農業科学科(作物専攻)畑作編 スイカ定植

作物専攻では夏季のミネラル補給としてスイカを栽培しています。

今年から始めた、空中栽培(くうちゅうさいばい:ツルを上に伸ばしながら管理する方法)でたくさん収穫することができるでしょうか!

空中栽培に取り組むとともに、「コンパニオンプランツ」としてマリーゴールドを植え付けます。

コンパニオンプランツとは…

植物には、それぞれ集まりやすい特定の虫があり、出やすい病気なども異なります。こうした特性を利用して、違う種類の植物を一緒に栽培することで、病害虫を抑えたり生長を助けるといった、良い影響が出る組合せを「コンパニオンプランツ(共生植物)」と言います。

マリーゴールドには以下の効果があります。 

・臭いによるアブラムシ類の飛来防止

・マリーゴールドに含まれる物質の効果でセンチュウ被害の抑制

野菜専攻から大玉と小玉の苗を、そして園芸科学科の草花専攻からマリーゴールドの苗いただき植え付けていきます。

スイカは株間(かぶま:株と株との間)100㎝

マリーゴールドはスイカ2株につき1株で植えます。

マルチカッターを使いマルチに穴を開け、移植ごてを使い植え付ける穴を掘ります。

土や根を崩さないよう苗を取り出し植え付けます。

ツルが真上に伸びるよう、ネットにツルが向くよう調節します。

植え付け後はマルチカッターで開けた縁が風でバタつかないよう周りの土で押さえます。

こうすることで風で動いたマルチから植物を守ります。

マリーゴールドも同様に植え付け、最後にたっぷりと潅水(かんすい:水やり)します。

今後はツルの動きをよく観察しながら管理していきます。

たくさん収穫できるといいですね!

郷土芸能部「最上太鼓」 音の無い太鼓道場から

新型コロナウイルスの影響でどの部活動も活動禁止となっています。毎日のように和太鼓の音と、打ち手(部員)たちの元気な声が響き、熱気に満ちていた太鼓道場も音の無い状態がずっと続いています。寂しそうな太鼓たち・・・。でも今は我慢の時。打倒、コロナ。部活動が再開となる日まで、太鼓道場は打ち手(部員)たちを、そして新入部員を待っています。

    

 

農業科学科(作物専攻)稲作編 種籾浸水(芽出し)ヒノヒカリ

前回の「きぬむすめ」に引き続き、今日は「ヒノヒカリ」を水に浸け芽出し(めだし:種から芽を出させること)をしていきます。

※金曜日に予定した種まきは、悪天候のため木曜日に変更しました。

前回同様にネットに入った種をたっぷりの水に浸け、2~3日水を変えながら管理していきます。

芽の状態を確認しながら引き上げていきます。

農業科学科(作物専攻)稲作編 きぬむすめ籾播き

今日はいよいよ「きぬむすめ」の籾播き(もみまき:稲の種まき)です。

種は5月5日に水に浸け、芽出し(めだし:種から芽を出させ、揃いをよくする)をしています。前日に引き上げ綺麗な鳩胸(はとむね;水を十分含んで膨らんだ)状態になりました。

これを電動の播種機(はしゅき:種をまく機械)で播いていきます。

苗箱をセットし  床土→水やり→種まき→覆土  の順で一連の工程を流れ作業で行います。

農業教員指導のもと土や種、流れを説明し準備していきます。(生徒役は誰かな?)

機械を止めないよう各自の役割を十分に理解し苗箱を流していきます。

最初は機械の動きに戸惑っていましたが慣れるとスムーズに行えます。

苗箱が完成すると次は前回準備した苗代(なわしろ:苗を育てる所)に運び、センターに綱を張って基準を決め並べていきます。

箱の扱いに気を付けながら丁寧に並べていきます。

並べた後は温度を確保するためトンネルを設置します。

支柱でアーチを作り、白色のトンネルを掛け保温していきます。

トンネル完成後は実際に水を流し、管理していきます。

苗箱の腰ぐらいの高さまで水が来るよう調整しそれ以上の水は外へ流れるよう調整します。

今後は、温度と水切らさないよう天候に合わせて管理していきます。

※実習後は『農業高校レストラン』さんのお弁当で昼食をしました。

各校や地域の食材を生かした献立で、皆さんおいしくいただきました!

