畜産科学科 研究発表会(2日目)1月21日

令和4年1月21日(金)

畜産科学科研究発表会の2日目が昨日に引き続き行われました。

2日目午前中は『大家畜」専攻生の発表で、講師に岡山県農林水産部畜産課から森分哲彦先生・石川晶子先生にお越しいただいて行いました。専攻生10名が、乳牛の飼育や仔牛の飼育・搾乳や乳房炎・環境問題についての研究などについて発表しました。

発表後には、森分哲彦先生からの指導講評を頂きました。

2日目午後には、岡山家畜保健衛生所から田中成枝先生をお招きして、『小家畜』専攻生の発表が行われました。6名の専攻生が、ニワトリの飼育管理や高品質の卵を生産する方法・ストレス軽減についての研究等について発表しました。

最後に、岡山家畜保健衛生所の田中成枝先生から指導講評と講演をいただきました。

畜産科学科3年生38名が、各専攻毎に1人1題の研究テーマで計38題の発表が2日間にわたって行われました。1年生や2年生からも熱心な質問が会場だけでなくオンラインでも行われ、有意義な発表会となりました。発表会終了後には、2年生は、自分自身がこれから取り組む「課題研究」の題材について検討をはじめ、1年生は、決まったばかりの自分自身の専攻学習について意欲を高めていました。

講師の先生方からは、「非常に面白い研究だ」、「高校生がこんな取り組みをしているとは驚いた」といった講評もいただきました。参加した皆さん、お疲れさまでした。これからも頑張りましょう。

 

 

畜産科学科 研究発表会(1日目)1月20日

令和4年1月20日

『畜産科学科研究発表会』を行いました。これは、3年生が3年間の専門学習の総仕上げとして「課題研究」で取り組んだ内容を発表するものです。7分間の発表の後に4分間の質疑応答を行います。また、指導助言者として、各分野の専門の先生にお越しいただいて助言をいただきます。

今年度も感染症予防の観点から、会場での人数を制限して、オンライン視聴も併用して実施しました。

初日となる1月20日午前中に「実験動物」専攻生が発表を行いました。指導助言者には、川崎医科大学から三上崇徳先生・枝廣有希先生にお越しいただきました。ウサギ・ヤギ・マウス・ハムスター・二ホンミツバチ・デグー・ヒツジなど、各種動物での実験結果を14名の専攻生が発表しました。 すべての発表後には、講師の先生からの講評と講演をいただきました。

午後からは、「中家畜」専攻生による発表を行いました。指導助言者として、岡山県農林水産総合センター畜産研究所から佐々木真也先生にお越しいただき8名の専攻生が発表しました。肥育豚や子豚の飼育に関する研究から豚舎の修繕や豚肉加工品や豚の魅力を広く知ってもらうためのポスター作製に取り組んだ研究もありました。

発表後には佐々木先生からの指導講評を頂きました。

活発な質疑応答も行われ、とても有意義な1日目となりました。

 

 

 

守り継がれる、測量実習場

2学期から測量実習場の整備をしています!

ここはもともと高農の牧草地でした。そこへ4年前に測量実習場が作られました。農業土木科の先輩たちが、たくさんの土を運び、均し、石を拾い、整地し出来上がった場所です。そのおかげで今の生徒たちは広い場所で実習に打ち込むことができ、また測量競技大会などの練習もしっかりでき良い成績を収めることが出来ています。

ずっと使ってきた実習場は、時間と共に地面はどうしても均等では無くなり、水たまりが出来てきます。今回は、土を入れて快適な測量実習場になるようみんなで整備しています。ドローン測量で高低差を調べ、どこに土を入れるべきか最新の技術も駆使し、力を合わせ土を入れていきます!!!

先輩から引き継いだこの測量実習場はこれからも大切に守り、育てていきます!

農業土木科研究発表会をおこないました!

1月21日(金)に3年生が各専攻で取り組んできた成果をまとめ発表しました。

測量・施工専攻

『UAVを活用した測量実習』〜スマート農業への挑戦〜

『購買前バリアフリー化工事』

環境専攻

『想定外の自然災害に備える高農防災基礎調査』

      〜SDGsターゲット13へのアクション〜

測量・設計専攻

『究極の設計を追い求めて』〜橋梁模型制作コンテストへの挑戦3〜

研究発表を聞いて1年生は専攻内容を知るきっかけとなり、これを参考に来年度から自分がどの専攻を選択するか決めていきます。2年生は先輩たちの研究成果を聞いて自分たちがどんな研究をしていくか、どんなことができるのか、考えを膨らませます。

今回発表に臨んだ3年生は、課題研究で頑張ってきた成果をしっかりと発表することができました。一生懸命、後輩に伝えようとする姿勢は3年間の成長を感じることができました。また質疑応答でもしっかりと対応できており、後輩たちの良き手本となったと思います。残された高校生活は本当に少なくなりました。最後まで悔いなく全力で頑張って欲しいと思います。

農業科学科野菜専攻

野菜専攻3年生の最後の実習。

9名で2年間、水耕ハウスでミニ、中玉、大玉の各種トマト。露地ではジャガイモ、オクラ、ナス、スイカ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー。いろいろ栽培してきました。

新学期目前!!~冬休み最後の学校~

1月7日

今日1月7日は「人日の節句」。

一年間の無病息災を願い、「七草粥」を食べる習慣が残っています。年末年始で疲れた胃袋を休め、令和4年の本格的なスタートを迎えましょう。

本校の3学期始業式は1月11日(火)。冬休み最後の平日である今日も、校内は各種活動に取り組む生徒たちで活気に溢れていました。

農場を覗いてみると、畜産科学科の生徒たちが実習に取り組んでいました。

グランドでは、ラグビー部が岡山工業高校と合同練習に汗を流していました。

郷土芸能部は、部室(道場)で練習中。太鼓の音色は外まで響き、力を与えてくれます。

本館に行ってみると、いよいよ1週間ほどの迫った、大学入学共通テストに向けての実践演習に取り組む生徒の姿が!

