もうすぐ年度末です。今年度もコロナで大変でしたが、生徒たちは動物管理、分娩看護、加工品の製造実習、オープンスクール、1年間取り組んだ課題研究、そしてその研究発表会と多くのことに取り組んでくれました。
今回はそんな生徒たちが頑張った場面を集めて一つの動画にまとめてみました。
もうすぐ年度末です。今年度もコロナで大変でしたが、生徒たちは動物管理、分娩看護、加工品の製造実習、オープンスクール、1年間取り組んだ課題研究、そしてその研究発表会と多くのことに取り組んでくれました。
今回はそんな生徒たちが頑張った場面を集めて一つの動画にまとめてみました。
1年生が3学期に入りUAV(ドローン)の操縦操作を練習する実習を行いました。

本日は2回目のUAV操縦実習で、その様子をRSK山陽放送の笑味ちゃん天気予報で取り上げられることになり撮影用カメラが回る中で実習を行いました。
前回実践した基本操作を思い出しながら慎重に操縦していきます。本日の練習メニューは機体を目線まで上げ、エルロン(左右の移動)とピルエット(左右の旋回)をマスターし、機体を対面にしたまま平面移動をしました。みんな慎重に操作することができていました。




UAVはこれから私達にとって、もっと身近なものになってくるでしょう。今からしっかりと操縦方法やUAVについての法令等もしっかり学んでいきたいと思います。
今日の様子は2月21日(月)の18:50より、RSK山陽放送の笑味ちゃん天気予報で放送されます。ぜひご視聴ください!!!

令和4年2月7日(月)3,4限「草花」の授業
社会人講師をお招きして園芸科学科2年生を対象に、コサージュ・リボン作り講習会を開催しました。
講師は平成28年度園芸科学科卒業生で花屋勤務の山口さんです。
今回の講習では主に卒業式に使用するコサージュ作りの事前学習としてデンドロビウム・ファレノプシスやカスミソウなどを花材に使用して、テーピング方法やワイヤリング方法を学習しました。



今後は3月1日の卒業式に向けて、今日学んだ内容を生かして卒業生がつけるコサージュを250個程度園芸科学科2年生が制作する予定です。きれいなコサージュを作って卒業式に花を添えたいと思います。
先日、豚舎の防鳥ネットの補修しているとミニブタがやって来て何かしたそうな様子、生徒の長靴をつついて私もやりたいアピール?をしていました。気持ちは嬉しいけれどあたなには無理なんですよと思いながら見ていました。
ミニブタも体は小さいけれどれっきとした豚、他の豚と同じように好奇心旺盛です。学校の豚は生徒が優しく接するので人間をあまり怖がりません、逆に近づいてきて作業のじゃまになるようです。
令和4年2月2日(水)農業科学科1年生【総合実習】
水耕トマトの秋作が終わり、ベッドに残った根を片付けました。
洗浄、消毒後に夏作に向けて、桃太郎ファイトという品種を播種しました。
800粒播種後、キレイになったベッドに並べました。

【校長室便りR3-31】1月も今日で終わり。3年生も最後の定期考査である卒業考査が終わりました。3年生の皆さんの『高農での1058日』も残り1月足らずとなりました。皆さんが入学した時、私は「高農は社会で通用する大人になる、人間力を高める場所である」とお話しました。さて皆さん、卒業を前に振り返ってみて、どうですか?成長を実感できているでしょうか?

卒業考査を前に、各学科毎に「研究発表会」が開催され、私も全部ではありませんでしたがそれぞれ拝見させていただきました。どの学科の発表会もコロナ禍の中でそれぞれに工夫され、下級生が進行役となってサポートし、3年生は緊張しながらも自分たちが取り組んできた研究成果について、限られた時間内で手際よく発表してくれていました。










3年生の皆さんの発表を聞いて感じたのは、この一年間、本当に「自分で考える」ということによく取り組んでくれている、そしてそれはとても大切なことだと感じました。
課題の設定時には仮説を立てて考え、研究の実践の中では実験や調査の方法について工夫し、またその結果を自分で分析して考え、さらには周囲へのアンケートや専門家等の意見を聞いて自分の考えをまとめる、最後にはその結果から次なる課題や新たな仮説を見出してくれていました。これこそが「社会での学び」であり、「課題研究」の成果、皆さんが身に付けた「学ぶ力」だと思います。






