陸上競技部シーズン前半の結果

遅くなりましたが、陸上競技部のシーズン前半の主な試合結果を掲載いたします。

5月28日~30日 岡山県高校総体

男子8種競技 古城 敬士(畜産科学科3年) 4793点 第3位

6月18日~6月20日 中国高校総体(山口県維新百年記念公園)

男子8種競技 古城 敬士(畜産科学科3年) 4943点 第4位

6月25日~6月27日 岡山県選手権大会

男子10種競技 古城 敬士(畜産科学科3年) 4934点 第2位

女子砲丸投げ 根岸 麻衣(畜産科学科2年) 7m88 第7位

シーズン前半で最大の目標であるインターハイ出場を果たすことはできませんでしたが、古城君は初の中国大会で堂々の自己ベストを出し、戦い切りました。

根岸さんは県選手権で入賞したことで8月22日に広島で開催される中国五県大会への出場権を獲得しました。3年生からバトンを受け継ぎ中国大会出場を決めることができました。

また、今年度入部した1年生も自己ベストを続々と更新しシーズン後半に期待が持てる前半戦でした。後半戦も部員・顧問が一丸となって頑張ります。そして来年度3年生が果たすことができなかったインターハイで勝負することを目標に活動していきますので今後とも応援よろしくお願いします。

 

7月の果樹園

平山果樹園の最近の様子を紹介します。

夏真っ盛り、そして果樹園の草も伸び盛りとなっています。実習で草刈りも行っていますが、まったく追いつきません。しかし専攻生は皆、だいぶ草刈りが上達してきました。

袋掛けが終わったブドウが早速、何らかの小動物に荒らされていました。まだまだ、果実は酸っぱいですが、袋が掛かったことから何か食べ物があると思ったようです。すぐに電気柵を周囲に設置して対策しました。

今年は7月16日からモモの収穫が始まりましたが、長雨の影響で袋の中で落果したモモや渋みのあるモモが多く、過去最低の収穫量となってしまいました。校内での販売や近隣スーパー等への出荷もわずかな量になってしまいましたが、収穫できたモモはサイズの大きなものばかりでした。

測量競技大会に参加してきました!

 

岡山県学校農業クラブの測量競技大会が7月29日に平板の部、8月3日に水準の部とセオドライトの部が行われました。県下の農業高校で測量を学ぶ仲間たちが集まり日頃の練習の成果を発揮し、その実力を競い合いました。

結果は・・・平板測量の部は高農より2チームがエントリー。全体で5チーム出場の中、3年生チームが優秀賞という結果になりました。本当は最優秀賞を狙い、全国大会出場を目指していただけに悔しい結果となってしまいましたが、これまでに費やした時間は間違いなく、たくさんのものを得ていると思います。

続いてセオドライトの部。高農より2チームがエントリー。全体で6チームが出場の中、こちらも3年生チームが優秀賞でした。1㎜の誤差で最優秀賞を逃してしまい、こちらも悔しい結果となってしまいましたが、これまで頑張ってきた時間はとても充実していたのではないでしょうか。

最後に水準の部。高農より2チームがエントリー。全体で11チームが出場しましたが、こちらは結果を残すことができませんでした。水準の部では1年生チームが参加しました。チャンスはまだあります。次に向かってしっかりと経験を重ね、結果を残せるよう頑張って欲しいなと思います。

選手の皆さん、本当によく頑張りました!!!

夏のオープンスクール2021実施しました。

8月3日(火)

本年度第1回目となる「夏のオープンスクール2021」を参加者を中学3年生しぼり開催しました。感染症対策や熱中症対策など、できるだけの準備を行い、350名が午前2回、午後2回の4回に別れて実施しました。

受付後、各学科別の控室で学校紹介動画を視聴していただきました。

開会後は10分程度オンラインにて学校概要の説明を行った後、50分程度学科別の体験や見学を実施しました。

本校生徒達は3年生・2年生を中心に各学科別に登校し準備や各学科説明を行いました。

暑い中参加していただいた中学生お疲れさまでした。送迎していただいた保護者の皆様ありがとうございました。

次回、秋のオープンスクールは10月30日(土)に中学2・3年生を対象に行います。また、学校説明会を11月5日(金)夕方に保護者(中学生同伴可)対象に開催します。詳細は各中学校宛に9月頃に案内の予定です。奮ってご参加ください。

夏の懇談会スタート

7月26日(月)

