令和4年度「農業鑑定競技」校内大会を開催しました。

令和4年7月13日(金)

学校農業クラブ活動の競技会の一つ、「農業鑑定競技」の校内大会を開催しました。これは、10月に開催される「全国大会」への校内代表を決める大会でもあります。各学科別に実験室等に分かれて実施しました。1問20秒で30問の問題を解き進んでいきます。各学科に関する専門知識を問う出題がありました。実物や写真等が展示されて、その名称や使用方法・特徴について答える他計算問題が出題された学科もありました。選手(全校生徒)の皆さん、お疲れさまでした。

<農業科学科の様子>

<園芸科学科の様子>

<畜産科学科の様子>

<農業土木科の様子>

<食品科学科の様子>

R4園芸科学科13

今日の園芸科学科の草花専攻を紹介します。

この写真は菊を中庭に植えている様子です。ここのグループはダイコンドラを中庭に植えて繁殖させる研究を行っているグループです。中庭をより良くするために今日植えた菊やオステオスペルマムという花を植えているそうです。中庭は私達の教室から見えるので日に日に華やかになっていくのがよくわかります。

 

花苗をポットから出して廃棄しているグループがいました。余った苗で状態も悪いため土を回収して再利用するための作業のようでした。この中から使えるものがあったら使っていいよと言ってもらえたので、カスミソウをもらいました。カスミソウは一つ一つが小さい花ですがたくさん集まるととても華やかできれいですよね!

 

この3つの写真は今日中庭に植えていた植物たちです。中庭がたくさんの植物たちでどんどん変わっていくのでみていて飽きないです!今日はとても暑かったですが、たくさん汗をかきながらもみんな一生懸命作業に取り組んでいました。

文章・写真 3H 青井 原田

母豚の代わりに哺乳してみた❗

豚は一度の分娩で多くの子豚を産みます(多いときは20頭近くも)。しかし母豚の乳頭は14個ほど、体力のない弱い子豚は乳が飲めず衰弱して死んでしまいます。そんな子豚を少しでも助けようと生徒が人工乳を給与しています。この人工乳は母乳の代わりというよりも、子豚に体力をつけさせて自分で乳を飲めるようにするのが目的ですが、なかなか難しいようです。

R4園芸科学科12

今日の園芸科学を紹介します。

草花専攻

前回紹介したダイコンドラの隣に花壇があります。
ラグテス、アリッサム、トウガラシ、ニチニチソウ、ペチュニア、マリーゴールド、トレニア、ジニア、サルビア・コクシネア、コリウスが植えてあり、教室の目の前ということもあり皆の目を楽しませています。

次に「学校の花を有効活用する」という研究をしているグループを紹介します。その一環としてハーバリウム制作に必要なドライフラワーを作るための作業をしていました。自分たちで制作に必要となる花を花壇に植え、その中から花摘みをしていました。摘んだ花は小さく刻んでシリカゲルという乾燥剤で乾燥させるそうです。

専攻室の中ではフラワーアレンジメント装飾の練習をしていました。完成されたものがおいてありました。とてもかわいくてきれいでした。資格試験の日が近づいており真剣な表情で取り組んでいました。

果樹専攻

袋掛けをする前のブドウの房の状態を紹介します。だいぶ粒が大きく育ちました。これから色が変わっていくのが楽しみですね。品種によって粒の大きさや房の形が違うことが並べてみるとよくわかりますね。もうすぐ袋掛けを行う予定です。

       
シャインマスカット  マスカット・オブ・アレキサンドリア  高妻

文章・写真 3H 青井 原田

 

R4今日の園芸科学科11

今日の園芸科学科・課題研究の授業の様子を紹介します。

草花専攻

この写真は花壇に使用していた土を再利用するために土をふるいにかけて、古い根や石などを取り除いている様子です。二人で効率よく作業をしていました。私も少し体験させてもらいましたがかなりの力仕事でした。このグループは資源の再利用をいろんな場面で行っている印象です。

中庭に先日の実習でたくさんの花が植えられていました。この場所は1階廊下に出るとすぐ見える場所で見晴らしがとてもよく中庭が華やかになりました。右の写真はかん水チューブを設置するための準備として土を平にしている様子です。水がたまらず効率的に水やりをするために必要な作業です。

セラピー専攻

今日はハーブソルトの研究をしているグループに話をききました。ハーブソルトはハーブを裁断して粉末にし、塩と混ぜるそうです。この日はハーブの切り方の違いが粉末にしたときの食感に与える影響を調べていました。粉末にするときに硬い茎が残ってしまうことが多いので、残らないような切り方を模索しているそうです。右の写真が実際に粉末にしたものです。

この写真は青じそ、赤じそ、バジルを粉砕している様子です。塩と混ぜるために細かく粉砕しているそうで、茎がなくなるまで混ぜるのが大変だそうです。とてもきれいな粉砕ができていましたよ!

