農業土木科3年 新たに基準点を設けよう

現在、校内(4棟農場職員室南側)に測量の基準点が2箇所あります。今回、その基準点から約300メートル離れた場所にある測量実習場付近へ、新たな基準点を設けることになりました。方法は、水準測量という高低差を求めることができる測量により、既存の基準点から新点までを往復観測し、誤差の小さい測量ができた班のデーターをいくつか抽出し、新点の数値を求めていきます。とてもシンプルな方法ですが3年生にとっては久々の水準測量です。2人1組になり、1年生の時に習ったことを思い出しながらの作業に少々時間もかかりましたが、最後まで頑張って測量していきました。計測後は得られた数値を計算します。1回目の測量では誤差3ミリ以内に収めることができたのは残念ながら5班中1班のみ。次回の測量ではより実用的な数値が出るよう期待しています!!!

農業土木科 農業クラブ全国大会で最優秀賞をめざして!!

10月25日から農業クラブの全国大会が熊本県で開催されます。農業土木科より、平板測量競技の部に3年生の宇野さん、関藤さん、竹村さん、鑑定競技の部に3年生の渡邉さんが出場します。平板測量競技に出場する3人は最優秀賞をめざして日々練習に励んでいます。細かい動きまで意識しながら、より正確な測量ができるようにひとつひとつ確認しながら練習しています。このメンバーで挑む最後の挑戦が最高の形で終われるよう、最後まで全力で頑張って欲しいです。

こちらは鑑定競技に出場する3年生の渡邉さんです。自分の進路決定に向けて勉強を頑張る傍ら、鑑定競技の勉強にも励んでいます。今頑張って挑戦している日々は、必ず将来の糧になると思います。がんばってください!!

園芸科学科ニュース

園芸科学科三年生の課題研究の様子を紹介します!

草花専攻🌹

草花専攻室では、キャンドル作りを課題研究のテーマにしている専攻生が作業をしていました。前回製作したキャンドルの芯は細くて短かったため、既存のキャンドルからロウの芯を抜き取り、芯を麻紐に変える作業をしていました🕯(写真左)。前回製作したキャンドルを容器ごと鍋ごと入れ、溶かして再利用します(写真真ん中)。

同じく草花専攻室では、鉢を制作している専攻生が完成した鉢を型から取り出していました。色もきれいに出ていて、形もきれいに出来ていました。完成した鉢に植物を入れるのが楽しみですね!(写真右)

セラピー専攻🌿

セラピー専攻室の外では、ブロッコリーを9月下旬に植えるためにポットに土を入れて準備をしています🥦。ブロッコリーの苗はすでに順調に成長しているため収穫できる11月下旬まで待ちきれませんね><。作業をしている専攻生はとても真面目にテキパキと取り組んでいました!

果樹専攻🍇

ブドウのガラス温室では課題研究でシャインマスカットの糖度向上をテーマにしている専攻生が作業をしていました。収穫予定は9月下旬ですが、ブドウにかけている袋を収穫二週間前に外す区と外さない区に分けて収穫までの二週間の間の外観や糖度に違いが見られるのか調査していました。袋を外したシャインマスカットは実もしっかりと付いていてとても美味しそうです!校内販売の際にはぜひ購入して食べてみたいですね!

写真・文 3H鳴本

梨の収穫をしました

この日は、3年生の果樹専攻生が梨の収穫を行いました。果樹園では「豊水」と「幸水」という品種の梨の木が2本ずつあります。どちらも皮の色が薄茶色っぽい色になる赤梨の一種で、日本各地で多く栽培が行われているメジャーな品種です。収穫用コンテナ10ケースほどの量を収穫しました。作業場に持ち帰った梨は、袋から丁寧に取り出し、傷や痛みなどをチェックします。その後重さを測って大きさごとに仕分けしました。専攻生が試食したところ、果肉は瑞々しく糖度も十分でとても美味しかったです。仕分けした状態の良い梨は来週から校内で販売する予定です。また、大きな傷や傷みのある梨は、ドライフルーツ等に加工する予定です。

園芸科学科ニュース

課題研究の授業も2学期となり、専攻によってはパソコンを使って研究をまとめているところもでてきました。今やっている研究の内容は、高農祭での学科展示会場に全員がまとめを掲示する予定です。

今日は草花専攻の課題研究の様子を紹介します!

3年園芸科学科の教室前では課題研究で中庭に通路を作っている専攻生が作業をしていました(写真左)。足の踏み場とし設置している石の隙間には雑草が生えないようにコンクリートを流し入れ、その上に玉砂利を敷き見栄えを良くしています。工夫として畜光石を道なりに沿って置き、夜遅い時間でも見て楽しめるようになっています!課題研究の授業後は園芸科学科の教室から見える通路が、作業が進んでいるのが感じられてとてもいいです(写真真ん中)。アーチに巻き付けている植物も春からしっかりと成長して順調に大きくなっています✿。また同時に、中庭にはチェリーセイジを植えつけ、中庭の美化を目指しています(写真右)。チェリーセイジは成長するとボリュームが出て、現在平地である中庭も自然豊かな感じにすることができます!順調に完成に近づいています。

写真・文 3H鳴本

園芸科学科ニュース

三年生の課題研究と実習中の様子を紹介します!

