農業科学科 1年生分散登校 農場案内

今日は、農業科学科の生徒の登校日(分散登校)でした。

1年生はまだ、圃場や施設を知らないため農場見学をしました。

三密を避けるため4班に分かれて見学。

見学の途中、「農業と環境」で栽培するスイートコーンの播種(はしゅ;種まきのこと・・・1ヶ所3粒播き)をしました。

播種後は潅水(かんすい;水をまくこと)を行いました。

さらに、カラス被害を防ぐため地表面から約15㎝の高さに水糸をピンっと張り対策しています。

 

スイートコーン 圃場作り

本日も晴天、畑の状態も良好なため、スイートコーン畑をトラクターで耕うんしました。

食品科学科の圃場は水はけもよく、土も細かくなりきれいに耕うんできています。

畜産科学科の圃場は少し粘りがあるため、すくも(もみ殻)を混ぜ耕うんしました。

すくもは、団粒構造を作り水はけを良くしてくれます。

きれいに仕上げることができました。スィートコーンの栽培が楽しみです。

 

鶏肉の加工(むねくん・ももくん・たまごくん)

鶏肉の加工品作りに取り組みました。4月21日にゆで卵の殻むきをし醤油たれに2日間漬け込みをしていたものを、木炭で1時間30分乾燥した後2時間桜の木で燻煙し、真空パックしたら「たまごくん」の完成です。

鶏肉のムネ肉とモモ肉を、2日間塩漬(えんせき;タレに漬け込むこと)し、70℃、40分間ボイルしてから燻煙室に肉を入れ、乾燥、燻煙(くんえん;桜の木でいぶすこと)します。燻煙室に入れたばかりの肉と燻煙した肉は燻煙色がついき、桜の香りが食欲をそそります。

モモ肉の燻製は今回が初めての挑戦で、思った以上に柔らかくおいしくできあがりました。

また1つ新しい高農の加工品になりそうです。

※今回は、先生方に販売して完売しました。早く生徒たちと一緒に作って、販売し たいと思います。

朝晩は子豚も寒そうです。

みなさん、こんにちは。畜産科学科中家畜部です。

今日は母豚が分娩して約1ヵ月間哺乳する「分娩室」をお見せしたいと思います。母豚は大きな枠の中に入っていて、その周りに子豚が居る様子がわかります。

また、母豚の横に木製の箱のようなものがあります。これは非常に未熟な状態で生まれてくる子豚のための「保温箱」で中にはヒーターが吊るされています。乳を飲むとき以外はだいたいこの箱の中で寝ていることが多いです。体が大きくなってくると中に入りきれずはみ出してしまうこともあります。

さて、ここで問題です。生後すぐの子豚はどのくらいの気温が最適でしょうか?

高農メールNo.R2-6

令和2年4月24日(金)

■【家庭での生活について】
・臨時休業中、生徒のみなさんは元気で過ごしていますか?各教科の課題は計画的にできていますか?健康観察記録表や生活記録表に毎日記録して、学習や健康管理に取り組みましょう。もし、37.5℃以上の発熱や体調不良等の症状がある場合は、学校へ連絡をお願いします。
■【生徒登校日について】
・本日(4/24)は、農業科学科・農業土木科の登校日でした。クラス内を数グループに分けて、時間差による実施でした。1週間ぶりの登校でしたが、元気な生徒の顔を見て、各担任は安心していました。
・4/27(月)は園芸科学科・畜産科学科、4/30(木)は食品科学科の登校日です。登校時間の確認をして、提出物等を忘れないようにお願いします。
■【農場より】
・学校は臨時休業で生徒のみなさんの姿はありませんが、本校の農場では、学校再開に向けて先生方が日々動物や作物、野菜、草花等の管理を行っています。農場の様子を、本校ホームページ「高農ブログ」にて随時掲載しています。先生方から生徒のみなさんへのメッセージが込められていますので、是非ご覧ください。