7月19日に終業式を迎え、夏休みとなりましたが、7月21日(水)より「夏の懇談会」がスタートしました。1・2年生は一学期の学習や諸活動について担任から話をするとともに、保護者の方からは家庭での様子などについての話を伺っています。いよいよ進路決定の夏を迎え、三者懇談を行って進学先や就職先について資料をもとに話をしています。

懇談会は8月上旬まで順次行われます。暑い中お越しいただく保護者の皆様ありがとうございます。

全国高校生グレコローマンスタイルレスリング選手権大会(レスリング部)

7月17日~19日まで、滋賀県のウカルちゃんアリーナにて

全国高校生グレコローマンスタイルレスリング選手権大会が開催されました。

高松農業高校レスリング部からは、

55㎏級 國年世羅(農業土木科・1年)

60㎏級 高杉将輔(農業土木科・3年)

65㎏級 小野高虎(農業土木科・1年)

80㎏級 浅野 心(農業土木科・2年)

の4名が岡山県代表として出場しました。

その結果・・・

 

80㎏級に出場した浅野心君が3位という素晴らしい結果を残しました!!!

(写真はレスリング協会のページから引用しています)

たくさんの応援をありがとうございました。

今度は、8月に福井県で開催されるインターハイに学校対抗戦、男子・女子個人対抗戦に出場します。

「試合ができることを当たり前と思わず、できることに感謝しながら、全員が優勝を目指して頑張ります」と終業式での壮行式で、レスリング部を代表して小宮さんが挨拶をしました。

頑張りますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

スーパーエンバイロメントハイスクール(SEH)研究開発事業 見学研修(2日目)

令和3年7月16日(金)

1日目の研修を終了後、真庭市に宿泊し2日目は「バイオマスタウン真庭」の見学研修を行いました。

はじめに勝山木材ふれあい会館で、真庭市担当者の方から「バイオマスタウン」の概要説明を受けました。午前中の講義により、バイオマス活用の重要性をしっかりと学ぶことができました。

昼食後の見学研修では、銘建工業㈱・清友園芸・真庭アグリガーデン・真庭広域廃棄物リサイクル事業協同組合を訪問し、担当の方からの説明を受けました。

2日間で有意義な学習を行うことができました。今回の研修を受けて自分たちの研究活動に向けてこれから更に取り組んでいきます。

スーパーエンバイロメントハイスクール(SEH) 見学研修(1日目)

令和3年7月15日(木)

高松農業高校は、令和3年度から令和5年度までの3年間、岡山県のスーパーエンバイロメントハイスクール研究開発事業の指定を受け、環境に関する研究開発に取り組んでいます。その一環ととして、畜産科学科3年生20名が1泊2日で見学研修を行いました。

初日の7月15日(木)は、岡山県農林水産総合センター畜産研究所を訪問しました。経営技術研究室環境研究グループの水木先生からの講演を聞き、畜糞処理の重要性や課題などについての学習に続いて、研究所の処理施設の見学を行いました。これから取り組んでいく、畜糞のペレット化とオリジナル肥料の研究開発に向けての計画と課題をしっかりと学び考えることができました。

農業科学科(作物専攻)苗代の実習

作物専攻では、170a(1町7反)の面積で「にこまる」「ヒノヒカリ」「きぬむすめ」「ヒメノモチ」「黒もち」の5品種を栽培から販売まで一貫して行っています。

お米の苗を育てる場所を苗代(なわしろ・なえしろ)と言います。米作りにおいて苗をいかに上手に育てるかが今後の生育に大きく影響するため大切な実習です。

苗を上手に作ると稲作の半分は終了したと言えます。このことを【苗半作】(なえはんさく)といいます。

①表面を浅く耕うん

②溝を切りる

③品種別に管理するため、畦波シートを打ち込む

④水を利用して、苗代全体を水平にする

2,3年生の作物専攻がメインで実習を行っています。

水平を出す重要性を考えながらやっていきました。

農業科学科(作物専攻)サトイモの栽培

作物専攻では4年前からサトイモの栽培を始めました。

水芋・田芋と言われるように、水を好む植物です。主に水田をメインに栽培をしていますが、畑でも同様に栽培ができます。

今年も「石川早生」という品種を栽培します。種となる種芋は昨年から貯蔵している芋を使います。

①種芋を掘り出し、芋を分解する

②かまぼこ型の畝を作る

③株間30cmの1条植え

④雑草抑制、地温上昇、保湿のために黒マルチをかける

⑤出てきた芽をマルチから出す

昨年の課題研究では、サトイモの頂芽を下向きに植えることで芋にストレスが加わり収量が増えるという結果が出ています。それを参考に今年はすべての畝を「逆さ植え」で定植をしました。