セラピー専攻🌿

セラピー専攻室の外では何人かの専攻生が収穫したピーマン、ししとう、ナスを水で1つ1つ丁寧に洗っていました。この野菜たちは水洗いが終わったら袋詰めされ、放課後に校内で販売されたり、スーパー等に出荷されます。旬である野菜たちをいい状態のままたくさん収穫することができました!(写真左)。

ガラス温室前では課題研究でメロンをテーマにしていた専攻生が、メロンの水耕栽培で使用していた発泡スチロールを洗っていました(写真右)。温室内にはすでにメロンは1つもなく、全て出荷されていました。今年収穫されたメロンは糖度が高く、形もいいものが多かったようです🍈。

草花専攻🌹

草花専攻室では、課題研究で鉢を制作しているグループが作業を行っていました。今回はセメントを使用しての制作です。手順としてはセメントに水を入れ、絵の具で色を付けてダマが残らないようによく混ぜ、型に入れます。水分が少なすぎると固くて型に流し入れにくいため、水量の調節が大事なようでした。流し入れる型は様々な形のシリコン型です。色や型に気を使うことで視覚的に楽しめる鉢を目指しています!

果樹専攻🍇

ブドウ(高妻)の調査をしている専攻生が、収穫したブドウの重さや大き、皮の色などを果樹専攻室で調べていました。課題研究に使うデータをとるため、一房ずつ丁寧に作業をしていました。収穫した高妻は粒がとても大きく重さも一房800グラムほどあり、すごいボリューム感がありました。しかし、皮の色は黒色に近いものから赤色に近いものまで様々で、房によって違いがありました。この日収穫したブドウは1パック500円で校内で販売され、用意した25パックは10分もしないうちに完売となったようです🍇。

写真・文 3H 鳴本

農業土木科2年 UAV(ドローン)の飛行訓練

2学期がはじまり、農業土木科2年生はUAVの飛行訓練がスタートしました。1学期はUAVについての概論や法律について学び、今回待ちに待った実技の実習です。生徒たちもUAVを扱うのは初めてということもあり、とても慎重に操縦していました。この日は少しですが風があり、それでも影響を受けやすいのがUAV、操縦に苦労しながら順番に基本的な操作方法を覚えていきました。離陸から着陸までをやり終えるとホッとした様子の表情、みんな楽しみながら真剣に実習できました。

ブドウの収穫始まりました

本校の平山果樹園では、ピオーネ、高妻、ベリーAといった黒色の品種のブドウを栽培しており、8月下旬から収穫期を迎えます。この週は果樹専攻の2,3年生がベリーAの収穫作業を行いました。ベリーAは植物ホルモンを処理すれば種無しブドウにできますが、本校ではホルモン処理は行わず、ジュース向けの加工用ブドウとして栽培しています。収穫したブドウは、袋から取り出して、傷や汚れのある果粒を取り除いた後にコンテナケースに詰めて計量して出荷されます。
収穫したブドウはどれも色合いもよく、糖度も16〜20度程で十分な甘みがありました。実習の最後には専攻生で試食を行い、今年のブドウの出来を確認しました。来週からは高妻やピオーネの収穫も始まり、パック詰めして校内販売や近所のスーパー等に出荷する予定です。

農業土木科 測量競技岡山県大会 水準・セオドライトの部

7月27日(木)に本校にて農業クラブ 測量競技岡山県大会が、平板に続き、水準・セオドライトの部が開催されました。水準測量は全体で10チームのエントリーがある中で、本校より2チームが出場。セオドライト測量では全体で8チームのエントリーがある中で、本校より2チームが出場しました。とても暑い中で行われた測量競技大会でしたが、どのチームも集中力を切らすことなく最後までやりきることができました。結果はセオドライトの部で2年生チームが優秀賞を頂きました。1年生チームは残念ながら賞に入ることは出来ませんでしたが、練習のときよりも良いタイムで測量をすることが出来ました。来年に向け、また頑張っていきたいと思います。

モモの収穫をしました

この日は2年生の果樹専攻生12名がモモの収穫を行いました。品種は清水白桃という岡山県の代表的なモモ品種です。モモの木が老木化により年々収穫量が少なくなってきていることもあり、約300玉を収穫しました。ほとんどの人が初めてのモモの収穫ということで、最初に説明をうけて収穫を開始しました。前々日に3年生が初収穫していたこともあり、熟れ具合を確認する必要がなく残った全てのモモを収穫しました。モモは熟すと果肉が柔らかくなりすぐに傷がついたり、傷んだりするため慎重に作業を行いました。

収穫したモモは作業場所で袋から出して状態を確認します。その後秤で重さを計測して重さごとに分けて大きさを揃えます。その後はモモに果実を保護する緩衝材を装着して、パックや箱に詰めます。モモの数は少なかったですが、モモの収穫作業をしっかりとマスターできたと思います。この後モモは校内で販売し、どちらも無事完売しました。