祝!最優秀賞 日本植物学会第86回大会

令和4年9月17日(土)

日本植物学会第86回大会京都大会が京都府立大学で開催され、畜産科学科3年小梶一夏さん他9名が参加しました。

午前中は発表者が10会場に分かれ、それぞれ2分間の持ち時間とスライド1枚を使って発表内容についてプレゼンする「フラッシュトーク」に参加しました。本校はD会場で、一般発表(大学等の研究者の発表)20演題に続く高校生発表15演題中12番目に、畜産科学科2年の鈴木真歩さん、梅井優人さん、岡明里さん、井上奈々さんの4人が持ち前の元気さとチームワークでプレゼンを行いました。

午後は、ポスター発表本番が行われました。高校生発表では、全国各地の高校からの参加者56演題が発表を行いました。スーパーサイエンスハイスクール指定校の高校からの参加も多く、いずれもレベルの高い発表でした。

小梶さんらは、丁寧に説明を行い、ディスカッションにも熱が入りました。多くの参加者が次々に発表を観に来らました。

高校生発表は各大学等の学会員33名からなる審査員の先生方による審査が行われました。研究内容や発表についての審査の結果、小梶さんらの発表は見事最優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。

後日送られてくる審査員の先生による具体的な指導・講評を参考にして、これからも頑張ってください。

発表者:畜産科学科3年小梶一夏・畜産科学科2年鈴木真歩・梅井優人・岡明里・井上奈々

★スーパー・エンバイロメント・ハイスクール(S.E.H)研究開発事業による研究について。(産業廃棄物処理税活用事業)

http://www.takano.okayama-c.ed.jp/superenviloment.pdf

R4 園芸科学科 17

今日の園芸科学科を紹介します。

セラピー専攻

左の写真はハッカエキスを抽出するための準備をしているところです。抽出するためには大きい鍋の中に乾燥させたハッカをいれて蒸留水とともに火にかけ、沸騰させるそうです。右の写真は使用するハッカの重さを測っている様子です。

 

この写真は別のグループがパセリと春菊の種まきをしている様子です。ピンセットで小さい粒を二粒ずつ取って、あいている穴に入れていました。私はずっと前にしたことがありましたが種がとても小さく、この作業は種の数や入れる場所を間違えないように慎重に行うため、集中力がいる作業です。

 

草花専攻

これは中庭にダイコンドラを繁殖させるための研究を行っているグループです。ずっと前にブログに載せていましたが、今回また見てみるとたくさんのダイコンドラが植えられていました。とてもきれいに植えられていて見栄えがよくなっていました。

 

中庭全体を緑化して見栄えをよくしていくための研究を行っているグループです。ツルマンネングサという植物が植えられていますが、冬になると枯れてしまうのでダイコンドラを植えて、見栄えをよくしているところだそうです。中庭は私達の教室から見えますが、季節に応じて植えられている植物も変わるので見る側はとても飽きずに楽しむことができます。

 

文章・写真 3H 青井 原田

R4 園芸科学科 16

今日は草花専攻の課題研究の様子を紹介します。

この2つの写真は交配について研究しているグループがビオラやペチュニアなどを交配して育成したビオラとペチュニアです。親の花の色と子の花の色の関係について研究を行っているそうです。どちらもきれいにたくさんの花を咲かせていました。

  

ペチュニアは親株の性質を半分ずつ受け継いで新しい品種ができたそうです。色が鮮やかでとても可愛かったです。左側は親となったペチュニアで、右側は交配してできたペチュニアです。見比べてみるとよく違いが分かります。交配することで様々な色の花が咲いており、その違い驚きました。

  

次はシクラメンについて研究しているグループです。この写真はシクラメンの鉢替えに使う土を作っているところです。写真に写っている大きな機械で何種類かの資材を混合して作っていました。

  

作った土を使って去年育てたシクラメンを植え替えしている様子です。植え替えをする理由は小さな鉢だと根の成長が限られて大きくならないため、大きい鉢に植えるそうです。休眠の有無で株の大きさに結構違いがありました。

  

文章・写真 3H 原田

ブドウの収穫をしました(その1)

2年生の果樹専攻生が総合実習の時間を利用してブドウの収穫を行いました。この日は黒系ブドウのピオーネを15ケースほど収穫しました。今年は、着色期に夜温が高い日が続いたため、果皮の着色が不十分で、本来黒色になる果皮が今年は薄赤の状態のまま収穫日を迎えてしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作業場に持ち帰ったブドウは、一房ずつ袋から取り出し、果粒の状態を目視でチェックしていきます。この時、傷んだだり、腐ったりしている果粒を取り除いて販売できるキレイな状態にしていきます。着色状態が悪いブドウは、ジュース向けの加工用として販売し、状態のよいものは校内で販売できるようパック詰めやラッピング等を行って準備をします。全体的に着色が悪い房が多いものの、糖度は十分でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

R4 園芸科学科 15

今日は果樹園の様子を紹介します。

この日はナシ班の人が下に落ちたナシを拾い集めていました。病気や過熟状態によって全体が茶色に変色しているものや腐敗していたものがありました。たくさん落ちていてもったいなかったです。また、今日は生育調査としてナシの大きさをノギスを用いて測っていました。そろそろ収穫期のようです。

 

ブドウ班の人も調査用のブドウの測定を行っていました。この写真はピオーネとオーロラブラックの糖度と重さを測っているところです。調査のために測ったものを丁寧に記録していました。糖度の平均は大体18度で、甘さは十分のようでした。

 

 

 

 

 

この写真はベリーAの大きさを測っているところです。ノギスで一粒ずつ細かく大きさを測っていました。調査場所(栽培条件)によって大きさが違い、大きいものから小さいものまでありました。課題研究でやっている内容は11月には中間発表としてまとめます。良いデータがとれるといいなと思いました。

