人気商品「モモ」の収穫・出荷準備

7月27日(金)平山果樹園(本校より約2km)

作れば必ず売れる高農の果物の中で、現在、モモの収穫が最盛期を迎えています。

すでに贈答用のモモの注文は受付終了です。

なお、9月からはブドウの収穫が始まります。

 

ハーブ「茶葉」の乾燥で分かる猛暑

10月ごろまで続くハーブ収穫・乾燥(加工)

梅雨明け後7月10日から続く高温・低湿度によって、ハーブの茶葉の乾燥は短時間で仕上がるようになっています。

3・4時間程度でレモンバーベナは、乾燥完了を表す「パリパリ感」のある「葉音」がする場合がありました(7月14日学校開放講座の午後に実感)。

写真の温湿度計は、4棟の日陰に設置されているものであり、午後5時14分撮影。

 

「高温・乾燥のデメリット」

ハダニの被害が拡大。手摘み作業も選別に時間がかかり手間取る始末。

高温、乾燥条件でハダニ多発。せめて湿度を上げる栽培管理が必要です。

 

「愛の基金」授与式、代表生徒がお礼の言葉

7月17日(火)岡山国際ホテルで、国際ソロプチミスト岡山「愛の基金」の授与式がありました。

園芸科学科3年園芸セラピー専攻生2名、2年3名が出席し、それぞれの代表生徒がお礼の言葉を述べました。

助成金は、高齢者や発達障がい児者との園芸交流、休日の研修講座材料費等に活用されます

閉会後、私たちの席にわざわざあるソロプチミスト会員の方があいさつに来られ、今後も活躍されるようにと、励ましの言葉を頂戴しました。

 

ハーブ事業所「株式会社夢百姓」で連携会議

1年前からスタートを切った夢百姓さんと新商品開発。7月17日(火)、岡山市東区矢津「夢百姓」を園芸科学科3年夢百姓コラボ班2名が放課後に訪問。

6種類のハーブをブレンド。和テイストで、女性の健康に寄与するブレンドティーの商品シールや商品名について協議しました。

商品シールは生徒たち2名の顔イラストを中心にすることになりました。

新商品開発は、きょう一歩前に進みました。

学校開放講座「ハーブで物づくり体験」

猛暑の中、「園芸好き」が集う。

7月14日(土)猛暑の中、9時前から16時まで実施。一般受講者は2名被災関係で欠席されましたが、県外2名を含む8名が受講し、生徒も3名が前日の会場準備・掃除に引き続き当日も参加し、準備作業に実習に活躍しました。

実施内容は、9月2日福祉的ガーデニング力育成講座用の花・ハーブ苗づくり(①古株再生術 ②株分け ③種まき) 午後からは高農ハーブティー茶葉の収穫体験、自分好みのオリジナルブレンドハーブティーづくり体験を行いました。作ったブレンドティーは12g程度に小分けして、持ち帰っていただきました。

園芸が好きとは言え、猛暑の中、熱心に参加され、最後までお付き合いいただいたことに敬意を表します。また、この講座に、県外(境港市、伊丹市)から2名も同時に参加されたのは初めてでした。

 

温室メロン、にこやかに販売実習

3月下旬に種まきしたメロンも人工授粉をして約55日、7月12日収穫し、メロン玉をブラシで軽く磨きました。

7月13日には、放課後、担当生徒がメロン販売に出かけていき、ほぼ完売で戻ってきました。売れることは大きな喜びです。

冬の室内を飾る花「篝火花(カガリビバナ)」

燃え盛るような花・シクラメン。開花期は11~3月ごろで、原産地は地中海沿岸地方。7月に入り、冬の鉢花の鉢上げ作業の最盛期を迎えています。

写真1:昨年10月下旬の開花したシクラメンです。

写真2:今回、鉢上げしたシクラメン

園芸4号温室内では、生徒・教職員が一緒になり、和名:カガリビバナ、又は豚の饅頭を、初冬にはお客様にお届けできるようにと、鉢上げに取り組んでいました。ポットの土を入れる生徒、鉢上げをする生徒、移動・運搬する生徒と、分担して手際よくしている印象でした。

豆知識:シクラメンの花言葉:遠慮・気後れ 花色で花言葉も変わり、①白色:清純 ②ピンク色:憧れ・内気 ③赤色:嫉妬

芝人形で地域貢献!

ケアハウスゆうステイ岡山「岡山シルバーセンター」訪問。

7月3日、園芸セラピー専門分会の2年生が科目「総合実習」の時間にマスコットキャラクター「芝人形」を使って交流活動に取り組みました。

即時対応力が試される学習活動、教えて学ぶ学習活動です。

利用者様も生徒たちも笑顔になって終えました。

ささやかな活動ですが、園芸植物を通じて、お役に立てば幸いです。この活動は平成14年度有志の特別活動としてスタートし、課題研究での対応、そして、2年総合実習での対応と変化して、現在に至っています。

ブドウ 大きくおいしくと、願いを込めて

6月末からブドウの「袋かけ」が始まっています。

一房一房願いを込めて、ていねいに袋をかけます。

写真は、7月3日の3年果樹専攻生の実習風景です。品種は「高妻」。少し色が出始めています。

 

 

レモンの香りあふれる実習室

 ハーブの収穫が楽しい!

高農オリジナルブレンドハーブティー「かおるん葉」の茶葉の収穫、手摘み・裁断は、その多くを1年生が担っています。

その継続を支えるものは実習の楽しさ・心地良さ。

写真の前半は香水木(レモンバーベナ)、後半はレモングラス。レモンの香りが実習室に広がります。

地道な作業ですが、このような作業は「好き」と言う生徒さんが思った以上に多いです。