キンカン収穫しました

すっかり収穫するのを忘れていて、やっと収穫となりました。本校では現在カンキツ類の果樹を段階的に増やしており、キンカンは2本の若木があります。キンカンはミカンをぎゅっと小さくしたサイズ感で一口で食べやすい果樹ですが、ミカンと違って皮をむかずに丸ごと食べるのが特徴です。皮の部分には独特の甘みとわずかな苦み、そして強い香りがあり甘酸っぱくてすっきりとした味わいです。最近では種無しの品種もあり、本校で栽培している「ぷちまる」という品種もそうです。

収穫は果樹専攻生3人で行いましたが、樹が2本ということですぐに終わりました。専攻生の中には皮を一緒に食べることを知らない生徒もおり、まだまだ馴染みが少ない果樹だと実感しました。収穫後に糖度を測ったり食味を確認しましたが、皮は十分な甘みがあるものの、中身はきれいなオレンジ色に色づいているもののほうが酸味は少ない印象でした。このあと剪定が終われば、来年はもっとたくさんの収穫が見込めそうです。

第125回卒業証書授与式

3月1日(金)

昨日の雨も上がり、青空が晴れ渡る中、第125回卒業証書授与式を挙行できました。

昨日遅くまで、そして今日も朝早くから先生方や在校生が159名の卒業生の門出を祝うための準備が各クラスで行われていました。

卒業式は、4年ぶりに在校生(2年生)も体育館に入り、厳粛に行うことができました。吹奏楽部による演奏も復活しました。

式後に行われた最後のホームルームでは、保護者の方にも教室に来ていただくことができました。

改めまして、卒業生の皆さん、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。

これからも同窓生として、高松農業高校をよろしくお願いします。

コサージュづくり

いよいよ明日に卒業式を控え、園芸科学科恒例のコサージュ作りを行いました。2月上旬に外部講師の先生にコサージュ作りを教えてもらい、園芸科学科2年生34名と1年生の草花専攻生12名が約250個のコサージュ作りに臨みました。作業机ごとに5−6人のグループを作り、1グループで35個のコサージュを作りました。最初に花材のデンファレ、カスミソウ、レザーファンなどにワイヤーをとおしてフローラルテープを巻き付けて組み立てる前の基本材料の制作を行います。1つのコサージュを作るためには、デンファレが2輪、カスミソウ4枝、レザーファン3枚を1セットとして使うため下準備をするだけでもかなりの時間を必要としましたが、皆真剣な面持ちで作っていました。

すべての花材の準備ができたら、それらを組み立てます。花や葉の向きを考えたり、しっかりとワイヤーで固定するなど細かな注意事項を守りながら綺麗に組み立てていきました。そして最後にリボンを巻きつけて完成です。3時間以上におよぶ実習でしたが、無事すべてのコサージュが完成しました。明日の3年生の晴れ舞台に少しばかり華を添えられたらと思います。

卒業式前日(表彰式・予行・同窓会入会式)

2月29日(木)

卒業式前日となる本日、卒業式関連の各種行事を行いました。

<卒業表彰式>

まず、卒業表彰に関する外部表彰として、専門高等学校等優良卒業生1名・岡山県産業教育振興会表彰1名・全国農業高等学校長協会理事長賞各科1名(5名)・岡山県産業教育振興会長賞各科1名(5名)・岡山県高等学校農業教育協会理事長賞49名・岡山県学校農業クラブ連盟表彰1名・全国家庭クラブ表彰1名・土木学会中国支部優秀表彰1名・岡山県土木部長賞1名・アグリマイスター顕彰3名・岡山県技術顕彰12名・高体連専門部長表彰(レスリング部1名)の表彰を行いました。続いて、3カ年皆勤賞の授与を行いました。

他にも、農業クラブ・家庭クラブ・生徒会関連の表彰が多数ありましたが、時間の関係もあり、各クラスでの授与となりました。

受賞した皆さん。三年間、弛まぬ努力を行った結果の一つです。おめでとうございました。また、今回表彰されなかった人たちも、それぞれに3年間頑張ってきました。その全員の努力を称え、明日は素晴らしい卒業式にしていきたいと思います。

<卒業式予行>

表彰式後、卒業式予行を行いました。昨年度までは、コロナ禍の関係で、在校生は代表のみの参加でしたが、今年は、2年生が全員参加することになりました。吹奏楽部の演奏も4年ぶりに復活です。2年生も卒業生もほとんどの人が初めての本校卒業式です。全員で式次第に従って、リハーサルを行いました。

<同窓会入会式>

同窓会副会長松浦広司様ご臨席のもと同窓会入会式を行いました。校長式辞に続き、副会長から歓迎のことばをいただきました。続いて卒業生の紹介を行い、代表して前生徒会長の八木史考さんから入会の誓いがのべられました。同窓生の職員を紹介した後、最後に全員で高らかに校歌を斉唱し終了しました。卒業生の皆さん、卒業後は本校同窓生としてよろしくお願いします。