朝晩は子豚も寒そうです。

みなさん、こんにちは。畜産科学科中家畜部です。

今日は母豚が分娩して約1ヵ月間哺乳する「分娩室」をお見せしたいと思います。母豚は大きな枠の中に入っていて、その周りに子豚が居る様子がわかります。

また、母豚の横に木製の箱のようなものがあります。これは非常に未熟な状態で生まれてくる子豚のための「保温箱」で中にはヒーターが吊るされています。乳を飲むとき以外はだいたいこの箱の中で寝ていることが多いです。体が大きくなってくると中に入りきれずはみ出してしまうこともあります。

さて、ここで問題です。生後すぐの子豚はどのくらいの気温が最適でしょうか?

高農メールNo.R2-6

令和2年4月24日(金)

■【家庭での生活について】
・臨時休業中、生徒のみなさんは元気で過ごしていますか?各教科の課題は計画的にできていますか?健康観察記録表や生活記録表に毎日記録して、学習や健康管理に取り組みましょう。もし、37.5℃以上の発熱や体調不良等の症状がある場合は、学校へ連絡をお願いします。
■【生徒登校日について】
・本日(4/24)は、農業科学科・農業土木科の登校日でした。クラス内を数グループに分けて、時間差による実施でした。1週間ぶりの登校でしたが、元気な生徒の顔を見て、各担任は安心していました。
・4/27(月)は園芸科学科・畜産科学科、4/30(木)は食品科学科の登校日です。登校時間の確認をして、提出物等を忘れないようにお願いします。
■【農場より】
・学校は臨時休業で生徒のみなさんの姿はありませんが、本校の農場では、学校再開に向けて先生方が日々動物や作物、野菜、草花等の管理を行っています。農場の様子を、本校ホームページ「高農ブログ」にて随時掲載しています。先生方から生徒のみなさんへのメッセージが込められていますので、是非ご覧ください。

農業科学科 スイートコーン

晴天が続き畑の状態も良いのでトラクターで耕し、今後の授業の準備をしました。

(整 地)      (マルチ張り)

(穴あけ)       (水やり)

今日は、1年生の「農業と環境」で栽培するスイートコーンの播種(種まき)準備をしました。

〇発芽がそろうよう畝を整地

〇地温を高め、発芽を促進させるため黒マルチを張る

〇種まき用の穴を35㎝間隔で開ける

〇畝に水分を含ませるため水やり

これで播種(種まき)準備は完了です!どの工程も植物の生育に大きくかかわってくるのでとても大切なことです。実際にやって体験してもらうことができませんが、写真をみながらしっかりイメージしておきましょう!

 

農業科学科(作物専攻) 畑作編 サトイモ植え付け

今日は準備していた畝にサトイモを植え付けていきます。

〇株間35㎝  〇深さ20㎝ 〇逆さ植え

昨年と違い株間を5㎝広くして植え付けを行います。

逆さ植えとは、サトイモの芽を逆さにして植え付けることです。こうすることでイモにストレスを与えることができ、収量が増加します。10月の収穫が楽しみですね。

今年はショウガにもチャレンジします!「サトイモの日陰でショウガがよく育つ」といわれ、夏の直射日光をサトイモの葉で抑制しショウガの生育を促進します。サトイモ同様の植え付け方法でやっていきます。

普通科の先生方にも協力してもらい植え付けを行いました!

地温上昇と雑草防止の目的のため黒マルチを張りました。風もあり条件は悪かったですが先生方の協力のもときれいに張ることができました。収穫が待ち遠しいです。

農業科学科(起業専攻)

ミニトマト「アイコ」を栽培中の5号ハウス内に畝立てを行いました。起業専攻の2年生と3年生に個人課題として間作を行ってもらう予定です。ただ自分が好きな野菜を栽培すればいいと言うことではありません。メインであるアイコとの相性栽培時期連作障害など気を付けなればいけないことがたくさん。この期間によく調べといてくださいね。

今日もビニール張りです

平山の果樹園では今日もハウスのビニール張りを行いました。この簡易ハウスではブドウのベリーAとピオーネを栽培しています。通常時であれば果樹専攻生と行う実習ですが、休校のため職員で行いました。3時間半ほどで13本のビニールを張ることができました。残り5本、明日も頑張りまーす。

ブドウの芽も徐々に大きくなっています。今年も専攻生とおいしいブドウを作ります。秋の販売をお楽しみに。

子豚が安心できるようにできるかな?

みなさんこんにちは。畜産科学科中家畜部です。

今日は生後4日目の子豚を用いて、捕まえ方と保定(抱き方)を学習してみたいと思います。捕まえ方は、いくつかあると思いますが、写真のように後ろの足(後肢)を掴むのが良いです。子豚はすぐに逃げてしまうので素早くするのがポイントです。次に保定は4本の足を手で抱えるようにして、自身の体に密着させ子豚が安心できるようにしてやります。畜産科学科の人は実習が始まったら実践してみましょう。さて、ここで問題です。学校で生まれた子豚は「LWD」と呼ばれる三元豚ですが、「LWD」の意味することは何でしょうか?。

 

予防接種に行ってきました。(畜産科学科)

畜産科学科で飼育しているイヌ(名前:詩喜 16歳)の予防接種に行ってきました。今回の接種は「狂犬病」。法律で狂犬病ワクチンの予防接種が義務付けられている病気です。学校近くの、まるやま動物病院にお世話になりました。帰校後、首輪に鑑札をつけ、犬舎に接種済みのシールを貼りました。

蘇を作ってみた!!

蘇(そ)は、古代の乳製品です。牛乳自体が薬や滋養強壮剤として扱われていた時代に作られていました。作り方は牛乳を煮詰め、水分を蒸発させます。

必要なものは、ホットプレート、ヘラ、牛乳1リットルです。簡単なのでチャレンジしてください。

ポイントは、焦がさないように、中火から弱火で煮詰めます。

乳タンパクの膜が張ってきます。牛乳の温度は、70~80℃です。30分ほどが経過しましたが、水分量はまだたくさんありますが、油断すると焦げるので注意です。

40分経過してから弱火にして焦がさないようにヘラでまとめます。5分ごとの変化です。

これで完成です。1リットルの牛乳から180g製造されました。少し冷やしてからお召し上がりください。では、古代の味を楽しんでください。

そして、休校中で、学校給食が停止いている関係で牛乳の消費が低迷しています。酪農家のために牛乳消費をお願いします。

 

先週より大きくなっています!!

みなさんこんにちは。畜産科学科中家畜部です。

今日は週に1回の肥育豚体重測定の日です。この1週間で体重がどれだけ増えたか確認するのは、肥育管理の中でも重要な作業です。肥育中のブタは1日で0.5~1.0㎏も体重が増えていきます。さてここで問題です。肥育豚は生後6ヵ月で体重がどのくらいになっているのが理想的ですか。調べてみましょう。

追記 生後3日目の子豚の様子です