今年、令和4年が、みなさんにとって良い年でありますように。

そして、1月11日(火)3学期始業式。高農3学期のスタートです。

農業土木科2年 インターロッキングブロック施工完成しました!

令和3年12月24日 インターロッキングブロック施工がついに完成しました!!!

週1回の授業時間だけでは到底時間が足りず、放課後に自主的にやって来ては、コツコツと作業を続けてくれていました。時には最終下校時間まで残り、投光器で手元を照らしながら約3000個近くのインターロッキングブロックを並べ終えました。

端はインターロッキングブロックを切って加工しなければなりませんがこの仕上がり!アールの部分も気持ちよくカットされております。妥協することなく、こだわりを持って施工する生徒たちの姿は職人のようでした。

TAKANO HIGH SCOOL 2020 の文字がはっきりと見えます!!!目地砂を入れてモルタル修正してついに完成しました!みんなが楽しく、気持ちよく憩う姿が待ちどおしいです。。

謹賀新年ー令和4年スタートー

令和4年1月5日(水)

年末・年始の学校閉庁期間も明け、令和4年の活動がスタートしました。

年末・年始の間も、部活動や実習など一部でも行われていましたが、今日が全体としての本格スタートです。農場やグランドなど校内各所で元気に活動しています。

 

今年も良い1年となりますように!

農業クラブ校内プロジェクト発表会開催(令和3年12月17日)

12月17日(金)

2学期期末考査終了後の授業期間を利用して、令和3年度学校農業クラブ校内プロジェクト発表会を開催しました。来年度(令和4年度)岡山県大会へ出場する学校代表を決める予選会でもありました。

5つの学科(農業科学科・園芸科学科・畜産科学科・農業土木科・食品科学科)から、総勢8チームがエントリーしました。プロジェクト学習は、農業の専門学習の基になるもので、それぞれの課題を設定し、研究・調査などの活動に取り組んだ内容を発表するものです。

校長先生・農業クラブ会長のあいさつに続き、それぞれのチームが10分間の持ち時間で発表を行いました。

今年も昨年に引き続き、感染症対策で全校生徒は各クラスでオンラインにより視聴しました。どの学科もそれぞれの特性を生かして課題を設定し、研究に取り組んだ結果であり、興味深いものばかりでした。

全チームの発表後に副校長先生からの指導講評があり、閉会となりました。この中から学校代表となる3チームの皆さん、令和4年6月に予定されている岡山県大会、頑張ってください。

「全国高校生パンコンテスト」への挑戦!お見事、8年連続、書類審査突破!

【校長室便りR3-30】12月29日(水)、年末も押し迫った中、学校へ立ち寄ってみると、製菓・製パン実習室に明かりが点り、熱心にパンをこねる生徒の姿が。。。

指導されている先生から詳しい話を伺うと、本校の食品科学科1年生が8年前から毎年、挑戦している「全国高校生パンコンテスト」に今年も挑戦し、その中から見事、「手仕込み部門」で、1年生の 鈴木杏奈 さんが書類選考を通過(全国で7名)し、最終「作品審査」に駒を進めたとのこと。

第16回を数えるこのコンテスト。本来ならば、最終審査は開催地である静岡県伊豆の国市へ行き、作品の「ドックロール」を作る実技審査が行われるはずでしたが、コロナの影響を受けて審査方式が変更となり、「手こね」から、「一次・二次発酵」、「成形」、「焼成」、「完成」までの作製工程をビデオ撮影し、映像を保存したDVDとできあがったパン(冷凍)を本部に送って審査する形式になったようです。本番は1月中旬とのことで、この日はまず第1回目の練習のために登校しているとのことでした。

このコンテストは、日本で初めてパンを焼いた韮山代官の江川英龍(1801~1855)にちなんで毎年1月に静岡県で開催されている「パン祖のパン祭」のメインイベントとして開催される、全国唯一の高校生を対象としたパン作りのコンテストだそうです。

本校の食品科学科では、専門教育活動の一つとして、平成26年度からこの「手仕込み部門」に1年生が挑戦し、総合実習で校内予選を行い、代表となる数名が本大会の書類審査に応募しており、今年で計8回連続で書類審査突破を果たしているとのこと。

驚いたことに、本校が初挑戦で見事に書類審査を突破した時の生徒は、鈴木さんのお姉さん(佑奈さん)だったそうで、この日はお姉さんも応援に駆けつけてアドバイスをしてくださっていました。

先生のお話では、その日の気温や湿度により、パン生地のこね方や配合する水の分量、焼く時間等も調整しなければならない繊細な作業だそうで、何度も練習してその感覚を身に付けるのだそうです。すごい! 焼き上がりの断面を見て、きめの細かさや空気孔の有無等が審査では見られるとのこと。

年明けの本番まであと少し! 応援しています!

頑張れ!高農!