 

文章・写真 3H 青井 原田

45号分娩  暑い中大変お疲れさまでした

8月に母豚の45号が分娩をしました

気温も33℃を超えるような暑さでしたが、トラブルもなく無事分娩を終了しました。今回はちょうどタイミングよく子豚が生まれる瞬間を撮る事ができました。また分娩終了後には子豚の体重測定をしましたが何頭生まれたか、みなさん数えてみてください(最後に母豚が何か言っています)

生徒にインタビューしてみました❗(畜産科学科・園芸科学科)

畜産と園芸の生徒の皆さんにインタビューしてみました

みんな動物が好きだったり、花やくだものを栽培したりと自分の興味関心のあることに取り組んで、楽しそうで充実した農業高校生活を送っているようです。将来これが自分のなりたいものや、夢に繋がっていけばいいですね

 

R4  園芸科学科 14

今日の園芸科学科を紹介します

草花専攻

この写真は10月29日に行う予定のふれあい市に備えてリースの材料を収穫している所です。近くに寄るといい香りがしてきました。完成したリースはふれあい市で売るそうなので、ふれあい市で見かけたら買ってみてください。

  

この写真はサルビアという花を玄関の花壇に持っていくために移植準備している様子です。スコップで上手にきれいに掘り取っていました。玄関の花壇に移された様子をまた載せられたらと思います!

  

果樹専攻

この写真はブドウの糖度調査をして様子です。このグループではマスカットとシャインマスカットを題材に研究を行っており、この日は調査区のマスカットの糖度を調べていました。順調に糖度が上昇していたようです。右の写真は糖度計と呼ばれる機器で、これで果実の糖度を計ることができます。収穫、出荷されるのがとても楽しみです。

 

マスカットは果粒も十分に肥大しており、収穫できる日が近づいています。現在のマスカットとシャインの様子を載せてみます。左の写真はマスカットで、右はシャインマスカットの様子です。収穫、出荷されるのが楽しみです。

 

文章・写真 3H青井 原田

 

祝!! 最優秀賞 農業クラブ中国ブロック大会意見発表会

令和4年8月10日(水)

8月9日(火)~10日(水)の日程で、島根県出雲市で開催された、「第42回日本学校農業クラブ中国ブロック連盟大会において、食品科学科3年福武美里さんが、第1位の最優秀賞を受賞しました。

この大会は、プロジェクト発表と意見発表がそれぞれの3区分で中国地区5県(岡山・広島・山口・島根・鳥取)から各県大会で最優秀賞となった代表が集まり、競うものです。本校からは、プロジェクト発表Ⅰ類(生産・流通・経営)に畜産科学科2年生10名、Ⅱ類(開発・保全・創造)に畜産科学科3年小家畜専攻生6名が参加し、意見発表Ⅱ類に参加した福武さんと総勢17名で参加しました。

発表は、いずれも各県の代表だけあって、内容も発表態度も素晴らしいものばかりでした。そんな中、それぞれがこれまでの取り組みや準備・練習の集大成として緊張につつまれながら、力いっぱいの発表を行いました。

そんな、各代表が集まる大会で、意見発表の福武さんは最優秀賞を受賞し、プロジェクト発表を行った2チームはどちらも優秀賞を受賞しました。高農代表そして岡山県代表として参加した17名の皆さん。お疲れさまでした。そして、おめでとうございました。

大会の最後に、岡山県から参加した高梁城南高校・瀬戸南高校の皆さんと一緒に、岡山県選手団一同で記念撮影を取りました。

また、本大会ではもう一つの快挙がありました。意見発表において、3部門とも岡山県の代表が最優秀賞となったのです。最優秀賞の皆さん。10月に開催される「学校農業クラブ全国大会」では中国5県の代表として頑張ってきてください。

「夏のオープンスクール(中学3年生対象)」実施しました。

令和4年8月5日(金)

本年度第1回目となる、「夏のオープンスクール」を開催しました。午前2回と午後2回の合計4回行いました。感染症対策のため各回人数制限を設けての実施でしたが、総勢約300名に参加していただきました。

参加者は、受付後学科別の控室に入り、オンライン配信による学校説明を受けました。説明は、農業クラブ会長と家庭クラブ会長からスライドを混じえて、学校生活や農業クラブ・家庭クラブの活動の紹介を行いました。

続いて、学科別の体験や見学を行いました。

農業科学科では、農業機械の操作について体験しました。

園芸科学科では「ハーバリウム制作」と「果実などの糖度測定実験」を体験しました。

畜産科学科では、学科での研究内容の紹介やオンラインでの動物観察に続き、実際に牛や羊などに触れてみました。

農業土木科では、「ドローンの操作」について体験しました。

食品科学科では、「アンパン製造」と製造したアンパンの検査について体験しました。

午前中の暑い夏空から一転し、午後の部受付開始頃から激しい雨に見舞われ、「大雨・洪水警報」の発令やJR桃太郎線の運転見合わせなど、予期せぬことも起こりましたが、安全第1に考え、各種情報を収集しながらの実施となりました。

帰宅が困難となり、一部保護者の方にお迎えに来ていただいたりしましたが、大きなトラブルなどもなく、無事終了することができました。

参加していただいた「中学3年生」の皆さん、お疲れさまでした。良い体験ができたでしょうか?

10月15日(土)には「秋のオープンスクール」を計画しています。各中学校を通じて案内をしますので、是非ご参加ください。

最後に、本日のオープンスクールで、来校した中学生の対応をしてくれた各学科の生徒の皆さん、ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。素晴らしいオープンスクールとなったと思います。