 

いちご!!

園芸科学科では「農業と環境」の授業の中でイチゴの学習、栽培を行っています。1年間かけて管理したイチゴがとうとう実りました。登校日に来た2年生に収穫をしてもらい、家庭に持ち帰り試食をしてもらいました。ほかにもトマト、白菜、トウモロコシも栽培しました。どれも自分で手をかけた作物はまた違った味のようでした。

01号牛に分娩徴候が・・・。

01号牛に分娩徴候(ぶんべんちょうこう)が見られます。分娩予定日は、5月27日なんですが・・・。

黒毛和種を人工授精で種付けしています。この場合一般的には、分娩が遅れるのですが、連休前の牛の状態と比べると明らかに分娩が早まりそうです。

分娩が近づいたことを見わけるポイントは、

①尾根部(びこんぶ)の付け根のじん帯が緩む。

②外陰部(がいいんぶ)が緩み粘液が出始める。

③乳房が張ってくる。

④平熱より体温が0.5~1.0℃低下する。

この4点がそろうと分娩がいよいよ間近!ということになります。

分娩室に空きがありません。

みなさんこんにちは。畜産科学科中家畜部です。

生まれた子豚も今日で19日目です。だいぶ大きくなりましたが、母豚と一緒に居られるのもあと1週間程となり、5月14日には離乳の予定です。

写真を見るとわかると思いますが、子豚の耳に番号札(耳標)がついています。背中の番号はすぐ消えてしまうので、少し痛みを伴いますが個体管理をするうえで大切な作業となります。

あと、母豚の45号が分娩室に入りました。分娩予定日は5月14日(金)です。この豚は初めての分娩(初産)になります。トラブルがないようにしっかり管理をしていきます。さてここで問題です。分娩がいよいよ始まるサインとして、いくつかの兆候がありますが、それはどんなことですか。

前回の答え→繁殖豚の適温(室温)は約18℃(15~22℃)

農業科学科(起業専攻)

ゴールデンウイークが明けて、ほ場の様子を見に行くとリーフレタス(播種日:4月21日)が発芽にばらつきがあるものの順調に成長していました。

3号ハウスの畝をトラクタで耕うんをした後、歩行用トラクタ(一般に耕うん機または管理機と呼ぶ)でうね立てを行いました。

3号ハウスにはリーフレタスのほかオクラコマツナインゲンを栽培する予定です。

農業科学科 2年生 「選択作物」 ジャガイモ4品種の様子

本日5月7日(月)のジャガイモ4品種の様子です。

インカルージュ以外の3品種は花がつき始めました。上から順に男爵薯、アンデス赤、メークインの蕾です。一般に、地上部の「着蕾」(ちゃくらい)が始まると、地下部では「塊茎」(かいけい=いも)の形成が始まるといわれます。

農業科学科 1年生 「農業と環境」 スイートコーンの様子

4月30日(木)に始まった「出芽」から、本日5月7日(月)までのスイートコーンの様子を写真で追ってみましょう。

上から順に4月30日(木)幼葉しょう出芽、5月1日(金)第1葉展開はじめ、5月5日(火)第2葉展開、5月7日(木)第3葉展開 と生育が進んでいます。ここまでは種子の胚乳の養分で成長しますが、第3葉~第4葉が展開する頃から徐々に自分自身の根で土から養分を吸収する成長に変わります。この時期を「離乳期 」(りにゅうき)といいます。人間の赤ちゃんに歯が生えてくるのと似てますね。