令和4年度 入学式 その2

令和4年4月11日(月)

入学式後の諸連絡に続いて、各クラスで最初のホームルームが行われました。今年度も感染症対策のため、保護者の方々は教室への入っていただけませんでしたが、クラス別の控室にて学科ごとに科の説明などを行いました。

保護者の方々には、クラス別にPTAの評議員の選出もしていただきました。評議員としてお世話になります方々、よろしくお願いいたします。

生徒の皆さん。明日からはそれぞれの交通手段で登校です。事故の内容に気をつけて登校してください。いよいよ全学年が集合して、令和4年度高松農業高校が本格スタートです。

令和4年度 第124回入学式

令和4年4月11日(月)

本日第124回入学式を体育館にて挙行しました。今年度も感染症対策として、新入生・新入生保護者そして教員での実施となりました。国歌斉唱では、感染症対策で体育館に流れる国歌を清聴し、続いて入学者呼名並びに入学許可・校長式辞が行われました。

続いての新入生代表宣誓では、農業科学科の前田紗和さんが新入生を代表して堂々と高農生の一員として堂々と宣誓してくれました。

最後の校歌紹介も声を出して歌うことはできませんでしたが、体育館に響き渡る本校校歌を新入生もしっかりと聞いてくれました。

新入生の皆さん、入学おめでとうございます。在校生・教職員そして農場の動植物などすべてが皆さんを待っていました。これから一緒に素晴らしい高校生活を作り上げましょう。

<校長式辞全文>

 桜の木も早若葉が芽吹き、木々の新緑に命の息吹と自然の力強さを感じる今日の佳き日、令和四年度 岡山県立高松農業高等学校 入学式を挙行できますことは、新入生はもとより、教職員並びに在校生一同、誠に大きな慶びでございます。

 本来ならば多くの来賓の方に御臨席を賜り、新入生の皆さんの入学をお祝いするところでございますが、昨今の諸事情により、本年度は新入生と保護者の方、教職員のみで式を挙行いたしますこと、御理解くださいますようお願い申し上げます。

 さて、ただいま入学を許可いたしました二百名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんは今日から高松農業高校生です。心から歓迎いたします。この学校での三年間の学びが、皆さんが将来社会人として立派に活躍できるよう成長するための、有意義な高校生活になることを願っております。

 本校は、創立百二十四年の歴史を誇る、県下で最も伝統のある農業高校として、農業、園芸、畜産、土木、食品といった農業の専門教育に力を入れ、それぞれの分野で主体的に活躍し、社会の発展に貢献できる人材の育成を目標に、教育活動に取り組んでいます。新入生の皆さんには、高松農業高校で、「自分の力で未来を切り開いていく」という強い意志を持ち、将来何をしたいのか、どんな人物になりたいのか、自分の理想の姿を思い描きながら勉学に励んでほしいと思います。

 皆さんが生きていく現代社会は、複雑で不安定な国際情勢、地球的規模で発生する自然災害や異常気象、新型コロナウイルスの感染拡大など不透明な状況にあります。また、少子高齢化やグローバル化が急速に進み、高度情報化や人工知能の飛躍的な進展により、社会構造も大きく変化しようとしています。また、その一方で、今年の四月からは、成人年齢が十八歳に引き下げられ、高校生にも成人としての自覚と責任が求められてきます。今、ここにいる皆さんには、そんな時代を力強く、たくましく生き抜きぬく力を身に付けてほしいと期待しています。

