【園芸科学科】キウイ大きくなっています

平山の果樹園には4本のキウイフルーツがあります。キウイは雌雄異株といって雄株と雌株が別々の木になっていて、両方の木がないとうまく実ができない性質をもっています。本校では果肉の色が緑色をした「香緑」という品種をつくっています。昨年はキウイの実を間引く摘果作業が不十分であったため、小さい果実がたくさんなって困りました。今年はそうならないよう摘果作業を果樹専攻生や1年生を中心に頑張って行っています。地面には摘果したキウイがびっしりと落ちていました。収穫は11月下旬の予定で、校内で生食用に販売したり、キウイジャムなどに加工して利用する予定です。

【園芸科学科】植栽実習に行きました その3

この日は、草花専攻3年生8名が総合実習の時間を利用して、学校近隣の吉備病院に植栽実習に行ってきました。吉備病院には昨年秋から植栽実習に行っており、秋にはビオラを植えていました。花壇は駐車場脇に約30メートルにわたり設置されています。今回は昨年秋に植えたビオラを片付けて肥料をいれ、新たにナデシコ約160本を植えました。最近は外部に装飾活動に行く機会も増え、経験をつむことができるようになりました。装飾した花壇が誰かの癒やしになればと思います。

【園芸科学科】モモの袋掛け農家実習

モモの袋掛け実習に2,3年生の果樹専攻生が行ってきました。現在本校は果樹園の移転途中ということもあり、栽培しているモモの木が2本しかありません。これでは十分な実習ができないため、一昨年から近隣のモモ農家のモモ園にお邪魔して研修、実習をしています。
3年生は、総社のハーベストファームに行き、代表の田中さんをはじめスタッフ3名の方からモモ袋の効率的な掛け方などを教えていただきました。3年生は昨年の経験があるものの、1年前の作業のため忘れていた部分もあったようですが、すぐに思い出してテキパキとした動きで袋掛けを行っていました。スタッフの方からも褒めていただいたようです。

2年生は、総社の中津農園に行って実習を行いました。園主の中津さんから袋の掛け方を教わり、1時間半ほど袋掛けを行いました。2年生は果樹専攻生になってから初めてのモモ袋掛け作業ということでほとんどの人が未経験でしたが、皆一生懸命に取り組み、どんどん袋掛けのスピードがあがっていました。また、学校とは違った品種や木の大きさ、袋の掛け方など多くの勉強ができたと思います。

【園芸科学科】ブドウのジベレリン処理

ブドウが順調に育っています。現在ブドウは開花が終わり、果粒が小豆程の大きさに成長しています。本校で栽培している高妻やピオーネ、シャインマスカットといった品種では、その栽培過程で植物ホルモンの一種であるジベレリンを2回処理(花や実に溶液をつける)します。これによってブドウを種無しにしたり、大きくしたりすることが出来ます。現在はちょうど2回目の処理時期にあたり、この日は2年生の果樹専攻生が作業を行いました。作業はまず、ジベレリン溶液を作るところから行い、すべてのブドウの房に溶液を浸けていきます。見落としがないようよく確認をしながら行いました。日に日に目に見えて大きくなっているブドウの粒を見ていると今後の出来がとても楽しみになってきます。

【園芸科学科】販売実習に行ってきました

6月1日に岡山市の花き市場で行われた花き市場フェアに参加してきました。この催しは花き市場全体が販売会場となり花を中心に様々農産物が販売されるイベントです。この日は草花専攻2年生6名が本校の花や生産物・加工品などを持ち込んで販売実習を行いました。本校も花苗だけでなく、モモジャム、トマトゼリー、ハーブティー、キュウリ、トマトなどの野菜や加工品を販売しました。花き市場ということもああり、本校以外にも多くの草花販売ブースがあり、多くのお客でにぎわいました。参加した専攻生は販売での接客を体験するとともに、花に関わる多くの商品の見学をとおして知識、経験を深めることができました。

【園芸科学科】植栽実習に行きました その2

この日は総合実習の時間を利用して岡山市西河原の弘済会に2年生の草花専攻生6名が行ってきました。今回は、建物の外にある約10m程の花壇を学校で育てたジニア、サルビア、マリーゴールド、ニチニチソウ等の花苗とペチュニアのボールプランターを持ち込んできれいに装飾しました。

約80本の苗の定植とボールプランター9鉢の設置を協力して行い、約1時間ほどで完成しました。校外での植栽実習は、日々の実習の成果を確認できるよい機会となり、専攻生の自信にもつながっているようです。

【園芸科学科】1年生「総合実習」平山果樹園

6月6日(木)5・6時間目 1年生「総合実習」平山果樹園での実習風景です!

まず平山果樹園まで学校のバスで移動。15分程かかります。
着いたら実習棟で今日の授業の目標や作業手順を学習します。
今日の目標は2つ!
①ブドウのジベレリン処理(実を大きくするために薬品につけます)
②キウイの摘果(一つの実に栄養が集中するように実を減らします)

初めての作業に戸惑いながらも、一生懸命作業することができました!

【園芸科学科】「双眼実体顕微鏡」で観察

6月5日(水)1・2時間目 園芸科学科 3年生選択授業「植物バイオテクノロジー」で双眼実体顕微鏡(両目で見る顕微鏡)を使った「茎頂分裂組織(成長点)」の観察を行いました。

高松農業高ではクラス全員が一人一台双眼実体顕微鏡を使うことができます!
最初に「茎頂培養(けいちょうばいよう)」の特徴と活用について学習したあと、高松農高のブドウのツルから「茎頂分裂組織(成長点)」を取り出して双眼実体顕微鏡で観察し、スケッチを行いました。

今後は「茎頂分裂組織(成長点)」を取り出して、無菌的に培地で培養し、ウイルスフリー個体を育成して苗の大量増殖実験に挑戦します!

難しい座学の勉強や実験にも一生懸命生徒は取り組んでいます‼

【園芸科学科】植樹祭に参加しました

5月26日にジップアリーナ岡山で開催された第74回全国植樹祭に本校園芸科学科も準備や当日式典に参加してきました。前日である25日には、草花専攻2年生11名がメインアリーナや会場周辺の装飾を行いました。この装飾には学校で育てたマリーゴールドを使った200プランターを使用し、運搬や設置作業などを2時間程度かけて行い、しっかりと役割を果たせたと思います。前日ということもあり会場やその周辺では、その他の準備も様々な場所で行われており、本番間近という雰囲気がひしひしと伝わってきました。

また、当日は草花専攻3年生1名と引率教員1名がジップアリーナ岡山での式典に参加させていただきました。貴重な体験ができたことに感謝です。

【園芸科学科】フラワーアレンジメント競技県大会

5月31日(金)勝間田高校を会場に農業クラブ連盟主催のフラワーアレンジメント競技県大会が開催されました。この大会は県内の農業関係高校から各校の代表者16名が集まり、フラワーアレンジメントに関する基礎的な知識を問うとともに、指示された内容に従い作品(花束・リボン)の制作を行います。制作した作品は日本フラワーデザイナー協会の方に審査していただき、作品点、フラワーアレンジメントに関する知識点、技能点で合計点を競います。成績上位者2名は、10月に栃木県で行われる産業教育フェアのフラワーアレンジメント競技に岡山県代表として参加することができます。本校からは草花専攻3年生の堀さんと矢野さんが参加しました。

審査の結果、堀さんが最優秀賞、矢野さんが優秀賞(3位)となり本校出場者二名とも入賞することができました。これにより堀さんは全国大会への出場権も獲得しました。大会に向けて放課後に練習した成果がでたようです。