

セラピー専攻

左の写真はトマトの根元に液肥をかけている様子です。液肥をかけることで大きくておいしいトマトができます。

右の写真はハッカを定植している様子です。課題研究ではハッカサイダーの商品化を目標に進めているそうです。商品化ができたら園芸化学科の看板メニューにしたいです!

果樹専攻

左の写真はブドウ(高妻)の副梢の管理の様子です。副梢が伸びると日の陰になってしまい、日光の吸収の妨げになってしまいます。

右の写真はシャインマスカットのジベレリン処理の2回目をしている様子です。ジベレリン処理の一回目は種なし化、二回目は肥大化のためにします。たくさんの人に食べてもらえるように気持ちを込めて作っています!

どの専攻も暑い中、一生懸命作業している様子が見ることができました。

撮影・文章:果樹専攻 佐藤 信久

ペチュニア苗の追肥実習(園芸科学科 草花専攻)

4月15日(木)

園芸科学科3年生の5・6校時「総合実習」で、草花専攻生は「ペチュニア苗の追肥実習」を行いました。きれいに花をつけたペチュニアの苗鉢に手を入れ、苗に傷をつけないように注意しながら一つ一つ肥料を与えていきます。栽培技術を科学的に考えながら、きれいな花を芸術的に仕上げていく。「科学と芸術の融合」これこそ草花学習の魅力です。

ブドウ苗木の定植を行いました(果樹新ハウス)

2月末に念願であったブドウ用ハウスが学校敷地内に完成しました。早速春休みの実習でブドウ苗木の植え付けを行いました。植え付け場所の準備も植え付けも生徒は初めての体験で試行錯誤しながら一生懸命取り組んでいました。果実が収穫できるまでにはまだ3年程度かかりますが、立派なブドウの樹になるようしっかりと管理を行っていきます。

新ブドウハウスが完成!

【校長室便りR2-30】学校農場の西圃場に、新しいブドウハウスが完成しました。

本校は平山に果樹園を持っていますが、モモやブドウの樹が老朽化しており、新しい樹の更新に合わせて学校農場内に新たなビニールハウスを整備することになりました。

完成したのは、アーチ型3連棟(島根型ブドウ連棟ハウス)で、ここでは岡山県が力を入れているブドウ品種「シャイン・マスカット」「ピオーネ」「紫苑(しえん)」等を、根域制限栽培方式で育成する予定です。

ハウス北側の用水路との土留(どどめ)工事は、本校農業土木科の生徒たちがL字型擁壁を用いて実習で施工してくれました。

今後は、園芸科学科の果樹専攻生の生徒たちが実習でブドウ苗の植え付け等を行う予定で、新学期に向けてどんどん整備されていくのが楽しみです!

園芸科学科 農業情報処理の授業 

園芸科学科1年生の「農業情報処理」の授業風景です。

1年生の最初の頃はパソコンに触れたことがあまりない人がほとんどですが、3学期になる頃にはワード、エクセル、パワーポイントなど、さまざまなソフトウェアを使って文書やグラフなどを作れるようになります。

今後は授業で学んだことを生かして、育てた植物の成長記録や生育のグラフなどを作成していきます。

この授業を通じて取得できる資格として、「ビジネス文書実務検定」があります。今年の1年生も全員受験しました。

園芸科学科 農業簿記合格

園芸科学科3年生2名が農業簿記3級に合格しました。

園芸科学科では3年生から専門科目「農業経営」の授業で簿記を学んでいます。

農業簿記は、農業の分野で用いられる簿記です。商業簿記とは異なり、農業ではひとつの生産物が完成するまでに投入されたコスト項目すべてをチェックする必要があるため、工業簿記に準ずるやや複雑な記帳の方法による簿記となっています。

近年、農業の法人化、異業種企業からの農業参入により、農業従事者やその関係の方々にとっては、農業簿記による経営管理の必要性が高まっています。

授業で学ぶ以上のことを学習する必要があったため、他の生徒が帰った後の放課後補習に参加。熱心に取り組んだ結果、見事合格をすることができました。

みかん収穫しました

12月に入り、みかんの収穫を行いました。本校には現在2本の温州みかんの木があります。昨年は不作でしたが、今年は豊作でたくさん収穫ができました。あまり管理をしていなかったため、大きさが不揃いだったり病気で見た目が悪いものが多かったですが、味は甘くおいしかったです。これで果樹園のすべての果樹の収穫がおわりました。また、来年おいしい果物づくりに励みたいと思います。

キウイフルーツ、加工利用しました

果樹園にはキウイフルーツの樹が4本あり、毎年おいしい果実を収穫しています。今年は夏の水不足などで果実が小さく不作となりましたが、2年生と3年生の果樹専攻生が収穫を行い、ジャム等の加工に利用しました。

収穫量は60kg程度でした。収穫したばかりの果実はとても硬いので、エチレンを処理して追熟させることで甘く柔らかな果実になります。

果実は主に果樹専攻生がジャムやドライフルーツ等に加工利用しました。この日はジャムの試作を行いましたが、実習時間内では少し時間が短くゆるめのジャムとなってしまいましたが、生徒は家での試食を楽しみにしているようでした。