R4 園芸科学科 22

今日の園芸科学科を紹介します。

草花専攻

ガラス温室内ではシクラメン研究グループがシクラメンの葉組み作業をしていました。光が内部までよく当たるように葉を移動させているそうです。花を育てるにも細かな配慮が大切ですね。シクラメンは10月下旬の販売会から販売を開始する予定です。

 

中庭では緑化研究グループが、新しい花を植える準備をしていました。種類は、キンギョソウ、ハボタン、ビオラ(大)、ビオラ(小)、パンジーです。パンジー(小)はこの前プログで紹介した、ビオラを交配していたグループのパンジーを使っていました。また新しい花を植えることで、中庭がよりきれいになりますね。以前に比べると中庭の緑化もずいぶん進んだ感じがします。

  

セラピー専攻

このグループは小松菜を収穫して出荷するためにきれいに洗っていました。私も何度か買ったことがありますがとても美味しいです。小松菜以外にも、季節によってはキュウリ、ピーマン、ナス、トマトなどたくさんの種類の野菜を売っています。

この日もハーブソルト研究グループが各種ハーブと塩の配合割合を検討していました。自分たちが作ったレモンバーベナソルト・レモンバームソルト・レモンマートルソルトで味付けをしたフライドポテトとポテトチップスを用意し、他の専攻生に試食をしてもらっていました。様々な意見が出され、それらを真剣にメモにとっていました。良い結果がでるといいですね。

 

文章・写真 3H 青井 原田

柿の収穫をしました。

この日は、1年生13名が果樹専攻の実習で柿の収穫を行いました。本校の平山果樹園には多くの柿の木が植わっています。収穫した柿は「西条柿」という渋柿で、本校では干し柿に加工したり、干し柿用の柿として販売を行っています。

柿の収穫は全員が初めて行うということで、高枝切り鋏の使い方を真剣に聞いていました。練習の後、実際に収穫をしましたが、すぐに慣れたようです。収穫した柿は枝をT字型に残して余分な枝を切り落としました。作業場に持ち帰った柿は、秤を使って重さごとに選別し、大きいサイズのものは干し柿用として販売を行いました。

最後に渋柿の「渋み」がどんなものか知っているか生徒に訪ねたところ、誰も「渋み」がわからないということであったので、一欠片の渋みを体験してこの日の実習を終えました。今後は本校でも順次干し柿作りに取り組む予定です。

R4 園芸科学科 21

今日の園芸科学科を紹介します。

果樹専攻🍑

この写真は、昨年新しくできたブドウハウスです。植えられている品種は、ピオーネ、シャインマスカット、クリーンニーナ、紫苑が各2本で、クリーンニーナと紫苑は今まで本校にない新しい品種です。このハウスは組み立てられるところから見てきましたが久しぶりに見ると、木がとても成長していて驚きました。再来年から収穫ができるよう現在木を育成中で、今からとても楽しみです。

   

この写真は桃園造成中の様子です。桃は現在平山の果樹園に行かなければありませんが、完成したら学校の寮の裏で見ることができるようになります。品種は悦白桃(よろこびはくとう)、清水白桃、白露、ゴールデンピーチの4品種があります。現在育てている桃は7月中旬ぐらいまでしか収穫して楽しむことができませんが、今回植える品種は6月下旬に収穫する品種や、9月上旬に収穫する品種など様々なので、長く桃が楽しめるそうです。

 

草花専攻🌹

このグループは学校にある花を利用して装飾を行うグループです。今日は採った花の中から選別した花をリースに飾り付ける作業をしていました。自分たちが育てたコリウス、ビオラ、センニチコウ、ケイトウ、ラベンダー、シロタエギクなどの種類の花を使っていました。大きな松ぼっくりもあってどんなリースになるのかとても楽しみです。

   

写真・文章 3H 青井 原田

園芸科学科でも野菜を植えました

園芸科学科1年生が「農業と環境」の時間をつかって秋冬向けの野菜を植えました。1学期にはスイートコーンとミニトマトなどの夏野菜を植えて、観察・調査・収穫等を行いましたが、2学期はハクサイ、キャベツ、ダイコンの3種類を植えました。この日はダイコンは種まきを、キャベツとハクサイは幼を移植しました。今後は、定期的に管理作業・生育調査などを行いながら観察を続けます。収穫した野菜は、家に持ち帰り試食する予定です。

ブドウの校内販売を行いました(その2)

この日は果樹専攻3年生のブドウ研究グループがマスカット・オブ・アレキサンドリアやシャインマスカットなど青色系のブドウを収穫しました。すでに何度か収穫したこともあり、ブドウの収穫もそろそろ終わりを迎えつつあります。収穫したブドウは果粒などをキレイに整え、パック詰め・フィルム包装を行い、最後に品種名シールを貼りつけて完成です。すでに何度も行った作業でもあり、テキパキと出荷作業を行っていました。

出荷作業が完成したブドウは、放課後に果樹専攻2年生が販売実習として校内で販売を行いました。シャインマスカットは生徒や職員にも大人気で毎回大勢の人が買いにきてくれます。生産量に限りがあるため、全員に買ってもらえないのが残念です。一方でマスカットは種ありの品種のためか、販売も落ち着いた感じです。香りや風味がとても優れた品種なので一度食べると気に入ること間違いなしです。この日も用意した60パックが無事完売しました。

