在来作物「日本ハッカ」の開花

日本ハッカと西洋ミントの違いが視覚的判る開花

8月になり開花の時期を迎え、9月になっても開花しています。ハッカはMintですが、茎が同じように四角でも咲いてみないと判断がつきません。

日本ハッカは咲き方が輪生花序、西洋ミントは紫蘇(シソ)のように穂状花序です。

写真1:日本ハッカ

写真2:ミント系のキャットニップレモンの開花「穂状花序」

写真3:日本ハッカの開花

写真4:日本ハッカの開花している農場

 

始業式に間に合わなかった開花「満開」

通称ではライン花壇水耕1号温室の西犬走。作品制作として生徒の課題研究になっています。

始業式は8月29日、この日には満開になってほしいという思いで花壇を8月3・7日に切り戻し。追肥や草抜きも行いましたが、始業式にはつぼみ状態でした。9月3日現在の開花状況をお知らせします。

きょう4日には台風21号が来襲。風台風の性格が強く、この花壇をはじめ多くの花壇で植物が傷む可能性が高いです。花壇のいい状態を写真として残しました。

 

川内保育所用の芝人形手づくりキットの製造開始

10月中旬には、広島県庄原市川内保育所に40箱を収めます。

授業も再開し、花壇景観創造班3名を中心にして、他のメンバーも協力して製造していきます。

10月中旬には、創立120周年記念式典もあり、作業的に競合しないように早めの対応をしています。

川内保育所では、見本の芝人形を作られており、芝人形の到着を心待ちにされているそうです。

9月2日「学校開放講座」を支える自主活動

2年生、1年生有志7名の会場設営活動

苗づくりや花壇準備は完了していましたが、8月31日学校開放講座の前々日には会場である創立百周年記念館の会場準備、トイレ掃除、ハーブ商品展示等を行いました。

当日9月2日の午前、2・3年園芸セラピー専攻生で最後の準備を行います。

 

インターンシップ①(動物病院)

夏休みの期間を利用して、畜産科学科2年生は動物関連機関でインターンシップ(職場体験)を行いました。2名は動物病院。倉敷動物医療センターアイビー動物クリニック(倉敷市)と池田動物園動物病院(岡山市)にお世話になりました。動物病院の業務を体験することで、憧れの動物関係への進路選択の大きな道しるべになりました。お世話になった関係者の皆さん、ありがとうございました。

 

『芝』に見る太陽エネルギーの凄さ

梅雨明け後の猛暑と芝。

鳥取県芝生産組合から贈呈を受けた芝TM9の上に『かん水用ホール』を起きっぱなしにするという人為的なミス「ヒューマンエラー」。

「写真1」芝の上にホースが何重にも乗り光を遮断、光合成がしにくかった。また黒いホースで熱せられ焼けたとも考えられます。時々、ホースを移動させるか、極近くの別の場所に置くなど対策が必要でした。(8月2日撮影)

「写真2」このホースを芝の上に置きっぱなしにしていました。

「写真3」8月28日の現状です。

「写真4」農場の芝TM9という伸びない芝(ホームセンター等では売っていない。)

 

福祉的ガーデニング力育成講座用植物

講座で使用する植物リストにしたがって、1班:高齢者、2班:視覚障がい者、3班:ストレス、4班:車イスの4つの班ごとの植物の仕分けを実施。(8月27日)

各班13~16種類の植物が割り与えられました。

間に合わなかった、蕾も着いていない花苗(赤いサルビア)が1点ありました。猛暑による生育不良の影響の方が大きい可能性があります。

総合的には、生育が早すぎず、老化苗は無くちょうど良い状態で、植え付け期日の9月2日を迎えることが出来ました。

なお、花スベリヒユ(ポーチュラカ)のみ購入。偶然ですが、現井原高校園芸科(精研高校)の卒業生・高倉君が育てた苗でした。

学校開放講座「ガーデニング」実習の花壇準備

花壇に培養土入れ。

8月29日、終業式後の午後、2年生で園芸福祉モデルガーデン4基に培養土を入れ、9月2日(日)当日を迎えられるようにしました。

1基当たり16.5袋の「花と野菜の土」と「元肥」半袋を使いました。

この花壇は、平成16年度福武教育財団研究助成金を活用して、枕木で造ったものです。

農場シンボルゾーンの硬い土の上に枕木で囲っているものです。1基2.3㎡。植物を植えても管理しやすくなければならない花壇。生徒の手が届き、花がら摘みなどの管理実習がしやすいように長方形になっています。

なお、この土入れは講座のできるだけ直前に入れるのがベスト。早く土を入れすぎると、培養土が過乾燥になり植え付け後の活着不良を起こしやすいと考えられます。

秋花壇苗の生産活動真っ盛り

大きくなってと願いながら実習。

秋冬花壇苗と言えば、葉ボタンに、パンジー、ビオラ。8月27日には、1年生が大きくなった葉ボタン苗の間隔を空ける置き広げ作業や、ビオラに追肥を行いました。

草花部では、35ポット入りカゴトレーから20ポット入りトレーに10ポットの葉ボタンを規則正しく入れていきました。

 

9月2日学校開放講座『期日指定』の苗づくり

9月2日は福祉的ガーデニング力育成講座。6月下旬から苗づくり、あと12日ほどで植え付け。

8月22・23・24日あたりは、ダブル台風「19・20号」の影響が出る見込みで、大切に育ててきた苗ものを、8月20日に3号温室に移動しました。

梅雨明け後の猛暑、約40日近く。植物もバテながら生長して今日を迎えています。お盆も過ぎて、やっと朝夕の風も涼しくなり、植物たちもその気象の変化を感じているようです。