畜産科学科(実験動物専攻)では、さまざまな動物の飼育と活用方法について学んでいます。専攻生は3年生13名、2年生14名。現在飼育している動物は、マウス、イヌ、ウサギ、フェレット、チンチラ、デグー、ハムスター、ヒツジ、ヤギ、そしてミツバチ。専攻生として毎日の管理と、いろいろな実験・実習は大変ですが、かわいい動物たちに囲まれての勉強はとても充実しています。
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もう生後3週間
みなさんこんにちは畜産科学科中家畜部です
先月8月8日に生まれた子豚10頭はその後元気に発育しています。
母豚の46号も暑い日が続く中、食欲が落ち心配しましたが、子豚への哺乳はしっかり続け3週間後には全頭体重5kgオーバーとなりました。今では生徒の長靴を突っ突いてきたり、撮影しているカメラに反応したりと好奇心旺盛なところを見せています
小家畜と言えばニワトリですが、鶏と言えば・・・
みなさんこんにちは畜産科学科小家畜部です
小家畜と言えばニワトリですが、そう鶏を飼育して鶏肉や卵を生産する養鶏を学習する専攻です。学校農場ですので飼育している鶏は教材ですが、学習のために生産活動もしています。その中心はやはり鶏卵の生産、販売です。毎日鶏が産んでくれる卵を集卵し、洗卵、選別してパック箱詰めするのは、生徒達の大事な日常管理実習となっています。
農業科学科 作物専攻(稲作編) 稲刈り準備
今年は新型コロナウイルスの関係で田植えの時期が早くなりました。
そのため、例年に比べ稲刈りの時期が早くなりそうです。
作物専攻では2、3年生を通じてコンバイン等の掃除や安全講習を行い稲刈りに備えます。
先週の3年生の総合実習でコンバインと籾摺り機の掃除を行いました。









昨年のモミや残骸を取り除き、必要な個所に油を注していきます。
また、ベルトの摩耗やネジのゆるみを確認し元の状態に戻します。

今日の2年生の総合実習では稲刈りの安全講習を行いました。
機械のパーツごとの役割を理解し事故につながらないためにどうするのか詳しく説明していきます。
短い時間でしたが無事に2年生に安全講習ができました。2年生は初めての稲刈りになるのでドキドキです!
農業科学科 作物専攻(畑作編)サトイモ畝の除草
8月の酷暑を耐えたサトイモも収穫までラストスパートを迎えました。
作物専攻のサトイモ栽培ではもみ殻マルチ(お米の殻を畝間に引き、除草効果を図る)を採用しています。
ビニールを素材にしているマルチに比べ残骸が圃場に残らないメリットがあります。しかし、もみ殻の中には雑草の種や稲の種が入っているため夏にかけて水田雑草が繁殖してしまいます。
サトイモの養分を吸い取られないよう除草し収穫まで管理していこうと思います。
畝間に潅水チューブ(水やり用のチューブ)を設置しているためチューブを切らないよう鎌を使い除草していきました。




サトイモは田イモ・水イモと言われるくらい水気のある圃場を好みます。
今回除草した雑草は水田の雑草が多く、畑の除草とは違いました。
今年もきっと良いサトイモが収穫できるでしょう!
ブドウ販売実習1
先月末から始まったブドウの収穫にともない、校内でブドウの販売実習を行っています。授業内の時間に収穫、調整、出荷準備等の販売に向けての一連の作業を終え、放課後に主に生徒向けに販売を行っています。実習する生徒は最初こそ品種や出来えなどの質問をお客の生徒にうけて戸惑いも見えましたが、すぐに慣れた様子で販売を行っていました。

不定期での販売ですが、販売時は多くの生徒が買いにきてくれます。

現在は高妻、ピオーネといった黒系品種のパック売りが中心です。数が多いときは近隣のスーパーにも出荷しています。

箱売りもありますが、限定生産です。校外への販売は行っていません。
農業科学科 作物専攻(畑作編)ダイズの刈込み+α
台風接近に伴い天候が不安定な一日でした。
作物専攻では外の実習がメインのため急な雨の場合、屋内での実習になります。今日は、ロープワークを学びました。
荷台から荷物が落ちないよう、軽い力で固定することができる『アメリカン』を実践していきます。
生徒の飲み込みは早く、見本を見せただけで完成する生徒もいました。




ロープも結べるようになった頃には雨も止み、ダイズの刈込みに行けそうです。
今年のダイズは、前回植えていたジャガイモの肥料が残っていたため栄養生長(えいようせいちょう:葉や茎などを伸ばす生長)が盛んにおこなわれていたためなかなかサヤが付きません。
サヤを早くつけさせるため葉や茎を刈込みストレスを与えることで生殖生長を(せいしょくせいちょう:種を付け子孫を残す生長)促します。
刈込バサミの使い方を教わり植物体が一回り小さくなるように刈込んでいきます。






周りの高さを確認しながら整えていきました。
背が低くなったため、台風の被害も軽減されそうです。
たくさんサヤが付きますように!
KSB放送「ヒルペコ」で農業高校レストランの紹介で本校の実習風景が放映されます
9月9日(水)深夜0:20~ KSB瀬戸内海放送(再放送9月12日(土)14:55~)で放映されている「ヒルペコ」で取り上げられる『居酒屋農業高校レストラン』で日頃から本校の野菜等を使っていただいていまます。今回は、果樹や夏野菜の収穫やブレンドティーの材料となるハーブの調製などを行っている実習を行っている生徒の様子(園芸科学科を中心に)を取材されました。
取材を受けている様子







oniビジョンの取材を受けました。
農業高校レストランを紹介するoniビジョンの「ハピネタ」の取材を受け、放映されました。「ハピネタ」で取り上げられる『居酒屋農業高校レストラン』で日頃から本校の野菜等を使っていただいていまます。今回は、夏野菜の収穫を行っている実習を行っている園芸科学科の生徒の様子を取材されました。
取材の様子



動物の健康状態
畜産科学科1年生の授業に「総合実習」があります。今日の授業(実験動物)は「動物の健康診断(聴診器の使い方)」を勉強しました。対象動物はイヌ、ウサギ、ヤギ、ヒツジです。一番難しいのは、動物の保定と心臓の位置確認です。小型の動物ほど心拍数が早い傾向があります。ウサギの心拍数を数えるのはとても苦労しました。動物の健康状態を数字で理解することの重要性がよくわかりました。