今年最後のブドウ販売

課題研究でシャインマスカットの調査を行っている専攻生が、調査の終わったシャインマスカットの校内販売を放課後に行いました。9月上旬にピオーネや高妻といった黒色系ブドウから始まったブドウの収穫、販売もいよいよ最終日を迎えました。この日は、パック詰めしたシャインマスカット20パックを約20分ほどかけて生徒や職員に販売しました。シャインマスカットは、種無しで糖度が高く、更に皮ごと食べやすいこともあり、本校でも大人気なブドウです。来年度は新ハウスのブドウも少しずつ収穫が出来るようになるため、今年以上においしいブドウを作って皆さんに食べてもらいたいと思います。

農業土木科1年10月19日1日研修

農業土木科1年生が1日研修に行ってきました。

まず、バスで百間川河口水門を見学に行きました。

次に坂根堰の見学に行きました。

どちらの施設でも、私たちの生活を支えるライフラインを守る工夫がさせており、とても勉強になりました。これからの日々の学習にいかしていきたいと思います。

農業土木科10月17日1年生1日研修

農業土木科1年生が1日研修に行ってきました。

まず、バスで農村地域防災減災事業管野中池地区のため池整備の現場を見学させていただきました。

施工現場では、岡山県備前県民局、三幸工務店、三協クリエイトJVの方から説明を受けICT施工を行なっている重機にも乗せていただきました。

道の駅で休憩ののち黒木ダムに向かいました。

黒木ダムの見学では職員の方から説明を受け、ゴムボートに乗り実際にダム湖の中を観察、洪水吐ゲートの操作、観察路の見学をさせていただきました。

とても良い経験になりました。これからの学習へと繋げていきたいと思います。

野菜を植えました。その2

園芸科学科1年生が「農業と環境」の時間をつかって秋冬向けの野菜を植えました。1学期にはスイートコーンとミニトマトなどの夏野菜を植えて、観察・調査・収穫等を行いましたが、2学期はハクサイ、キャベツ、ダイコンの3種類を植えました。この日はダイコンは種まきを、キャベツとハクサイは幼苗を移植しました。今後は、定期的に管理作業・生育調査などを行いながら観察を続けます。収穫した野菜は、家に持ち帰り試食する予定です。

植栽実習に行ってきました 。その4

10月18日(水)総合実習の時間を利用して、おもちゃ王国での植栽実習に草花専攻3年生9名がいってきました。縁あっておもちゃ王国での植栽実習は令和3年度からスタートし、今年で3年目になりました。この日は6月に植えた草花を秋冬用の花苗に植え替えに行きました。6月と同様におもちゃ王国入口の花時計、その周辺、園内のライン花壇の植栽が対象です。使用する草花は8月に学校で種をまいて栽培していたもので、この日はパンジー、ビオラ、ノースポール、キンギョソウ、ストックなど5種類約700ポットを使用しました。おもちゃ王国に来場した方に少しでも楽しんでいただけるよう、くつろいで楽しんでいただけるようにという思いを込めて実習を行いました。機会があればぜひ御覧ください。

園芸科学科ニュース

ついにハッカサイダー完成❗

たくさんの時間をかけて試行錯誤し、ついに園芸セラピー専攻で作っていたハッカサイダーが完成しました!これは本校が栽培し活用方法を模索していた和ハッカを利用した新商品です。ハッカサイダーを作る工程は、ハッカを乾燥させハッカエキス抽出までを学校で行い、企業に持っていきサイダーと合わせてもらい瓶の形になったものが返ってきます。それに自分たちで作成した商品ラベルを貼りつけて完成です。専攻生に大変だったことを聞くと、日ごとに抽出したハッカの香りや量に差が出るため、品質の調整が大変だったそうです。完成したハッカサイダーは秋のふれあい市にて400円で販売されます。ハーブティーに続く人気商品になることを期待したいです。

またセラピー専攻室では、同じく秋のふれあい市で販売を行う「すっきりするっ茶」というハーブティーのラベル貼りと袋詰をしていました。ハーブティーは一袋500円で販売されます。色鉛筆などを使用しポップ作成をしてふれあい市に向けて準備が進んでいます!

文・写真 鳴本

園芸科学科ニュース

園芸科学科三年生の課題研究と実習の様子を紹介します!