文章・写真 3H 青井 原田

ウサギが生まれました❗

畜産科学科の実験動物ではウサギを飼育していますが、最近そのウサギが子供を生みました。もう1ヶ月以上立ちますが毛もフサフサで元気に走り回ったりしています。

すでに里親も決まって行くのを待っていますが、その前に生徒達に紹介をしてもらいました。

・・・生徒達の失言(?)に子ウサギも困惑気味です。

農業土木科3年 水道工事分野の仕事を学ぶ講習会

6月17日(金)に協同組合倉敷市管事業協会の方に来校して頂き、水道工事の仕事についての講習会を行いました。

講師の方々から日々の仕事内容や、水道管の修繕工事、給水栓取り出し工事などの話を聞きました。その後、パイプの接続実習なども行い、実際の仕事で使う道具や資材等にも触れることができました。人々の日常生活を支える重要なインフラである水道が、どう守られ、管理されているのかを知ることができました。

また西日本豪雨の際にも水道の復旧作業に携わったお話も聞き、水道の大切さを知ることができました。組合の方のなかには卒業生の方もおられ、今後の進路を考えるうえで参考になるアドバイスもいただき、とても良い講習会になりました。

共同組合倉敷市管事業協会の方々、ありがとうございました!!!

R4「プロジェクト発表」県大会3チーム入賞!!

令和4年6月17日(金)

岡山県学校農業クラブ連盟主催の令和4年度プロジェクト発表大会が、瀬戸南高校で開催されました。本校からは3チーム、総勢26名が参加しました。

区分Ⅰ類 「生産・流通・経営」 畜産科学科2年研究チーム10名

区分Ⅱ類 「開発・保全・創造」  畜産科学科3年小家畜専攻チーム6名

区分Ⅲ類 「ヒューマンサービス」 食品科学科3年エフカドカフェチーム10名

各区分ごとに、10分間の時間内にスライドなどを用いて、自分たちの取り組みの発表を行いました。

<審査結果>

Ⅰ類「生産・流通・経営」最優秀賞 ・ Ⅱ類「開発・保全・創造」最優秀賞 ・ Ⅲ類「ヒューマンサービス」優秀賞

最優秀賞を受賞した2チームは、来る8月9日(火)~10日(水)に島根県出雲市で開催が予定されている中国ブロック大会への出場権を獲得しました。中国ブロック大会、さらには全国大会を目指してこれからも頑張ってください。

R4今日の園芸科学科10

今日は平山の果樹園の様子を紹介します。

果樹園には主にキウイ、ブドウ、モモ、カキ、ナシが育てられています。

左側の写真はブドウのベリーAという品種の摘粒をしている様子で、右側の写真はブドウのピオーネ、オーロラブラックの枝管理をしている様子です。学校内にあるブドウは紹介していましたが果樹園には校内にはないたくさんのブドウが育っています。この日の果樹園蒸し暑く過ごしにくい天候でしたが、みんな楽しく頑張っていました!

この写真は香緑という品種のキウイの摘果をしている様子です。キウイの摘果は実の数を調整して大きな果実を育てるのに必要な作業です。私はキウイはどのように育っているのか果樹園にきてから知りました。皆さんは見たことがありますか?このブログでも少しずつ紹介していくので知ってもらえたら嬉しいです。

今はモモやナシは袋掛けが終わっている状態で、ブドウは房の形を整えたり、摘粒などの作業が中心です。そのあとはイノシシ対策のために電柵を設置する予定です。次は大きくなった果物の様子を紹介できればと思っています。

 

文章・写真 3H 原田

R4今日の園芸科学科9

本日56時間目・課題研究の各専攻での様子を紹介します。

草花専攻

中庭の緑化に取り組んでいるグループが運搬車で土とダイコンドラの苗を運んでいました。慣れた様子で上手に操作していました!右側の写真は小型の耕運機です。土を耕すために必要な機械で、中庭に植物を植える準備をしていました。機械等を上手に使って効率的に取り組んでいるなと思いました。

セラピー専攻

この写真は青じそに水やりをしている様子です。収穫できるまでの変化が楽しみですね。右側の写真はハッカを農場内の花壇に定植し直しているところです。きれいに見えるよう丁寧に植えていました。

果樹専攻

この日はブドウ班のグループがマスカット温室の片付けをしていました。管理作業で切除したブドウの副梢や葉を集めて捨てに行くようです。作業しているうちに地面に葉や枝がたまってきたり草などが生えてくるので邪魔にならないためにも必要な作業です。右側の写真はブドウの摘粒をしている様子です。余分な粒を取り除いて房の形と粒の数を調整する作業です。細かい作業で大変そうでした。ブドウの粒もかなり大きくなり、だいぶブドウの形に近づいてきました。

文章・写真 3H 青井 原田