 そこで、皆さんが充実した高校生活を過ごし、心身ともに成長していくために大切にしてもらいたいことを三つお話しします。一つ目は、「自分の可能性を信じる」ことです。若い高校生の皆さんは、これからの努力次第でいかようにも変わっていくことができます。「自分にはできない」「自分には無理だ」とすぐにあきらめるのではなく、「自分には何ができるか」その可能性を探し、粘り強く取り組み、その力を伸ばしてください。皆さんの可能性は無限大であります。二つ目は、「学ぼうとする心を持ち続ける」ことです。学校は学びの場です。皆さんは、それぞれ、専門分野への興味や関心、将来への夢や希望を持ち、自分自身のさらなる成長を求めて高松農業高校に入学してこられました。その初心を忘れず、日々、積極的に勉学に臨んでください。この「学ぼうとする心」が、皆さんの成長につながります。日々の授業はもちろんのこと、農業実習や資格取得、部活動やボランティア活動など、様々な活動に積極的に挑戦して自分を高め、社会で通用する力を身に付けてください。三つ目は、「規則正しく規律ある行動をする」ということです。高校生の時に規則正しい生活習慣を身に付けておくことは、社会に出てからも皆さんの大きな財産になります。また、「規律を守る」ことは、集団生活を営む人間社会において、一人ひとりの幸せや生きる権利を守るために必要なことです。集団生活における自分の役割を自覚し、責任感を持って行動してください。「規則正しく規律ある行動」によって、学校での仲間の輪が広がり、一人ひとりの心の成長に繋がります。

 新入生の皆さん、どうか、ここ学びの場である高松農業高校で、未来の社会を生き抜いていくために必要な社会人基礎力として「考え抜く力、前に踏み出す力、チームで協力する力」を身に付けてください。そしてそのために「あきらめない心、負けない心、くじけない心」をはぐくみながら、「新しい自分」の可能性に挑戦していってください。

 最後になりましたが、保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。教職員一同、生徒一人ひとりの夢の実現に向けて、時には温かく寄り添い、時には厳しく指導を続けてまいります。高校生は、「第二の誕生」と言われるほど、心身の変化が激しく、不安と悩みの多い時期です。保護者の皆様も御不安が多々あろうかと思いますが、お子さまは、苦しみながら、時には回り道をしながらも、壁を一つ一つ乗り越えて行かれます。そのために、私たち大人が範を示しながら導いてやらねばなりません。そして、何よりも、御家庭と学校とが、お互い協力し合いながら、お子様の教育に当たることが大切であると思っております。お子様の成長、飛躍のために、本校の教育活動に御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 生徒たちの希望の未来が実現し、大きく飛躍する高校生活となることを願い、式辞といたします。

              岡山県立高松農業高等学校 校長 三輪 貴

 

表彰式・壮行式(4月8日)

令和4年4月8日(金)

始業式に続いて、春休み中に行われた部活動の表彰式と全国大会に出場する選手の表彰式を行いました。壇上に立ったレスリング部の選手たちは、これまで厳しい練習に取り組み、大会成績と出場権を勝ち取りました。次の大会も頑張って下さい。

表彰 : 令和3年度 第65回全国高等学校選抜レスリング大会 第3位 80kg級 農業土木科3年 浅野心

壮行式 : 令和4年度全日本ジュニアクイーンズカップ・レスリング選手権大会U17 46kg級 小宮 梨々華(食品科学科3年)

2022年度全日本ジュニアレスリング選手権大会 U17 51kg級 杉江佑太(農業土木科3年) ・ 65kg級 小野高虎(農業土木科2年) ・ 80kg級 浅野心(農業土木科3年)

 

令和4年度 始業式(4月8日)

令和4年4月8日(金)

初夏を思わせる暖かな1日となった本日、令和4年度1学期始業式を行いました。

朝のホームルームで旧担任から本日の日程や連絡を受け、皆で掃除を行いました。

学校全体を皆で協力してきれいにしたあと、体育館に集まりました。久々の体育館行事でもあり、戸惑いもありましたが、どの顔にも新年度に向けての意欲が満ち溢れていました。

まずは、本年度着任された三輪貴校長の着任式が行われ、続いて新任の先生方が登壇されての新任式を行いました。新しく来られた先生方と4月11日に新入生を迎えて、新年度高農のスタートです。

