私の研究テーマ(小家畜)

みなさんこんにちは、畜産科学科小家畜です

以前、中家畜の課題研究について紹介しましたが、今回は小家畜(養鶏)です

専攻生のMさんは卵の風味を良くするためにはどうしたらいいか、といったテーマで取り組んでいるようです。内容は大きく2つあり一つ目は香りの強いものを給与する。トマト、メロン、レモングラス、ブドウなどで、週一回卵質検査、体重測定などと共に風味もチェックします。二つ目は悪臭の原因としてのストレス対策で、ケージ飼いから平飼いへ(狭いかごの中より広い部屋の中へ)移動して飼育します。さてどんな結果が出るでしょうか。

 

和牛も凛々しい顔つきに

牛鼻環の装着を実習で取り組みました。
牛鼻環は、和牛の調教をしていくうえでなくてはならないアイテムの一つです。
装着することで、牛自体の取り扱いが容易になり、和牛として角を残し、角での威嚇や角突きの防止につながることで装着します。しかし、1番の装着の理由は、牛鼻環にロープを結び、ロープ1本で牛を操作するために装着します。

装着の仕方は、ギャラリーにて説明します。

私の研究テーマはこれです

みなさんこんにちは、畜産科学科中家畜部です

3年生になると課題研究という教科があります。これは生徒一人が一つ、所属する専攻の学習の中でテーマを探し研究して学年末に発表する、そういった内容の授業です。今日は中家畜専攻生の Hさんが取り組んでいるテーマのを紹介します。

テーマ   本校豚舎の防疫対策について

取り組む課題(研究課題)

① 豚熱(豚コレラ)はどんな伝染病なのか

② 豚熱での被害の状況を調べる

③ 高農豚舎の防疫対策(病気を持ち込ませない)を確認する

④ 校外からの入場者に対して

⑤ 豚舎出入口の消毒器具の設置位置は適当か

⑥ 使用している消毒薬について学習する

以上のような内容を計画している Hさんでした。最後まで頑張りましょう

真剣に学習に取り組んでいます

噴霧消毒器です

科目「畜産」でのオンライン講演会を開催しました

6月29日(月)9:10~10:10

畜産科学科3年生の科目「選択畜産」では、北海道帯広市で酪農をされている長谷川牧場とオンライン会議システムZoomでつなぎ、リモートによる牧場見学と講演を行いました。

本校H25年度畜産科学科卒業の長谷川紗矢香さんから、牧場内の施設や飼育牛等の説明をしていただきました。

総飼育頭数158頭もの牛の管理、約50haもの広大な敷地の牧草地の管理を、長谷川さんご夫妻とアルバイト職員の3名で切り盛りしておられるとお聞きし、大変驚きました。

一度に16頭の搾乳ができる最新の搾乳システムの導入や、コンピュータによる牛の管理、大型機械による牧草地の管理など、学校の設備とは比べものにならない実際の現場の様子は大変勉強になりました。

また、先輩である長谷川さんがやりがいをもって、楽しんで酪農をされていることをお聞きし、大変心強く思いました。

なお、本日のオンライン講演会は、oniビジョンの取材を受けました。7月9日(木)~11(土)のoniニュースの番組内で紹介されますので、ぜひご覧ください。

 

マウスの持ち方(中級編)

畜産科学科1年生は「動物バイオテクノロジー」の学習の中でマウス(実験用ハツカネズミ)を扱います。今日の授業は先週に引き続き「マウスの保定」。前回よりも難しくなりました。「保定」という作業は動物にとっては嫌なことです。できるだけやさしく、短時間に行わなくてはなりません。生徒たちの目は真剣です。指先に注意を集中させて頑張りました。マウスさん、ありがとう。

ハムスターの健康を守れ(畜産科学科)

3年生の専門科目「課題研究」で「ハムスターの飼育環境」というテーマで取り組んでいる生徒がいます。今日、ハムスターが普段と違った行動をしていることに気づきました。耳の後ろを後ろ足で掻(か)いています。皮膚病や寄生虫だと治療が必要です。患部を柔らかいブラシでこすり、皮膚の一部を顕微鏡で観察。すると数匹のダニを発見。すぐに薬を塗り対処しました。採取されたダニは標本にして今後の研究材料にします。日ごろの観察が大切なことを再認識しました。

10kgを抱きかかえて移動します

みなさんこんにちは、畜産科学科中家畜部です

今日は分娩室に居る離乳した子豚13頭を肥育豚舎に移動します。移動には子豚を歩かせていくのが楽なのですが、学校の豚舎は構造上それが出来にくいので、少々重いですが、生徒たちが抱きかかえて連れていきます。子豚はビックリして大きな声で叫びますが少しの間ガマンしてもらいます。体重10㎏近くの子豚?ですが、さすが中家畜専攻生トラブルもなく思ったよりも早く終わりました。

こうした実習の中で豚の扱い方等を実際に体験しながら学習し、知識と技術両方を身に付けてほしいと思います。

この時の様子をユーチューブにも出していますのでよかったらどうぞ

牛にパーネット投与

育成牛にパーネット投与しました。

パーネットとは、強力永久磁石のことで、牛の4つある胃の下部の第2胃内にパーネットがおさまり誤って飲み込んだクギやハリガネがくっき、胃の壁面に傷をつけないように収まったままになる強力永久磁石です。

牛は基本鉄類を好んでなめてりするので予防のために育成期に本校では飲ませています。今回はパドックに移動した牛たちに飲ませました。飲ませ方は、ギャラリーの通りです。パーネットが胃に収まっているか確認のために、方位磁石を用い確認します。

1ヶ月で5倍にも

みなさんこんちは、畜産科学科中家畜部です

先月生まれた子豚も今日で1ヶ月過ぎました。生まれた直後は平均1.3kgの体重でしたが、現在では7.1kgと5倍以上にもなりました。豚の成長は本当にはやいですね。

週に一度の体重測定では、重くなった子豚を生徒のみんなが頑張って計測してくれました

ユーチューブにこの時の動画を出してありますのでよかったらどうぞ

牛の去勢実習(6月12日)

【校長室便りR2-13】 牛舎をのぞいてみると、畜産科学科2年生の専攻生が何やら真剣な表情で和牛の周りに集まっています。

今日の実習は仔牛の去勢実習。説明を聞きながら、先生の実演に集中する生徒たち。

「『伏見式捻転去勢法』といいます。何で去勢する必要があるか考えてごらん?」先生の説明にも力が入ります。。。。

「今度は誰かやってみるか?」の声に、一人の生徒がスッと前へ出て、皆もそれを取り囲むように見入っていました。

専門的な学びに集中する生徒たちの真剣な眼差しがとても印象的でした。