蘇を作ってみた!!

蘇(そ)は、古代の乳製品です。牛乳自体が薬や滋養強壮剤として扱われていた時代に作られていました。作り方は牛乳を煮詰め、水分を蒸発させます。

必要なものは、ホットプレート、ヘラ、牛乳1リットルです。簡単なのでチャレンジしてください。

ポイントは、焦がさないように、中火から弱火で煮詰めます。

乳タンパクの膜が張ってきます。牛乳の温度は、70~80℃です。30分ほどが経過しましたが、水分量はまだたくさんありますが、油断すると焦げるので注意です。

40分経過してから弱火にして焦がさないようにヘラでまとめます。5分ごとの変化です。

これで完成です。1リットルの牛乳から180g製造されました。少し冷やしてからお召し上がりください。では、古代の味を楽しんでください。

そして、休校中で、学校給食が停止いている関係で牛乳の消費が低迷しています。酪農家のために牛乳消費をお願いします。

 

牛の大移動【部屋のサイズ合わせて(牛のサイズアップも)】

牛の大移動を決行しました。カーフハッチの牛たちがあまりにも可哀そうなので部屋移動です。月齢に合わせて、牛たちをパドックへ。この牛たちを見ると一気に頭数が増えたみたいです。パドックに入った牛たちは大はしゃぎです。

空いた牛舎の独房は清掃、消毒してカーフハッチの牛入れます。

ぽつんと寂しくです。独房にあったサイズまで大きく育て!!

ガランとしたカーフハッチ。清掃、消毒して、5月末に新しい命を入れる準備は明日のworkです。

落ち着いて、餌を食べてますが、今日晩は、初めての野外みんなで寄り添って寝なよ!!

早くパドックが狭く感じるサイズに成長しなよ!!

 

本日のwork(冬から夏へ)

大家畜、本日のworkは、昨年の卒業生制作の和牛舎を冬バージョンから夏バージョンへです。寒風よけのコンパネをはずして外に飼槽を作ります。飼槽は、草花部からU字溝を譲っていただいて、飼槽に変身します。 

6月5日までは、2頭飼育です。オスの和牛は、全農岡山県本部家畜市場に出荷します。和牛の子牛は、生後8ヵ月になると肥育農家に市場で買われ、本格的に20か月ほど肥育され、岡山和牛の霜降り肉として市場で販売されます。肥育農家の方に高く買ってもらえるように、しっかり餌が食べれるための本日のworkです。

本日の牛舎

家畜たちは、柵に囲まれ伝染病から守られています。

でも、牛舎は、新型コロナウイルス感染症対策の関係で、生徒たちの活気のある姿がなく、牛舎もガランとしてとても静かです。

牛たちは、いつものようにゆったりとくつろいでいます。

みんな心配ご無用!生徒たちのいない間に大きく成長させてやるぞ!!

おかやま酪農協同組合からご寄付をいただきました。

先日、おかやま酪農協同組合より小椋部長と本城津山所長が来校され牛用バリカンのご寄付をいただきました。令和2年度に第15回全日本ホルスタイン共進会が宮崎県で行われます。岡山県代表として「高校生枠」で本校が1頭出品することが決まっています。そこで活躍をしてほしいと援助をしていただきました。新型コロナウィルス対応のため生徒の出席は出来ませんでしたが、校長が代表していただきました。全日本ホルスタイン共進会に向けて生徒共々頑張っていきたいと思いました。

中国B&Wショウに出品して

おからくB&Wショウに3月23日に行われ、中国B&Wショウに4頭の出品が決定してからこの共進会に向けて、生徒・教員ともに準備をして望みました。リーディング技術の向上と出品牛の状態アップを考えながら体調管理や牛体洗浄、ラウンダーによる運動、毛刈りを取り組んできました。準備をしながら状態は良くなってきている手応えを感じながら望みました。前日の6日から真庭市の岡山本部総合家畜市場に入り、乳牛研究部(大家畜専攻)の7名の生徒が頑張ってくれました。西大寺地域の酪農家の方とチームを組んで最後の仕上げの毛刈りをしてもらいながら地域の酪農家の方と交流を持ちながら取り組むことで、酪農家の方の考え方や取り組みを理解できる良い機会になっりました。また、初めて共進会に参加する生徒もいたので良い勉強になったのではないかと思います。牛の状態もそこそこの状態で出品にこぎつくことが出来ました。リーディングも日頃の練習の成果を見せる機会になったと思います。しかし、牛も生徒の緊張を少し感じ取ったのか牛もいつも以上に動きが悪く、牛の頭が重かったとリーディングした生徒が言っていました。下記が、生徒と牛の頑張った結果が次の通りです。

1部出品  8ヶ月以上~13ヶ月未満
タカノウ クラッシュ バロン グレース(23号牛)   6位/15頭
タカノウ モントレー モンブラン モッチ(20号牛) 11位/15頭
3部出品 15ヶ月以上~15ヶ月未満
タカノウ モントレー テイナ ドルチェ(717号牛)  2位/12頭
4部出品 18ヶ月以上~21ヶ月未満
OAC トップ マッカチェン トイ エボニー ET(117号牛)
8位/11頭
最後に、大会結果としては、今一歩でしたが、生徒達には良い経験になったのではないかと思います。この大会でもらった課題を次の4月25~27日に静岡県御殿場市で行われる大会『2019セントラルジャパンホルスタインショウ』に向けて、ドルチェ(717号)を生徒と仕上げていきたいと思います。新たなスタート、始業式前日の大会報告でした。

B&Wショウ前日

前日です。
高松農業の牛たち元気です。
共進会前日にこんなに安心して迎えられるのは、初めてかもしれません。
出品牛がなにより落ち着いてエサを食べてくれてるのがいい。でも心配事は117号の飛節が少し腫れぼったい。いろんなことが起きるのが共進会。頑張るぞ!!牛も生徒も!!

生徒も寒い中頑張ってます。

 

2017セントラルジャパンホルスタインショウに出品して ②

第3部に本校飼育のタカノウ アルタアメイジング ダーハム ワカバを出品しました。出品に向けて、岡山県チームの酪農家の方々に毛刈りを仕上げてもらいました。「欠点のない機能的な牛」と評価をしていただき、自信と手ごたえを感じながらの出品でした。リーディングも、高い位置で頭をキープしながらの見せれていたと感じながら、ただ不安があるとしたら「サイズ」この一点はぬぐいきれない事実と思っていました。前を歩くの牛の長さとサイズのある牛に見劣りを感じたのは事実です。出品牛22頭の中で10番目という結果となりました。中国地区チャンピオンとしてのぞんだだけに、少し寂しい結果となりましたが、生徒たちも教員もいい経験ができたと思います。来年は、同じ場所、同じ時期に全日本B&Wショウが開催されます。その出品に向けて生徒とともに頑張っていきたいと思いました。