続いて、1学期始業式を行いました。

校長式辞では、三輪校長より、「学校は学びの場であり、しっかりと学習することが重要。まずは1時間1時間を大切にして授業に取り組み、次に学んだ知識や技術を活用し、社会人として必要なモラルやマナーを身につけよう。そして社会にでてしっかり活躍できるように社会人基礎力を身に着けよう。」とのお話がありました。

続いて、校歌静聴。今年も声を出して校歌を歌うことはできませんでしたが、皆CDから流れる校歌に合わせて、心のなかで歌い、始業式が終了しました。

続いての諸連絡では、まず副校長先生からの今年度担任団等の紹介に続き、教務課・生徒課・進路課・保険福利課の先生から、様々な連絡や注意がありました。

令和4年度が皆にとって素晴らしい1年となるよう力を合わせて頑張りたいと思います。

 

新入生への制服渡し(4月6日)

令和4年4月6日(水)

百周年記念館前の桜も満開を過ぎ花びらが舞う中、本年度入学生への制服渡しを行いました。10:00の開始前から、多くの入学予定者が保護者とともに来校し、新しい制服を受け取り試着をしてサイズ等の確認し持ち帰りました。入学式では全員がこの制服に身をつつんで登校です。

コロナ禍により、3月の入学予定者招集日に部活動の紹介ができなかった為、生徒会の発案で、希望する部活動からそれぞれ代表1名が集まり、活動紹介と勧誘のリーフレットを配りました。

高農には本日参加できなかった部活動も含めて、たくさんの部活動があります。大切な高校3年間、学業はもとより、部活動にも一緒に取り組みましょう。

来週月曜日(4月11日)に迫った入学式。高農の生徒・教職員が農場の様々な生き物たちとともに待っています。

令和4年度スタート

令和4年4月1日(金)

本校百周年記念館の桜も満開を迎えました。本日から新たな年度のスタートです。グランドでは、野球部が練習に励んでいました。

昨日3月31日(木)には、年度末をもって退職される先生方を送る会が行われました。高松農業高校で定年退職を迎えられた3名の先生方へ花束を贈呈し、それぞれの先生方からご挨拶をいただきました。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 

全国高等学校選抜レスリング大会(レスリング部)

3月27日~29日まで、新潟県にて、全国高等学校選抜レスリング大会が開催されました。

中国代表として、本校レスリング部は、学校対抗戦と個人対抗戦に出場しました。

まずは、無事に出場できたこと、試合ができて本当に感謝です。

初日、学校対抗戦(ちなみに選手4人で出場のため、7人制の学校対抗戦は1人も負けられません!!)では、

1回戦 北条高校(愛媛県)に4-2で勝利!!

2回戦 山形商業高校(山形県)に2-4で敗退という結果に終わりました。

 

2日目、個人対抗戦が2回戦まで行われました。

51㎏級 杉江佑大(農業土木科・2年)は2回戦から出場し、近畿地方代表の選手に3-3で敗退(同点の場合、ビッグポイントを取った方が勝ちですが、同じポイントの場合、後からポイントを取った方が、勝ちになります。)

65㎏級 小野高虎(農業土木科・1年)は1回戦 東海代表の選手に0-5で敗退。

80㎏級 浅野心(農業土木科・2年)は

1回戦 九州代表の選手に4-0でフォール勝ち!

2回戦 東北代表の選手に11-0でテクニカルフォール勝ち!!

最終日に行われる3回戦にすすみました!!

最終日

3回戦 関東代表の選手にテクニカルフォール勝ち!!!

準決勝 中国代表の選手に敗退しましたが、第3位になりました!!!