草花専攻🌹

草花専攻室ではフラワーアレンジメントコンテストの練習をしていました。今月28日に福井県で行われる全国産業教育フェアのフラワーアレンジメント大会に向けて日々練習を重ねています。デザインなど工夫をし、気に入る形になるまで何回も試行錯誤しているようです。同じく草花専攻室では課題研究でキャンドル作りをしているグループが作業をしていました。キャンドル内にビオラの花びらを入れて、色に変化を持たせるなど見栄えがとても良いです!ヒートガンで温めることでキャンドル内の気泡を抜くことができます。このキャンドルは秋のふれあい市で販売されるそうです。

果樹専攻🍇

果樹専攻室ではシャインマスカットの収穫と調整を行っていました!収穫時に軸の長さや果房の重さなどを調査しているそうです。今年は房の形が悪いものが多い印象ですが、果面はきれいで粒もまずまず成長しています。今年最後の校内販売になりますが、皮ごと食べられるなどの手軽さもあり多くの人が買ってくれるため、大変嬉しい気持ちになります。🍇

文・写真 鳴本

中学校へ出前授業に行ってきました。

令和5年10月21日(土)

岡山市立中山中学校からの依頼を受けて、「ふれあいSATURDAY」での出前授業に行ってきました。講座タイトルは「パンはなぜふっくらとしているのだろうか?」。

食品科学科3年の中野結菜さん、長尾佳苗さん、徳田鈴音さん、高塚弥姫さんの4人が生徒講師として中学校を訪問し、食品科学科の学習で取り組んできた「酵母」について、講義に続いて簡単な実験に顕微鏡による観察を取り入れて1時間半の講座を行いました。参加した中学生に保護者の方も加わって、実験を行いました。日頃の専門学習で身に付けた知識や技術を活かして丁寧に指導していくことができました。4人ともこの講座での指導経験を通して、指導する事の難しさを感じると共に、酵母や食品についてさらに興味が高まったようです。

園芸科学科ニュース

今日の園芸科学科の課題研究中の様子を紹介します!

果樹専攻🍇

ガラス温室にて、マスカット・オブ・アレキサンドリアの収穫をしました。アレキは爽やかな酸味と甘味、上品な香りが特徴です。ブドウは食べやすい「種無し」が好まれます。しかし、種無しの処理をすると香りが弱まってしまうので、マスカット・オブ・アレキサンドリアは種有りで栽培しています。収穫したアレキは実の数が多めでしっかりと成長した状態で収穫することができました。温室の奥側のシャインマスカットについて課題研究を行っている専攻生は、収穫2週間前に袋を外した区と付けたままの区の房を一部を収穫して皮の色や汚れ、糖度の比較していました。この日の比較ではあまり差は出なかったようです。

草花専攻🌹

草花専攻室の外では、課題研究で容器づくりをしているグループが完成した容器の底に水抜き用の穴をドリルで開けていました。形になっている容器は色も淡くて可愛く、形も様々なものがありました。専攻室の中ではキャンドル作りをしているグループがいました。容器に工夫を加えるために色々な容器を買い、見栄えに気を使って試作していました。

文・写真 3H 鳴本

農業土木科 株式会社エイト日本技術開発様が来てくださいました!!(環境調査の学習)

9月29日(金)に社会人講師活用授業で株式会社エイト日本技術開発様より6名の方が来校してくださり、1年生対象にに校内の用水路で魚類調査をしました。胴長を着て、用水路に入り、網で魚を捕獲しました。他にも仕掛け網や、投網での捕獲もしました。取れた魚は水槽に集め、どんな魚がいたのか説明を頂きました。カネヒラという魚がいるのは、産卵するために必要な二枚貝が生息しているからであることや、カマツカという魚がいるのは水質がきれいな証拠であることなど、教えていただきました。

その後、3年生がもう少し詳しく観察をしていきました。観察に必要な水性生物観察水槽の作製し一匹ずつ魚を入れて、どんな魚がいたのか調査していきました。本日の調査では高松農業高校の用水路でタモロコ、ドンコ、オイカワ、カネヒラ、ヤリタナゴ、カマツカなどの魚類がいました。普段、何気なく見ていた用水の魚の名前を知り、この地域の水の豊かさを知ることができ、自分たちの住む街の環境を考えるきっかけとなる授業となりました。用水路などの土木構造物を設計する上で、生物が人間とより良く生活していくための工夫などが必要とのお話も伺い充実した時間となりました。株式会社エイト日本技術開発の皆様、貴重な体験をさせて頂き本当にありがとうございました