ビニールハウス解体中

ブドウ(高妻)を栽培しているビニールハウスがパイプの腐食がすすみ老朽化しており、収穫も終わったこの時期に解体することになりました。さっそく2年生と3年生の果樹専攻生が実習の時間を利用して解体作業に取り組みました。このハウスは間口6m,長さ30mほどの大きさで、中には3本のブドウ(高妻)が植わっています。ブドウの木が植わったままの作業のため、とても脚立が使いにくい作業となりました。専攻生は、ハンマーでパイプから留め具を外す作業、パイプ抜き器でパイプを抜いていく作業、ビニペット等を外す作業などを皆で分担して怪我に注意しながら行いました。初めて経験する作業内容で、最初こそこわごわと慎重に作業をしていましたが、すぐに慣れてどんどんペースがあがっていました。3回ほどの実習時間でほとんどの解体作業が終わりました。今後は3学期に同じ場所に、農業科学科が一昨年まで使用していたハウスを組み立てる予定です。来年のブドウ栽培に向けて少しずつ準備ができています。

寄せ植え甲子園 高校生の部1位受賞!

11月上旬に参加した寄せ植え甲子園の結果が返ってきました。このイベントは、農マル園芸吉備路店に制作した寄植えを展示し、お客さんの投票によって寄せ植えを評価してもらうというイベントでした。本校も園芸科学の草花専攻2、3年生が参加していました。この度、2年生の専攻生の作品が高校生の部(59作品中)で1位の評価をいただき、表彰式に参加してきました。また、一般の部でも草花専攻の教員の作品2点も受賞し一緒に表彰してもらいました。参加した生徒も自身の作品が評価されたことに、自信と喜びを感じていたようです。

農業土木科3年 学びの成果を発表するために・・・

農業土木科3年生、残りの高校生活も少なくなってきました。ここ最近の実習は3学期に行われる研究発表会にむけての準備です。各専攻で、研究内容をまとめたり、スライドの作成をしたりと頑張っています。卒業に向けて、ひとつひとつの学校行事が終わっていく中で、この研究発表会は農業土木科として最後の大きな取り組みです。後輩の手本となる素晴らしいものが出来上がることを期待しています!

陸上競技部 冬季練習の様子

10月21~22日(土・日)であった岡山カーニバルを最終戦として、今シーズンのトラックレースを終了しました。今年度の高農記録更新は5種目更新でした。応援してくださった方々、ありがとうございました。来シーズンはさらに多くの記録更新し、中国総体の鳥取、そしてインターハイの福岡での勝負を目指していきます。

 そして同時に冬季練習もスタートしました。10月29日(日)は笠岡商業高校、11月18日(土)は和気閑谷高校と合同練習させてもらいました。仲間が増え、日頃と違う刺激を受けながら一緒に切磋琢磨することができました。2校とも本当にありがとうございました!仲間と競い合った刺激を忘れず、冬季練習をがんばります!

【笠岡商業高校と合同トライアル】

【和気閑谷高校と合同練習】

植栽実習に行ってきました。その5

今回は総合実習の時間を利用して岡山市西河原の弘済会に2年生の草花専攻生5名が行ってきました。この日は、建物の外にある約15m程の花壇を学校で育てたビオラ、ハボタン等の花苗とプランターを持ち込んできれいに装飾しました。まずは前回5月に花壇に植えた古い植物を抜いてきれいに土を整えます。その後、持ってきた花苗を種類や色を考えながら植える場所に置いていきます。肥料をやり最後に水やりをして完成です。花壇の草花が更新され、見た目も華やかになりました。

作業は1時間ほどで完成し、日々の実習の成果を確認できるよい機会となりました。専攻生もすでに何回目かの校外植栽実習ということもあって慣れた動きで実習を行っており経験が生かされていると感じました。見る人を少しでも楽しませられたらと思います。

土地家屋調査士の仕事について学びました!

11月22日(水)に農業土木科2年生を対象に岡山県土地家屋調査士会の方々が社会人講師として来てくださり、 土地家屋調査士という仕事の内容や魅力について教えて頂きました。実際に校外に出て、地図を見ながら、土地の境界点やプレートを探したり、土地や水路の位置を確認したりしました。普段何気なく歩く道には多くの印があり、その印は我々国民の大切な財産を守る印であることがわかりました。『土地家屋調査士』とは、あまり聞き馴染みのない仕事ですが、人々の暮らしには欠かせない仕事であり、我々が今、勉強していることが大いに活かせる仕事だと分かりました。

お忙しい中、楽しく有意義な実習等をしてくださり本当にありがとうございました。

幼稚園との寄植え交流会

この日は草花専攻3年生9名が本校近隣の加茂幼稚園の園児4名と草花苗を使った鉢植え制作をとおして交流してきました。最初にペアを決め、自己紹介を行いました。最初はどちらも少し恥ずかしそうな場面もありましたが、すぐに楽しそうに活動していました。

鉢植え制作は、専攻生が育てた色とりどりのパンジーやビオラの中から園児が好きなものを選び、一緒に植えていきました。専攻生にとっては普段自分たちが学んでいることが活かせるよい機会となりました。また、うまくお兄さん、お姉さん役をこなしていたようで、とても良い経験になりました。制作した鉢植えは、そのまま園内に飾られ、卒園式の時に園児が持ち帰るそうです。

校外販売実習に行ってきました

岡山市中央卸売市場で開催された販売会に縁あって2年草の花花専攻生7名が参加してきました。この販売会は中央卸売市場移転開場40周年を記念して行われ、会場では草花や果物、水産物などを始め多くのものが販売され、例年2万人以上の来場があると聞いています。この日もマグロの解体ショーなどのイベント等もありそれに合わせて人の流れができていました。本校は園芸科学科の草花苗、農業科学科の野菜、食品科学科のジャム等を販売しました。専攻生は、単に商品を販売するだけなく、市場の雰囲気を体験するとともに他店で販売されている花に関する商品を見学することで、新たな経験が積めたと思います。

農業研究所の見学に行きました

2年生の果樹専攻生13名が、赤磐市にある岡山県農林水産総合センター農業研究所の果樹研究室に見学に行きました。果樹研究室長の藤井さんより、農業研究所の概要説明や研究内容の紹介があり、その後ほ場の見学を行いました。研究内容の紹介では、特に果樹に関する内容を聞き、専攻生も興味深く聞いていました。来年の課題研究で各自が行う課題設定のヒントになる内容が多く、とても参考になりました。ほ場の見学では、モモ園とブドウ園を中心に見学し、新品種の開発や栽培上留意していることなど幅広い内容の話が聞けました。また、本校の果樹栽培で気になっていることなども質問でき、来年度に向けて改善・改良すべき点などが見つかり有意義な見学となりました。