R4 園芸科学科 20

今日の園芸科学科3年生の課題研究の授業の様子を紹介します。

果樹専攻🍇

ブドウ研究グループが自分たちが研究しているピオーネやベリーAを使って加工利用の一環として飴やジャムをつくっていました。アレキをぶどう飴に、ベリーAをジャムにしていました。ベリーAのジャムは3回目でやっと良いものが出来たそうです。どちらもとても美味しそうで上手に作れていました。

 

セラピー専攻🌿

この日もハーブソルトを研究しているグループが塩と食材の相性を調べていました。バーベナ・マートル・バームのハーブをそれぞれ混ぜた塩と合いそうな食材を探して試食を行っていました。食材はトマトとキュウリ、コーンチップスが用意されていました。マートルが一番好評だったそうです。

 

草花専攻🏵

中庭の見た目をよくするための研究をしているグループが作業していました。この時期になると、雑草の種が地面に落ちて来年増殖するので、早めに除草をしているそうです。

 

校内の装飾などを行っているグループが花の交配を研究しているグループの使わなくなったビオラを校内の空いている花壇に移植していました。きれいに並べて丁寧に植えられていました。花が植えられるだけでその場の雰囲気がちょっと変わるのがいいですね。

 

こちらのグループは玄関前の花壇に花を植えていました。その中には、サルビア・スプレンデンス・シロタエギク・ペチュニア・マリーゴールド・ナデシコ・ジニア・観賞用唐辛子・ニチニチソウ・アリッサムなどの種類がありました。玄関は最も人目につく場所なので、植えている人も気合がはいっていました。

 

 

文章・写真 3H 青井 原田

R4 園芸科学科 19

今日は果樹園の様子を紹介します。

このグループは干し柿の研究を行っていました。皮をむいた柿を軒下に干して乾燥させるのではなく、乾燥機を使ってより簡単に、スピーディーに作れないか試しているそうです。この日は乾燥機にかけて一定の水分量になった柿を、カビが生えていないか、皮の硬さはどうかなどを1つ1つチェックしていました。乾燥機でできたら簡単でいいですよね。

 

この写真は梨の研究グループが梨の周りにある電柵を外している様子です。果樹園にはイノシシを始めとして多くの野生動物が果物を狙って入り込んできます。電柵をすることで動物から果物を守っています。梨の収穫も終わったことから片付けをしていたようです。

 

他の果物同様、栗も収穫期を迎えています。果樹園には現在3本の栗の木があり、先日の実習の時間に収穫しました。大きい栗や小さい栗など大きさは木によってかなり違いがありました。収穫した栗は家で栗ご飯にして試食しようと思います。

ブドウ研究グループの人たちが規格外ブドウの加工品利用を考えてピオーネをジュースにして味を確かめていました。ソーダなどに混ぜて試飲していました。味はとても美味しく見た目も綺麗でした。自分たちで実際に作って研究できるのはとても楽しいですね。

 

文章・写真 3H 青井 原田

 

R4 園芸科学科 18

今日の園芸科学科を紹介します

セラピー専攻

このグループはハーブと塩を混ぜたハーブソルトの研究を行っています。この日はレモンバーベナ・マートル・バームの3つを使ってハーブと塩の配合量の調査を行っていました。ハーブと塩の比率を決めるために、実際に舐めて食味調査を行っていました。試食をさせてもらいましたが、ハーブの味も塩もいい感じに味がしてとても美味しかったです。個人的にレモンマートルが美味しかったです。

 

また他のグループではハーブソルトの実際の利用方法を研究していました。この日はきゅうりとお餅を使って、自分たちで作った青じそ、赤しそ、バジルの3つを使ったハーブソルトで味付けをする作業を行っていました。今回はなかったですが、ポテトも試したそうです。うまく味付けされたものを食べてみたいですね。

 

果樹専攻

左側のぶどうはシャインマスカットという品種です。シャインマスカットは見た目は艶があって食べると皮はシャキシャキで甘くて美味しいため大人気なブドウです。右の写真はマスカットオブアレキサンドリアという品種です。種ありの品種ですが、独特のマスカット香と適度な甘さ、風味をもったとても上品なブドウです。このブドウたちは今週中に収穫して校内で放課後販売する予定です。

 

文章・写真 3H 青井 原田

ブドウの校内販売を行いました(その1)

この日は2年生の果樹専攻生が総合実習の時間に黒系ブドウのピオーネと高妻の収穫、調整、パック詰め等の準備を行い、放課後にブドウの校内販売を行いました。用意したブドウは、パック詰めのピオーネが15パック、高妻が30パック、箱詰めのものが6箱でしたが、30分程で完売しました。販売に参加した専攻生もテキパキと接客しながら笑顔で終始対応していました。随分たくましくなった気がします。

梨できました

今日は1年生の総合実習の時間に梨の選果・パック詰めを、放課後に販売実習を行いました。本校には梨の木(品種:豊水、幸水)が4本あり、前日に2年生が収穫を行っていました。この日は1年生12名が、梨300玉を重量別に選果し、大きさごとにパック詰めを行いました。

選果しパック詰めした梨の一部は、放課後にブドウと一緒に校内で販売しました。今年初めての梨の販売だったこともあり、多くの生徒が買いに来てくれ用意した20パックはすぐに完売しました。今後もあと2,3回梨の販売実習を行う予定です。