3年生教室前に花壇が出現

校内の花壇装飾のデザインを草花専攻3年生がコンペによって決定し、植栽実習で施工しました。今年度第一回目のデザインコンペということもあり、専攻生は試行錯誤しながらも思い思いのデザインを作成し、発表しました。デザインだけでなく、そのデザインを実際に施工するために必要な花の種類や数、色なども考える必要があり、良い経験になったようです。

専攻生13名からデザインの説明があり、投票の結果、上記のデザインが採用となりました。デザインが決定したら、必要な花苗の数や色を準備して施工です。施工場所の整備からはじめ、デザインを確認しながら花苗の仮置き、定植を行いました。およそ3時間ほどでかわいいデザインの花壇が3年生の教室前に出現しました。周囲の生徒からも好評のようです。

農業土木科 近畿測量専門学校による測量講習会がありました

12月20日、21日の2日間、近畿測量専門学校の先生が来校し、農業土木科の生徒対象に測量講習会をしてくださいました。

1年生はトータルステーションについて学び、実際に投げたボールの距離を対辺観測を利用し測定する実習を行いました。2年生はGNSS測量機を用いた観測実習でRTK法による観測で、校内にある基準点を基にしていろいろな位置を求めてみました。3年生は電子レベルによる精密水準測量について学び、実際にハウスの周りを測定する実習を行いました。

昨年はコロナの影響でこの講習会が開催されませんでした。今年は無事に開催でき普段見ることのできない測量機器に触れられ、生徒にとってはとても貴重な体験をすることができました。また近畿測量専門学校の学生で、高農の農業土木科の卒業生も来てくれていました。生徒にとっては進路を考えるうえでとても参考になったのではないでしょうか。

近畿測量専門学校の先生、生徒さん、2日間ありがとうございました!!!

農業土木科 コンクリート打設実習

畜産施設前の舗装路補修工事をしました。

補修前はコンクリートが割れ、トラックや農耕車が通る時にとても危険な状態で、その修繕を農業土木科に依頼がありました。割れたコンクリートを剥がし、エキスパンショーメタルを入れて補強し、再びコンクリートを入れました。生コン車が来ることはそんなに多くないので貴重な実習となりました。

キレイになったので、畜産科学科の皆さんはこれで安心して、安全に実習に取り組めることでしょう!!!

農業土木科では校内の修繕を行うこともあります。生徒のみんながより良く生活できるように改善したりもします。校内を散策してみると先輩たちが築いた場所がいたるところにあります。これからも農業土木科は頑張ります!!!

Japan High School Cow Contest (コンテスト用動画を撮影しました!)

12月 先生方が走り回るほど忙しいといわれる師走

ベリーナイス バロン スタウト(経産牛)

チーフ グレース メロス(未経産牛)

畿、中国、四国方の高等学校に飼育されている未経産牛、経産牛のコンテストが開催されました。これは、(株)野澤組畜産部が主催して行われるもので、今回は動画によるコンテストとなりました。

本校からは、07号経産牛タカノウ ベリーナイス バロン スタウトと未経産牛タカノウ チーフ グレース メロスを出品しました。

牛洗、リーディング、毛刈り、乳房調整などしっかりしてから、正面、横見、後望、歩様など動画撮影をし、1分間に編集しました。リードマンは3Zの竹村芙佳さんです。

この動画は、カナダ認定審査員のマイク・ウエスト氏(カナダSemex Alliance社サイアー アナリスト)にジャッジしてもらいます。結果は2022年1月中旬頃に生配信され、(株)野澤組SNS、HPにアップされますのでお楽しみに!

農業土木科2年 土地家屋調査士の仕事について

12月16日(木)農業土木科2年生を対象に、社会人講師として岡山県土地家屋調査士会の方々8名にお越しいただき、土地家屋調査士の仕事について教えていただきました。

あまり聞き馴染みのない仕事ですが土地家屋調査士とは、地図に沿って正確に測量や調査を行い、土地の境界をはっきりさせ登録するのが主な役割です。

実際に外へ出て学校周辺の境界点を探したりしました。普段何気なく歩く道にも、様々な印があり、そこでの生活のために工夫して建てられた建物があることなど、知らないことがたくさんありました。また資格を取るためのアドバイスや、実際にお仕事をされての経験談についても教えて下さいました。

高農の卒業生の方も来られており、生徒にとってはとても身近に感じることができたのではないでしょうか?今日のお話が聞けたことは、将来の選択肢の一つになることでしょう。岡山県土地家屋調査士会の皆様、ありがとうございました!!!

 

日本畜産(株)より来ていただきました 番外編「教室に何かいる」

広島県福山市の日本畜産(株)より社会人講師として2名来ていただきました。そのうちお一人は本校、畜産科学科中家畜(養豚)の卒業生です。

動画で養豚場の様子を見学しながら管理や経営についての話をお聞きしました。生徒たちもメモを取りながら貴重な話に耳を傾けていました。

動画の最後に教室にいたある物に注目してみました。

指導教諭の公開授業を行いました!

【校長室便りR3-29】11月30日(火)、Web会議システムを用いた指導教諭の公開授業を行い、県下の農業高校の先生方がオンラインで参観して研修を行いました。

この日、授業公開を行ったのは、畜産科学科2年生の「動物バイオテクノロジー」(指導教諭:藤井 徹先生)の授業で、テーマは『解剖実験による、ブタの腎臓の機能の観察』です。

使用したブタの腎臓は、事前に岡山県食肉センターから入手したもので、藤井先生の説明を聞いた後、白手袋をはめていよいよ解剖実験。生徒たちは、つまようじで目印をつけながら、「腎動脈」「腎静脈」「輸尿管」を見極めながら観察していました。

次に、注射器とガラス管・ゴム管を使い、墨汁を薄めた液を「腎動脈」にゆっくりと注入すると、腎臓の中の動脈を墨汁が通っていくのを確認することができました。「皮質」と「髄質」の違いについて説明を受け、「なるほど」とうなずく生徒たち。最後は、「皮質」を薄く切り取って、顕微鏡で観察しました。

先生方の協力により、ビデオカメラで授業風景をWeb配信。私も一部、校長室から授業参観させていただきました。

生徒たちの専門学習に対する目の輝きと、自分たちで確認しながら学ぶ「リアルの学び」の様子に感動しました。

乳牛の手搾りやってみた!!

みなさんこんちは、畜産科学科大家畜(牛)です

今日は牛舎での搾乳の様子です。毎日早朝と夕方、1日2回搾乳は行いますがその際牛乳に異常がないかの確認に手で数回絞ります。異常がなければその後機械で搾乳します機械は人が乳頭に取り付けますが、その後は牛乳が出なくなると自動で離脱され柵も開いて牛は自分で出てゆきます。すごいですね、せいとも慣れた手付きで作業をこなしています

ブドウジャムづくり

果樹専攻では収穫した様々な果実のうち、出荷できない果実を加工用として貯蔵しておき、ジャム等に加工して利用しています。この日は、ピオーネを使ったジャム作りを専攻生で行いました。作り方は簡単で、房から外したブドウを水洗いし、鍋に入れて砂糖を加えて煮詰めるだけです。専攻生にとってブドウジャムは珍しいようで、それぞれ持参した瓶に詰めて持ち帰って試食しました。

まだまだトマトの収穫

「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるトマト。農業科学科野菜専攻では寒くなりましたが、加温した水耕栽培のハウス内でまだまだ収穫中です。

ミニトマト、中玉トマト、大玉トマト 実習でひとつひとつ丁寧に袋詰めします。