1・2年生の皆さんからも多くの質問が出され、またノートを取りながら真剣に学ぶ姿からは、「次は私たちだ!」という意気込みも感じられました。

皆さんは、高農で学んだ国語や数学や英語や理科や社会や体育や芸術など、その全ての学びが元になり、その応用力としてこの「課題研究」で「学ぶ力」を身に付けました。皆さんが社会に出て、働いたり、何かの役割を担ったりすると、そこには何かを解決したり、改善したり、新しい方法を考え出したり、何かを創造していかなければならない場面が必ずあります。そんな時に、皆さんがこの「課題研究」で身に付けた「学ぶ力」が発揮されるのです。
大丈夫です! 皆さんは確かに成長してくれています!
これからも自分で、前向きに学び続けてほしいと願っています。
令和4年1月21日(金)
畜産科学科研究発表会の2日目が昨日に引き続き行われました。
2日目午前中は『大家畜」専攻生の発表で、講師に岡山県農林水産部畜産課から森分哲彦先生・石川晶子先生にお越しいただいて行いました。専攻生10名が、乳牛の飼育や仔牛の飼育・搾乳や乳房炎・環境問題についての研究などについて発表しました。

発表後には、森分哲彦先生からの指導講評を頂きました。
2日目午後には、岡山家畜保健衛生所から田中成枝先生をお招きして、『小家畜』専攻生の発表が行われました。6名の専攻生が、ニワトリの飼育管理や高品質の卵を生産する方法・ストレス軽減についての研究等について発表しました。

最後に、岡山家畜保健衛生所の田中成枝先生から指導講評と講演をいただきました。
畜産科学科3年生38名が、各専攻毎に1人1題の研究テーマで計38題の発表が2日間にわたって行われました。1年生や2年生からも熱心な質問が会場だけでなくオンラインでも行われ、有意義な発表会となりました。発表会終了後には、2年生は、自分自身がこれから取り組む「課題研究」の題材について検討をはじめ、1年生は、決まったばかりの自分自身の専攻学習について意欲を高めていました。
講師の先生方からは、「非常に面白い研究だ」、「高校生がこんな取り組みをしているとは驚いた」といった講評もいただきました。参加した皆さん、お疲れさまでした。これからも頑張りましょう。
令和4年1月20日
『畜産科学科研究発表会』を行いました。これは、3年生が3年間の専門学習の総仕上げとして「課題研究」で取り組んだ内容を発表するものです。7分間の発表の後に4分間の質疑応答を行います。また、指導助言者として、各分野の専門の先生にお越しいただいて助言をいただきます。
今年度も感染症予防の観点から、会場での人数を制限して、オンライン視聴も併用して実施しました。
初日となる1月20日午前中に「実験動物」専攻生が発表を行いました。指導助言者には、川崎医科大学から三上崇徳先生・枝廣有希先生にお越しいただきました。ウサギ・ヤギ・マウス・ハムスター・二ホンミツバチ・デグー・ヒツジなど、各種動物での実験結果を14名の専攻生が発表しました。
すべての発表後には、講師の先生からの講評と講演をいただきました。

午後からは、「中家畜」専攻生による発表を行いました。指導助言者として、岡山県農林水産総合センター畜産研究所から佐々木真也先生にお越しいただき8名の専攻生が発表しました。肥育豚や子豚の飼育に関する研究から豚舎の修繕や豚肉加工品や豚の魅力を広く知ってもらうためのポスター作製に取り組んだ研究もありました。

発表後には佐々木先生からの指導講評を頂きました。
活発な質疑応答も行われ、とても有意義な1日目となりました。
2学期から測量実習場の整備をしています!
ここはもともと高農の牧草地でした。そこへ4年前に測量実習場が作られました。農業土木科の先輩たちが、たくさんの土を運び、均し、石を拾い、整地し出来上がった場所です。そのおかげで今の生徒たちは広い場所で実習に打ち込むことができ、また測量競技大会などの練習もしっかりでき良い成績を収めることが出来ています。
ずっと使ってきた実習場は、時間と共に地面はどうしても均等では無くなり、水たまりが出来てきます。今回は、土を入れて快適な測量実習場になるようみんなで整備しています。ドローン測量で高低差を調べ、どこに土を入れるべきか最新の技術も駆使し、力を合わせ土を入れていきます!!!
先輩から引き継いだこの測量実習場はこれからも大切に守り、育てていきます!





1月21日(金)に3年生が各専攻で取り組んできた成果をまとめ発表しました。
測量・施工専攻
『UAVを活用した測量実習』〜スマート農業への挑戦〜
『購買前バリアフリー化工事』


環境専攻
『想定外の自然災害に備える高農防災基礎調査』
〜SDGsターゲット13へのアクション〜

測量・設計専攻
『究極の設計を追い求めて』〜橋梁模型制作コンテストへの挑戦3〜

研究発表を聞いて1年生は専攻内容を知るきっかけとなり、これを参考に来年度から自分がどの専攻を選択するか決めていきます。2年生は先輩たちの研究成果を聞いて自分たちがどんな研究をしていくか、どんなことができるのか、考えを膨らませます。
今回発表に臨んだ3年生は、課題研究で頑張ってきた成果をしっかりと発表することができました。一生懸命、後輩に伝えようとする姿勢は3年間の成長を感じることができました。また質疑応答でもしっかりと対応できており、後輩たちの良き手本となったと思います。残された高校生活は本当に少なくなりました。最後まで悔いなく全力で頑張って欲しいと思います。