おめでとうございます☆☆☆

(写真はレスリング協会から引用しています)

今回もたくさんの応援をありがとうございました。

来年度もたくさん良い結果をご報告できるよう頑張りますので、引き続き、応援をよろしくお願いいたします。

2週間もかかるロースハムの製造

皆さんこんにちは、畜産科学科中家畜です

年度末の3月ももう終わりですが、中家畜では毎年この時期に豚肉加工品の製造と販売実習を行っています。今回はロースハム・焼豚・ヤークトブルスト・ビアブルストの4種類です。ハム・ソーセージの製造は数日から2週間も調味液に漬け込んだり、早朝から夕方まで何時間も作業が続くのですが、生徒たちは安全対策や衛生管理に気を使いながら長時間の製造実習に取り組んでくれました。出来上がった製品は大勢の先生方や生徒のみなさんが購入してくれました。

今回の動画は、その中のロースハム製造の様子です。美味しいハムができるまでのわくわく感を楽しそうな音楽と一緒にどうぞ。

陸上競技部卒部式

3月1日の卒業式の後、陸上競技部の卒部式を行いました。出席した現役部員2名、顧問3名、3年生7名全員が笑顔の中、行うことができました。

3年生からは、3年間の思い出や後輩へのエール、両親への感謝の思いなどが述べられ、現役部員からは先輩との思い出や今後の抱負などが述べられました。最後は、3年生に色紙と花束と顧問からの贈り物を贈呈し終えることができました。

3年生は先輩も後輩も少ないという状況でしたが、お互い切磋琢磨しながら高松農業高校陸上部の伝統を繋げてきました。3年生が更新した高農記録は11個にもなります。4月からはそれぞれ、新しい環境のもと新生活が始まりますが、高農で学んだこと、経験したことを糧に頑張ってほしいです。

3年生、本当に3年間お疲れ様でした!また元気な顔を見せてください!!

農業クラブ校内幹部講習会

令和4年3月22日(火曜日)

 農業クラブ会長・副会長・監事の役員5名の他各クラスから選出された常任役員10名が集まり、「農業クラブ校内役員生徒のリーダーとしての意識・資質向上を図る」目的で、校内幹部講習会を実施しました。

山根校長先生の開会挨拶に続き、顧問の片山大助先生・白石大二郎先生から、農業クラブ活動について、「科学性・社会性・指導性」を高めていくという目標から具体的な活動、そしてリーダーとしてのあり方までの講義が行われました。

室内換気を含めた休憩の後、参加者の自己紹介を行いました。学年や学科が異なれば日頃接する機会が少ない人も多く、氏名・学年・学科の他に、「最近ハマッていること」等を紹介していきました。時折笑い声も聞こえ、緊張の中にもリラックスした雰囲気になりました。

続いて、令和4年度の「岡山県連盟のスローガン」の高松農業高校案を選定していきました。各自があらかじめ考えてきた案を黒板に書き出し、全員で2つの案に絞り込んでいきました。

この案は、5月に開催される岡山県連盟役員総会で各校が持ち寄った案から「岡山県連盟スローガン」を選定して行くことになります。

再びの換気を兼ねた休憩の後、構造的思考ツール「マインドマップ」を用いて農業というキーワードからスタートし、それぞれがこれまでの学びの中で得たり感じた事へと広げていきました。

次に3人一組のグループとなり、リーダを中心にそれぞれが考えたことを発表し、その情報をもとに模造紙にマインドマップを作成して行きました。「農業学習の魅力とは○○○○○である!!」というまとめの言葉を最後に決めて完成させました。

時間に限りがあるなかで、各グループともにお互いに意見を出し合いながら協力して完成していきました。

最後に、5つの班それぞれが、完成したマインドマップをもとに、話した内容を説明していきました。

それぞれに、異なる学科での学習内容を紹介しながらマップを広げていきました。そして、すべてのチームが発表の最後に力強く「農業学習の魅力とは・・・・・・・・・・・・・・です。」とまとめを行いました。発表後には大きな拍手もおこり、令和4年度にむけてお互いに思いを一つにした様子でした。

農業クラブ活動は農業を学ぶ生徒全員で取り組むものです。きっとこの新たなリーダーたちを中心に高農が一つとなり素晴らしい農業クラブ活動となるだろうと確信した瞬間でもありました。参加者の皆さんお疲れさまでした。

「頑張れ! 高農!」